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薬草栽培してます

「イグイストさま?」

「マーゴでいいよ」

マーゴはテーブルにたくさん置いてある薬草を眺めて

白に青のマーブル模様の葉をもつ薬草、オモイ草を手に取った


「えっと、、マーゴ様」


「うん この薬草は栽培が難儀なんだが、

ヒューバの領地では栽培してただろうか?」

さすがマーゴ様、するどい

会ったのはたぶんはじめてだけど

話しに聞くと父の学友だったとか

まだ公爵を受け継いではないらしいけど

するどい観点をお持ちの方だって兄様が話してるのは聞いたことがある



オモイ草は年中氷で覆われた寒い地域でのみ生息できる薬草で春夏秋冬の季節が巡る気候が良いヒューバ領地ではとてもじゃないけど育たない

もしできるとしても育つ環境をつくるのには基本氷魔法が必要、それにそれを維持する能力も必要なのだ


さて何て説明しようかな

授業の前に隠しておくつもりだったのに

一番にそれに気づくなんて目敏いなぁ


まさか成長魔法と氷魔法で栽培したって正直に言う?

5歳児が!

しかも今日の特別講師がマーゴ様って聞いてない

いや、知ってるよ

マーゴ様が回復魔法と成長魔法の研究者で私が読んだ本の筆者ってこと


でもでも誰が魔法騎士団の第一の団長がわざわざここまで来るって思うのよ

あ!先生で来たのではない?

魔法省の所長の母に会いに来ただけ?



「ん?オモイ草だよな?」

さらに葉をまじまじとみて頭を傾げて触れている

というより、擦ってる


「、、は、い、オモイ草です」

「なるほど、思った以上の収穫だな来た甲斐がある」

あっこれ確実にわたし案件だな


「葉の青の部分に数枚だが所々銀色が混じっている これは見たことがない! それに鑑定してみるとこれまた驚くほど高密度な成分の蜜がある これをポーション生成に使うとたぶんすごいポーションができる」

マーゴは徐々に興奮度をあげている


鑑定魔法もできるんかい!

しかも語文力ないよ研究本だしてるのになんかすごいポーションができるってことしか伝わんないよ


「えっと、ですね、このオモイ草は

「さすがだな じっくり栽培方法を聞こうか」

食い気味に言葉かぶせてきたよ

逃れられるもんじゃなかった


ユアナは諦めてオモイ草の栽培について話すことにした



生成魔法→成長魔法に変えてます


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