並列思考の習得
気づいたら、評価ポイントがついててびっくりです
今回は、並列思考の習得について書こうと思う。
並列思考とは、簡単にいえば「2個以上のことを同時に考える」ことである。
そんなの凡人には不可能だ、と思うかもしれない。しかし、少なくとも僕は、後天的にこの並列思考を習得した。
多くのサイトを見渡しても、並列思考の習得を具体的に書いてあるものはほとんどない。
(並列思考のメリットを書いているものはある)
であるから、今回は並列思考を如何にして身につけるか、について書こうと思う。
今、自分の脳でふたつのことを同時に考えてみて欲しい。多くの方は不可能なのではなかろうか。
例えば、「明日作る料理」について考えながら「来週の旅行の予定」を考えてみたり。さらにそれと同時に「昨日やったこと」を思い出してみることだ。
これができると、まず単純に作業効率が上がる。手を使うことが煩わしく感じるくらいに、思考スピードが上昇する。
これを習得するのには、まず「脳内で2人の"別人"をつくる」ことが最初である。
仮に2重思考をするとして、一方をA、もう一方をBとする。
このとき、
A:英語が得意で、帰国子女
B:数学が得意で、将来は数学者を目指している
などと、人格を割り振っておく。
そして、この2人を頭の中で「会話させる」。
重要なのは、AとBが「人格の異なった(設定の異なった)、全くの別人である」ことだ。
これを永遠に続けることで、自分の中に「別の思考をもつ2人」が存在するようになる。
ただ、多重人格とは異なっているのが、そもそも操作しているのが自分という「強い意識をもった存在」であるために、呑み込まれることはない点であることだ。
いわば、「自分の思考を模した、サブのような存在」が誕生するのである。
これに慣れてくると、徐々に並列思考が可能になってくる。また、さらにC,D,......と続けることで、「多重思考」が可能になるのだ。
会話させるのは楽しいし、しかも並列思考は獲得できるしで、たいへん都合がいい。
とはいえ、これは自己流であり、全ての人に当てはまるとは限らない。
であるから、できない人もいるだろう。
僕はこれを習得するのに、恐らく1,2年はかかった。
習得できずとも、思考の習慣がつくことで、頭の回転速度は増すだろう。
だから、多くの人に実践してもらいたい。
利点としては、まさに「凡人が天才に近づく」もしくは「凡人が天才を追い越す」ことができることだ。
天才を殺す凡人を目指せるのである。
今回は結構特別回かもしれません
長い間隠して生きてきました