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凡人の思考  作者: 千光
5/8

並列思考の習得

気づいたら、評価ポイントがついててびっくりです

今回は、並列思考の習得について書こうと思う。

並列思考とは、簡単にいえば「2個以上のことを同時に考える」ことである。


そんなの凡人には不可能だ、と思うかもしれない。しかし、少なくとも僕は、後天的にこの並列思考を習得した。

多くのサイトを見渡しても、並列思考の習得を具体的に書いてあるものはほとんどない。

(並列思考のメリットを書いているものはある)


であるから、今回は並列思考を如何にして身につけるか、について書こうと思う。


今、自分の脳でふたつのことを同時に考えてみて欲しい。多くの方は不可能なのではなかろうか。

例えば、「明日作る料理」について考えながら「来週の旅行の予定」を考えてみたり。さらにそれと同時に「昨日やったこと」を思い出してみることだ。

これができると、まず単純に作業効率が上がる。手を使うことが煩わしく感じるくらいに、思考スピードが上昇する。


これを習得するのには、まず「脳内で2人の"別人"をつくる」ことが最初である。

仮に2重思考をするとして、一方をA、もう一方をBとする。

このとき、

A:英語が得意で、帰国子女

B:数学が得意で、将来は数学者を目指している

などと、人格を割り振っておく。

そして、この2人を頭の中で「会話させる」。


重要なのは、AとBが「人格の異なった(設定の異なった)、全くの別人である」ことだ。

これを永遠に続けることで、自分の中に「別の思考をもつ2人」が存在するようになる。

ただ、多重人格とは異なっているのが、そもそも操作しているのが自分という「強い意識をもった存在」であるために、呑み込まれることはない点であることだ。

いわば、「自分の思考を模した、サブのような存在」が誕生するのである。


これに慣れてくると、徐々に並列思考が可能になってくる。また、さらにC,D,......と続けることで、「多重思考」が可能になるのだ。

会話させるのは楽しいし、しかも並列思考は獲得できるしで、たいへん都合がいい。


とはいえ、これは自己流であり、全ての人に当てはまるとは限らない。

であるから、できない人もいるだろう。

僕はこれを習得するのに、恐らく1,2年はかかった。


習得できずとも、思考の習慣がつくことで、頭の回転速度は増すだろう。

だから、多くの人に実践してもらいたい。


利点としては、まさに「凡人が天才に近づく」もしくは「凡人が天才を追い越す」ことができることだ。

天才を殺す凡人を目指せるのである。

今回は結構特別回かもしれません

長い間隠して生きてきました

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― 新着の感想 ―
[一言] これは、作者様自身が天才ではないのか! と思わせる文章。 私は、その瞬間においては1つのことしか考えられない。 並列思考をしようなんて思ったことすらない。 ということは、作者様は天才なの…
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