#14 もうダメっ!
「普段は、学校のトイレか、時間外なら木影でしたこともあるよ」
「莉乃、ここのプレハブ小屋って学校まで近いんだよね? 」
「木影の中にあるプレハブ小屋から、だいたい200メートルくらいかな」
「ありがとう、莉乃」
そして僕は、桜を抱き抱えていくと、さらに顔を真っ赤にしながら言ってきた。
「ちょっと大輝、急にどうしたの? 」
「今から学校のトイレまで行くよ」
「良いよ。うんちなら木影でするから」
「ダメだよ!木影だと誰かに桜のお尻を見られるかもしれない」
「それはそうだけど… 」
「それに桜もかわいい女の子なんだよ!だからかわいい女の子が、むやみに外でお尻を出したらダメ」
「ありがとう、大輝」
「良いよ!僕は、桜の笑顔が見たいからね。そうと決まれば、さっそくトイレまで出発だ! 」
そして僕は、桜を抱き抱えていきながら、学校のトイレまで急いで向かっていくと、桜がこう言った。
「大輝、うんちが出そうになってきたよ」
「もうちょっとだから頑張って! 」
「あっ、出そう」
そしてなんとか学校のトイレ付近までやってくる。
「桜、あとほんのすこしだからね」
「あっ、本当に出そう」
僕は、取り敢えず女子トイレの中に連れていくと2つのうち1つは鍵が閉まっており、和式の方が空いていたため中に入れていくと、桜が大きなおならをする。
「あっ、もうダメっ! 」
僕は、桜を両手で抱き抱えていたため、片手に柔らかくて生暖かいものを感じ出したため慌てて下ろしていく。
「桜、僕のせいでごめんね」
「なんで大輝が謝るの? 」
「僕が桜を学校のトイレに連れていこうって言い出したから… 」
「ううん、大輝は何も悪くない。私がうんちを我慢できなかったからだよ」
すると桜は、すごく悲しそうにしながら大粒の涙を流していく。
「僕のせいだよ! 」
「ううん。大輝は、私を一人の女として扱ってくれてるからこうしてくれたんでしょ? 」
「うん。そうだよ」
「だから大輝は、何も悪くないから。私が悪いんだよ。大輝、笑って良いんだよ! 」
「桜、僕は、絶対笑わないから! 」
「もう私は、うんこお漏らし女なんだよ。臭いが充満する前に大輝は早く逃げて! 」
「逃げないよ。それに桜はお漏らし女なんかじゃない! 」
「私もみんなと一緒に大輝を蹴ったり殴ったりしてしまったからその罰なんだよ、これは。もうこれで私は、全てが終わった」
「桜、それは違うよ」
僕は、そう言ってから桜のかわいい唇にゆっくりと2分くらい長めのキスをしていくと、桜はすごく顔を真っ赤になって鼻息も荒くなっていった。
「なんでこんな時にこんなことをするんだよ」
「桜の事が好きだし、少しでも良いから落ち着いて欲しいから」
「私は、うんこ女なんだよ! 」
「もう少しキスするね」
そして僕は、桜のかわいい唇にもう少しだけキスをしていく。