#9 身代わり
「総長、それなら私が身代わりになります! 」
「紗綾、良いんだよ。これも総長の責任だから。それに私が、大輝に手を出さなければ良かったんだから紗綾が身代わりになる必要はないよ」
莉乃がそう言うと桜がこう言う。
「それなら私が身代わりになります」
「桜も良いんだよ。私が身代わりになるから」
すると由衣まで泣きながら莉乃にこう言う。
「莉乃が身代わりになんて出来ないよ。大輝、うちを好きなように使って! 」
気づけば全員素っ裸になっており、莉乃が僕に話をしていく。
「大輝、私ならおっぱいも大きいし、えっちするにしても満足できると思う。それに私になら恨みがあるから殺しやすいでしょ?
それとも警察で捕まってくれた方が良い? 」
「莉乃、確かに僕は変態かもしれない。だけど僕は、本当に愛する人としかえっちはしないって決めてるんだ。それに恨みも無ければ、警察に通報する予定も一切ないから」
「それなら私まるごと売り飛ばす?特におっぱいなら100万円にはなるんじゃないかな」
僕は、莉乃の発言にこれ以上耐えきれなくなり怒り気味になりながら言った。
「莉乃、いい加減にしろ!今後売り飛ばすとか言うんじゃないよ! 」
「えっ、どうしてなの?私は、大輝をここまで苦しめてしまったんだよ」
「人は道具じゃない上に僕は、莉乃たちの事が好きだ! 」
「大輝、いきなり好きとかどうしたの? 」
「僕は、莉乃たちとこれから仲良くなりたいと思ってる。だからもう僕が悲しむようなことは言わないでくれ! 」
「大輝、どれだけ良い男なんだよ!私も大輝のこと好き! 」
すると由衣も便乗してくる。
「うちも大輝のこと好き! 」
「由衣… かわいいよ」
「そんなこと言われたら抱きたくなってきた! 」
由衣がえっちな気持ちになりかけるとそこに桜も便乗してくる。
「ちょっと待って!大輝、私も好きだ! 」
「桜まで… 」
するとツンツンしてる紗綾も恥ずかしそうにしながら本人なりに便乗してくる。
「私も大輝は、悪くないと思ってるわよ」
「ありがとう、紗綾」
そして僕が莉乃の方を見つめてると、こう言ってきた。
「あっ、大輝だけ裸じゃないってズルくない? 」
「だって別に今、えっちな時間じゃないじゃん」
「私たちみんな素っ裸なんだよ!ほら、大輝も素っ裸にならないと」
「分かったよ。今から脱ぐね」
「ありがとう! 」
そして僕も素っ裸になっていくと真っ先に莉乃が、顔を赤くして抱きながらこう言ってきた。
「大輝、なかなかカッコいい身体してるじゃない」
「莉乃の方が、すごく可愛い身体してると思うよ」
「もう、変なこと言わないでよ! 」
「それにしても下着が散乱してるのは困るね」