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魔王の暇潰し  作者: 福神漬け
6/17

3人目…?

小さな村の消防施設だけでは、

燃え広がる炎を止めることは出来ない。

…頭の良い盗賊は皆、喜ぶのだが。




『…すみませんっ!もう少々お待ち下さい!』

アリア「なんだ?換金分の金が無いのか?」


よく見ると、その役場らしき建物に、怪我を負った人や、消防官の様な人が過剰に出入りしている。


セイフラント「換金は後にしよう。今は大変っぽいよ。」


民家の1つに、黒い煙が立っている。

火事だろうと判断出来るが、

部外者の2人は勝手に介入しない。

騒ぎをBGMにして、

呑気に裏路地でもうろついてみる。


ーすると、


『脱走指名手配犯、アリア・グローゼ

及びその協力犯、セイフラント・レイン』

『こんな所で会えてラッキー!仕事の手間が省けるなぁ!』


兵装をした2人。いや、少し上位な感じがする。

長身で熱意のありそうな男。

小柄でマスクをはめた男。

どちらも男。

恐らく敵で、しかも強い。

細い裏路地だからだろうか、圧迫感がすごい。


アリア(重力か…いや、狭いな…物質操作なら…)

「セイフラント!!」


セイフラント「分かってるよ!」

(と、言うものの…素性を知らない上、何をすべきか……)


『来ないならぁ…行くよー!』

小柄マスクが突っ込んでくる。


ーーガキィン!


金属器が打ち付ける音。

しかし、小柄マスクの刃を受け止めたのは

アリアでもセイフラントでもない。

ゴーグルをした知らない男だ。


???「へぇ…お前も能力、ここでは使えないんだぁ。」


小柄マスクはたじろぐ。図星なのだろう。


???「へぇ…右からくるよ、アリア。」

アリア「なっ!?…


ーーカーン!


咄嗟に剣で一撃を防いだ。

確かに右から、長身が剣を振るってきたのだ。


『モック…下がるぞ。3対2では分が悪い。殿(※1)も出てきた。』

『うぇー、行けるのにー!…』


2人の兵は、目を背けずに消えていった。

突然の出来事だったので、

アリア達は後追いをしない。


アリア「すまない、助かった。」

セイフラント「ありがとう誰かさん!」


見知らぬ男は答えた。

???「カンナ・クラウドだ。実は君たちに用があってね…」


いつの間にか、黒い煙は消えていた。

みなさんこんにちは

福神漬けです。

いやぁ、連載遅れちゃってごめんなさい!

私用がありましたので…

と、まぁ6話まで続いたのは

読者様々のお陰ですね。

これからもよろしくお願い致します!


※1…しんがり。新しい敵の事。

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