天才に勝つには
更新遅くなりました。
別作品【英文解釈の心得】も早く書かなければなのですが、その時間が確保できない......
世の中には、才能溢れ、天才と呼ばれる人がいる。ある分野に関して、少し学べばすぐに要領をつかみ、新しいことに応用するような人。教わらずとも、自力で全てを成し遂げる人。様々である。
タイトル通り、僕は多分凡人なのだけれど、たまに周りから天才だと言われるときがある。それは恐らく、僕が天才を打ち負かす方法を、思考してきたからだろう。
今回は、これを話していこうと思う。
僕は、主の勉強の分野で、子供の頃から天才と呼ばれてきた。
天才と呼ばれたのは、ただ勉強ができたのではないからだ。僕は、ほとんど勉強していなかった。でも、試験等を受けると毎回トップ層に食いこんでいた。
でも僕は、天才と呼ばれる人達のように、すぐに応用なんてできないし、ひらめき力がある訳でもない。
事実、学んでないものはほとんど解けない。まずは前提知識があり、そこから応用はできるが、前提なしに解ききるような天才ではないのだ。
僕には「思考する癖」があった。
世の中で、「ノー勉だけど、勉強ができる人」には、何種類かタイプがある。主なのは
1.単純に才能がある。要領がいい
2.勉強してないと嘘をついているだけで、本当はガリ勉
こんなところだ。
しかし僕はどちらにも当てはまらない。
僕は、とにかく思考が大好きなのだ。これに「勉強せずともできる訳」のエッセンスが詰まっている。
多くの人は、あまりに机に向かって勉強するだけなのだ。それだけでは、一日せいぜい10時間ちょっとが、多くの人は限界だろう。それを超えるようでは、もは努力の天才である。
僕は、机には一日0~30分程度しか向かっていなかった。
だが、その代わり、生活している間はひたすら思考していた。考えるのが好きなのだ。
授業で習ったことは、ほぼ無意識的に一日中頭の中にあって、それに対して抱いた疑問について何週間も思考し続ける。これをずっと。
これだけである。
勉強ではない。ただの趣味なのだ。
参考書も、問題集も開けない。ただただ自分の気がむくままに、思考するだけ。
こうすると、一日中復習及び応用している状態になる。「ヤバイ、あの分野忘れた〜」なんて状況は生まれない。だっていつも考えているんだから。
数学などは特に向いている。一日に1問、難問を用意しておいて、ずーっと頭の中に放り込んで考え続ける。ゲームをしながら、頭の片隅に置いておく。
すると驚くことに、パッと解法が浮かぶ時がある。
これを3年間続ければ、1000問以上の難問を攻略することになる。至って革命的だ。
これが、真に勉強してないが、勉強が得意な凡人の生態である。
みなさんがこれを実践して、仮に天才だと間違えられたら、たいへん効果的だったことが立証されるのだ。
スポーツにおけるイメージトレーニングも、これに近い方法なのではなかろうか。
要は、無駄に勉強する時間を減らせばいいのである。机に無理に向かって、問題をひたすら解くというのは、「自分で思考」してないのだから、思考停止である。人間は大抵の場合、思考停止していた方が楽だからその道を進む。
しかし、みなさんには違っていて欲しい。これを読んだみなさんは、そんな楽な思考停止に陥らないで欲しい。
今回は以上だ。
これが凡人が天才を打ち負かす方法である。
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