#28 大丈夫だよ!
「でも夢嫁だったら僕よりもっといい男がいたはずだけど… 」
「良いおっぱいしてるねとか今夜、お金出すからえっちしてとか、身体目的の人しか基本的にいなかったんだよ」
「それはおかしいよね!夢嫁と付き合ってみたいとか、夢嫁を守ってあげたくなったとか、そう言うのなら分かるけど」
「まぁ、普通に好きって言ってくれる人もいたのはいたんだよ。でもあたしが愛したい人ではなかったの」
「そうだったんだね」
「これは前にも話したことになるけど、大輝くんは物事をハッキリ言ってくる上にすごく優しくて、あたしが支えてあげたいって最初思ったの。それから気づいたら、大輝くんを愛したいって思うようになって、初めて裸のお付き合いをした時もえっちしてこなかったでしょ? 」
「そりゃ普通しないでしょ!僕たちは生徒と教師の関係なんだから」
「あたし、すぐにえっちな事をしてきたり見られたりする男は嫌いなの。だってそれって明らかに身体目的になるから」
「でも僕、今夢嫁のおっぱい見ちゃってるよ」
「それは良いんだよ。あたしが愛したいと思ってるんだから。女は、愛したい男の前では大胆になる上にえっちな事をされたいって思ってるんだから」
「僕が保健の授業で、男と女の身体についてで困ってた時に夢嫁が、急に全裸になってよく見なさいって言われた時は、驚いたけどね」
僕がそう言うと夢嫁が恥ずかしそうにしながらこう言ってきた。
「だってあの時からあたし、大輝くんのこと好きだったもん。だからそれならあたしが裸になって大輝くんに女について直接教えてあげた方が良いかなって思ったんだよ」
「夢嫁、一つ聞きたいんだけどもし僕と逢えなくなったらどうするの? 」
「正直、今はあまりそう言うことは考えたくないけど、あたし大丈夫だよ。別に泣かないし、落ち込んだりもしないから」
「えっ、どうして大丈夫なの? 」
「だってあたしは、教師だしもうすぐ37歳になる女だから」
しかしこの時、僕には夢嫁の顔が作り笑顔をしているようにみえたが、もし本当に大丈夫だったら失礼になるため普通に返事をすることにした。
「そうなんだ。やっぱり夢嫁はすごいな! 」
「なんであたしがすごいの? 」
「すごく大人らしさを感じたから」
「まぁ、一応こう見えても人生の先輩だからね。大輝くん、今から晩ご飯用意するんだけど、その前に大輝くんと長めのキスをしたいから舌出してくれない? 」
「夢嫁、もちろん良いよ! 」
「ありがとう! 」
そして僕がゆっくりと舌を出していくと、夢嫁も顔を真っ赤にしながら舌を出してきて、お互いの舌がほどよく絡み合っていく。
さらに夢嫁の唾液が、すごくセクシーさを感じる。
この時僕は、夢嫁とこのままえっちしたらどうなるだろうと思ってしまったのである。
そして夢嫁は、僕の頬と鼻まで舐めてくれたのだ。
「夢嫁、これ以上になるとすごく可笑しくなってしまうよ」
「あたしも可笑しくなりそうだよ」




