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1-8MP切れってあんの?

 簡単に熊肉の昼食を摂り作業再開だ。

 二階に一つと一回に一つトイレを作った。

 下水の配管を作っていき、地下に浄水タンクを作った。

 其処にスライムを入れれば良いはずなのだが。

 浄水タンクを二段階位にして、その後小川に戻す様に流れを作る。

 上手くいくといいが。

 キッチンにも同様に水道を這わせる。

 同じように浄水タンクに流れる様にした時、ふと気づいた。

 スライムって生ごみも食べてくれるんじゃね?

 そしたらキッチンから浄水タンクに直接送り込めるように、ダストシュートを作ればごみ問題が無くなるよね。

 一応、計画に入れておいて、後は実験で上手くいけば実装しよう。

 水回りで残っている風呂に掛る。

 ある程度は広い方が良いよね。

 最低でも足を延ばして入れる位の大きさ。

 うん、結局座れば五人程度が余裕で入れるくらいになってしまった。

 風呂場の敷地を大きめにとっておいて良かったな。

 問題なのは、貯水タンクの大きさから言って大きすぎる位だろうか。

 せっかく貯めた貯水タンクがすぐ無くなるのは悲しいので、後で容量を増やしておこう。

 タイルっぽくしてみたが、この床だと滑りそうだ。

 後ですのこでも作って置いておこう。釘は無いから組む感じで。

 ああ、桶も必要なのか。

 罠用に作ったけど、結局使わなかった紐が有るからそれで桶作っちゃうか。

 シャワーもあれば良いけど、水のままってのもなぁ。

 風呂は魔法でもいいけど、薪か炭でも焚けるようにボイラー的な場所を作っておいた。

 風呂場で薪燃やすのも何なので外に作ったが、熱くなり過ぎたら水を入れれば良いと考えておこう。

 ああ、異世界ものに良くある石鹸も欲しいな。

 獣脂からも出来るんだっけ?熊の油取っとけばよかったかな。

 臭そうだけど。

 その辺は研究次第って事で。


 風呂の目途が立ったので、貯水タンクの容量を増やしに屋上に。

 風呂入れただけで貯水タンクが無くなるのは避けたいので、風呂三回分位な感じで大きさを変えておく。

 ついでに大きくなった分の水を補充する。

 なんとなく頭がずきっとした気がしたが、酷くなったら頭痛薬の出番だな。

 無くなったらどうするかな、魔法で治るだろうか。


 水回りが出来たので、次はベッド作ろう。

 ベッドっても木で組み上げる訳じゃなく、土魔法で形を整えて昨日使った植物の繊維を入れ、その上に熊の毛皮を被せるだけなんだけど。

 出来上がりを見て転がった感想は、うん、良い感じだ。

 今日はちゃんと寝れそう。

 安眠は健康の為にも重要だからな。


 後は、扉とか窓とか細々した所か。

 窓はともかく、扉は重要だな。

 大きめの木を切り倒し、一枚板で重厚な扉を作ってみる。

 うん、失敗だ。

 重厚って事は重いって事だよね、うん。

 開かない訳じゃ無いけど、結構な労力が必要になる。

 いいや、見せかけの扉にしておいて、勝手口を作ろう。

 で、普段はそっちから出入りする事にしとこ。

 勝手口は板を組み合わせ、軽い感じで出来たので普段はやっぱり此方から出入りしよう。


 後は窓だが、ガラス出来ないかな。

 ガラスの元が珪砂だったよな。白い砂。

 それを熱して溶かして板状にして、って他に何かを入れてた気がするけど。

 やってみるか。

 河原の砂を集め、熱していく。

 うわー、すげー熱い。何度位になってるんだろう。

 ドロドロに溶けたので、不純物と分離させる。

 魔法マジ便利。

 四角く平らに凹ました石の上に流し込んでみる。

 後は冷えるのを待つだけなんだが、このままじゃ割れそうじゃね?

 ガラス一つを採っても色んなノウハウが詰まってたりするんだよねー。

 普段の俺らはそんな事考えないけど。

 必要数だが、今の所十枚もあれば良いと思ってる。

 上手く冷えて固まってくれたのが五枚、割れたのは三枚か。

 割れたのは何が悪かったのかの検証をしないといかんな。

 上手くできたのは綺麗に透明だ。

 初めて作ってこれって天才ですかねと、自画自賛してみる。

 後で嵌めないとな。

 木枠を作って窓を開けれるようにしたいし。


 庭に作った作業台で作ってるんだが、頭痛が酷くなって来た。

 魔法を使う度にずきずきしてきてるって事は、もしかしてこれ魔力切れってやつかも?

 俺はその場で意識を失っていた。


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