#2 教師の魅力
「大輝くん、辛そうな顔してどうしたの!? 」
「ちょっと、喧嘩を止めようとしたら被害にあいまして… 」
「良いからちょっと保健室の個室まで来て! 」
それから僕は、夢嫁と一緒に保健室の個室に移動していくと、いきなり僕の上の服を脱がしていく。
「夢嫁、いきなりどうしたの? 」
「蹴られたってことは、アザだらけになってるんじゃないかなって思って」
夢嫁の予想は、的中していた。
僕のお腹には、アザがいくつか出来ている。
「大輝くん、誰にされたの? 」
「喧嘩を止めようとしたら、松田さんに蹴られたんです」
「松田か… 今までは違うクラスだったから運良く被害にあわなかっただけかもしれないね」
「松田さんって悪い人なの? 」
「彼女は、4人で基本的に一緒に行動してるヤンキーグループの総長なんだよ」
「総長と言うのは… 」
「簡単にいうとリーダーみたいなものかな」
「そうだったんだ」
「大輝くん、これだとお風呂に入れないと思うから今からあたしがシャワールームで、洗ってあげる! 」
「大丈夫だよ。アザがあるくらいなら自分で洗えますから」
「ダメだよ。こう言う時は異性である女のあたしが、優しく洗わないとアザが悪化してしまう可能性が出てくるんだよ」
「夢嫁、まだ仕事あるんじゃないの? 」
「仕事なら大丈夫!生徒の悩みを聞いてて遅くなりましたって言っておけば、校長先生もそれなら仕方ないって思ってくれるから」
「でもそれだと裸のつきあいになるよ」
「あたしは、大輝くんとの裸のお付き合いなら大歓迎だから。ほら、早く全部脱いで! 」
そして僕が夢嫁の前で恥ずかしそうにしながら全裸になっていくと、夢嫁も僕の前で、堂々と脱いでいき、あっという間に猫の柄がついた下着一枚だけの姿になる。
「夢嫁、またおっぱい大きくなった? 」
「よく分かったわね。大きくなったよ!この前、新しいブラを買いに行って試着してみたら、Gが入りにくくて、Hになったの」
「そうなんだ!でも夢嫁は、どうして僕の事をそこまで気にかけてくれるの? 」
「それは、大輝くんの事が好きだからだよ!だって大輝くん、高校に入った時から大人しくて真面目で、でも誰かが困ってるのを見掛けたら助けてあげたりしてるでしょ? 」
「そりゃ、困ってる人を放っておけないからね」
「そう言う大輝くんを見てると、胸がドキッとしちゃって、教師として時には女として、大輝くんを支えてあげたいなって思うようになったの」
「そうだったんだ」
「だから2年の時の男女の身体についてのテストで、あまりにも大輝くんの点数が低かった時にあたしが全裸になって、ひとつひとつ説明してあげた時あったでしょ? 」
「うん。今のでもその事は、すごく覚えてるよ」
「あたしは、大輝くんに良い男になってほしいって思ったから恥ずかしかったけど、教えてあげたの」




