#30(FINAL Story)結婚しよう!
それは、違った角度から夢嫁の事を考えるようになり、僕と一緒になっても自分が働けるわけでも無ければ、幸せにしてあげられる保証がないと判断しているからである。
そして僕は、そう言った不安を抱えながらも職員室から出てくる夢嫁に話しかける。
「夢嫁、おつかれさま」
「ありがとう、大輝くん」
「話したいことがあるんだけど、少しだけ時間大丈夫かな? 」
「うん、大丈夫だよ。それじゃあたしの車の中で話してくれない? 」
「分かった。そうするね」
それから僕は、夢嫁と一緒に夢嫁の車の中に乗っていく。
すると夢嫁がこう言ってくれた。
「これで大丈夫だから話していいよ」
「実は、答えは少し前から決まってたんだけど、夢嫁の事を考えると僕が夢嫁を幸せにしてあげられる保証がないって思ったの」
「どうしてそんなことを思ったの? 」
「僕は、まだ高校生だから働きたいと思っているけど働けないからその分、夢嫁に負担を増やしてしまうんじゃないかなって思ったから」
「大輝くん、それは考えすぎ。それはあたしに任せておきなさい! 」
「夢嫁… 」
「それにあたしは、大輝くんのためならなんでも頑張れるから。それと一つ教えてあげる」
「なんでしょうか? 」
「女はね、愛する人のためならなんでも頑張れるのよ。その代わり男もその女をちゃんと愛してあげないとダメだけどね」
「そう言うものなんだね。それは分からなかったよ」
僕がそう言うと夢嫁は、明るい表情をしながら言った。
「最後にこれだけは教えてあげる。大輝くんは、すごく良い男だからこの先、いろんな女から好かれると思う。だけど大輝くんが、本当に一番その人のことが好きで、一番愛したい人と結婚しなさい」
「うん、分かった。教えてくれてありがとう」
「ううん。ぜんぜん良いよ」
「だけど夢嫁、僕は既に一番愛したい人がいるから言わせてもらうね。僕は、夢嫁の事が大好きです! 」
「大輝くん、それって… 」
「僕は、夢嫁が思うような立派な男ではありません。すぐえっちな事を考えてしまうし、頭もあまり良くないから覚えたことをすぐ忘れてしまうこともあります。でも夢嫁がこんな僕でも良いのなら僕は、夢嫁と一緒に東京に帰りたいし、夢嫁の授業をもっと受けたいです。だから僕と付き合ってください! 」
僕が気持ちを込めながら頭を下げていくと、夢嫁はこう言ってくれた。
「付き合うだけなんて我慢できない!あたしと結婚しよう! 」
「け、結婚? 」
「だってあたし、大輝くんとずっと一緒にいたいもん。もちろん正式な結婚は、大輝くんが高校を卒業してからだけど、同棲は今からでも出来るでしょ? 」
「夢嫁… 僕なんかと結婚で良いの? 」
「大輝くんじゃないとあたしダメだもん」
「もしかして夢嫁、この前の質問って強がっていたの? 」
「うん。強がっていたよ。本当は大丈夫なんかじゃないよ」
「夢嫁… 」
すると夢嫁が、涙を流し出しながら、車の中と言う事を忘れて上半身裸になっていき、可愛くて大きなおっぱいが露になる。
「大輝くんがいない世の中なんて考えられないし、あたしは大輝くんとえっちがしたい! 」
「僕も夢嫁とえっちしたい」
「でもあたしは、大輝くんの自由を奪いたくなかったし、37歳の女が18歳の男の前で、悲しい顔なんて出来ないから」
「夢嫁、年齢なんて気にしなくて良いんだよ。僕は、夢嫁が何歳になっても愛し続けるし、一緒の布団で毎日過ごしたいと思ってるから」
「それじゃあたしが、大輝くんにいっぱい甘えたり、えっちな事をしても嫌いにならない? 」
「ならないよ!僕は、夢嫁の全てを知りたいし、全てを愛したい! 」
「大輝くんにそんなこと言われたらあたし、すごく嬉しいよ。でもせっかく仲良くなった松田たちとあえなくなるけど… 」
「それでも僕は、構わないから夢嫁と一緒になりたい! 」
「大輝くんは、やっぱり良い男だよ! それじゃあたしをもらってくれるんだね? 」
「もちろんだよ!夢嫁、大好きだよ! 」
僕は、そう言ってから夢嫁を強く抱き締めていき、柔らかな唇に長めのキスをしていくと、すごく嬉しそうな表情をしてくれた。
「大輝くん、ここでえっちしない?もう下半身がえっちな感覚になってるの」
「夢嫁、それはまずいよ!他の人に見られたらどうするんだよ」
「それなら大丈夫!この車は、中から外の様子は見えるんだけど、外から中は見えない設計になってるから」
僕は、その作りを聞いて驚きながら返事する。
「夢嫁の車ってすごいんだね! 」
「まぁね!でも車の中で汚れちゃってもシャワーがないから、この続きはあたしの家でしよう! 」
「夢嫁、すごく可愛いよ」
僕がそう言うと夢嫁が、顔を真っ赤にしながらこう言ってくれた。
「大輝くんもすごくかっこいいよ! 」
「夢嫁… 」
「それじゃ今から服着る前にもう一度、あたしのおっぱいを見てくれない? 」
「もう十分見させてもらってるよ」
「あたしのおっぱいどう? またあれからちょっとだけ大きくしてみたんだけど… 」
「すごく魅力的で、いつまでも眺めておきたいくらいだよ」
「別に好きなだけ眺めてて良いんだからね」
「そうはいかないよ。夢嫁、これからもよろしくね」
「あたしのほうこそ、これから末長くよろしくね! 」
そして僕と夢嫁は、抱き合いながらお互いの唇にキスをしていくのであった。




