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加藤良介 エッセイ集

読んでくださった読者さん、ポイントはご自由にどうぞ。そこの作者。君はちょっとこっち来い。

作者: 加藤 良介

 こんにちは。加藤良介でございます。

 私も二年近く「小説家になろう」に参加させていただいております。

 更に、連載小説の総合評価ポイントも万を越えましたので、そろそろ評価ポイントの稼ぎ方について、くっちゃべってみようかなと思います。( ̄▽ ̄)//

 初めに


 今回の論題は「作品をある程度読んでもらった上での、ポイントの貰い方」に限定させていただきます。

 そもそも読んでもらっていない場合などは、除外したいと思います。

 初手クリックを貰う方法については、別のエッセイで考察していますので、そちらをお読みいただければ幸いです。

 でわでわ。始まり始まり。\(^◇^)/。パチパチパチパチ。




 第一章 読者さんがポイントをくれない理由



 さて、作者の皆さま。

 ご自身の作品に評価ポイントが少ないと、お嘆きの方が多いと思います。

 私達がこんなに頑張っているのに、どうしてポイントが付かないのでしょうか。疑問に思いますよね。

 ズバリお答えいたします。


 それは、「ポイントをあげたくないから」


 これですよ。これ。

 読者の方々が、我々にポイントをくれないのは、そもそもの大前提として、ポイントを付与したくないからであります。

 作者の方々も、初めは読み専から入られたと思いますが、お読みになった作品にポイントを付与しましたか?

 していないですよね。私はしていません。

 |д゜)//エバるな。

 基本的に、評価ポイントは付与したくない物なのです。

 では、上げたくない理由を考察していきましょう。



 ① システム上の問題


 ポイントを付与しない第一の理由は、「したくても、出来ないから」です。

 ご存じとは思いますが、登録や評価などのポイントに繋がる操作は「小説家になろう」にユーザー登録して、ログインしないとできません。

 ログインしていない読者さんたちは、システム的にポイントの付与が不可能なのです。

 ユーザー登録というひと手間を加えないと、どんなに気に入った作品があっても、評価ポイントを付与することは無理という訳です。

 それなら登録すれば済むお話ですが、そうは問屋が卸しません。そんな事しなくても、読むだけなら問題が無いからです。

 登録自体は大した手間ではありませんが、面倒くさいと言えばその通り。

 この段階で、読者さんの少なくない人数が、ポイントをくれないことになります。

 これはシステムのお話なので、我々作者としては「登録してください」としか、言いようがありません。


 登録がまだの皆さま。登録してください。

 お願いいたします。<(_ _)> 


 はい。次。

 


 ② 基準が不明瞭


 ここからは、ユーザー登録をしている方のお話に移ります。

 皆さんも、読まれた作品に☆を付与するときに、それぞれの基準があると思います。

 私の場合は


 ☆3 普通に読める

 ☆4 面白い

 ☆5 凄く面白い


 ☆2 ちょっと問題あり

 ☆1 大問題


 ってな塩梅です。

 しかしながら、これはあくまでも私の個人的な判定基準です。

 人によって違うでしょう。

 ☆5しか付けない人もいれば、☆1を連発する人もいます。バランスよく配点する人もいます。人それぞれでしょう。

 運営から明確な基準が発表されていないので、この辺りはふんわり個人の裁量に任されています。

 そして、読者の中には、基準がないのに☆を付与することに抵抗感がある人が、少なくありません。

 「偉そうに採点したくない」という人たちです。

 気持ちは分かります。

 採点するとなると、どうしても客観的と言いますか、上から目線になってしまいます。

 ☆5なら、抵抗感も低いでしょうが、☆4以下は少なからず抵抗があるでしょう。

 作者としては☆1でも、ゼロよりはましなのですが、中々低評価は付けられないと思います。


 作者の中には総合ポイントの平均点が下がるのを、嫌がる人もいるらしいです。

 私にしてみれば、「貰えるだけ有難いだろうが、平均点を気にしている読者さんなんているか? 」って感じですけどね。

 そもそもの基準点が千差万別なんだから、付与された☆の数を気にする方がナンセンスでしょう。

 個人的見解では、総合評価ポイントの総数が全てです。


 これらは全て、心理的ハードルってやつですね。( ̄▽ ̄)//



 ③ ムカつくから


 これは、私個人の場合です。

 心理的ハードルの亜種でしょう。

 小説書いていても思いますけど、他の作者さんにポイントってあげたくないんですよね。

 正直なお話。

 そんなことしたら、あいつが俺より先に行くじゃねぇかって事です。

 (/・ω・)/。ちっちぇー人間だな。おい。


 誰と競ってんだよって感じてすが、良い作品でも、「面白かったです」(*^▽^*)って喜び勇んで、☆を付与できるのって、商業化され、総合評価ポイントが百万とかの作品になってしまいます。

 ここまでくれば、抵抗感も無いのですが、自分の作品と同じ程度のポイント作品には、☆を付与したくありませんね。

 もしかしたら、私と同じ気分の方がいらっしゃるかもしれません。

 (;一_一)。いねぇーよ。そんな奴。




 第二章 具体的方法

 


 さて、ここからは前述のハードルを飛び越えて、読んだ作品にブックマークや☆を付けてくれる方々が残っておられます。

 面倒な登録をして、独自の採点基準を持ち、心理的なハードルも克服した人々。

 この、何らかのポイントをくれる読者様は、言うなればなろう界の「選ばれた戦士たち」です。

 利用者の何パーセントが、ここに該当するのかは知りようもありませんが、多数派でないことは確実でしょう。

 我々作者は、この「選ばれた戦士たち」から、ポイントを頂いているのです。

 故に一ポイントといえども、貴重な物なのです。

 感謝して拝領しましょう。<(_ _)>ハハッー。


 ここからは、「選ばれた戦士たち」から、ポイントを貰う、具体的方法について考察していきます。 



 ① 基本を押さえる


 何の基本か。

 それは、日本語の基本です。

 「意味が通っているか」「正しい単語を選択しているか」そして、何より「誤字脱字は無いか」です。

 

 お恥ずかしい話ですが、私はこの誤字脱字変換ミスの常習犯です。

 <(_ _)>申し訳ございません。

 感想欄にお叱りの言葉を頂戴するほど、誤字脱字変換ミスが多発いたします。

 どれほど内容が面白かろうと、基本である日本語を間違っていては、評価しようなどとは思わないはずです。

 誤字、脱字、変換ミス、勘違い、意味の取り違え、不完全な文章などの、基本的な失態を取り除かなくてはなりません。

 結構、難しい作業ですよ。 



 ② 無知は敵


 知らないという事は、物書きにとって大きな敵です。

 時には知りませんでしたでは、済まないことも有ります。


 一例を挙げましょう。

 私は連載でヒロインの家名を、よりにもよって「近親相姦」という意味の単語を、割り当てていました。

 ( ゜Д゜)//バッカじゃねぇの。ド変態じゃないか。


 違うんです。聞いてください。

 全く知らなかったのです。なんとなく語呂で選んだのです。

 よりにもよって、そんな単語を偶然に選んでしまえるとは、我ながらおバカな才能があります。

 読者様からご指摘いただき、変更いたしました。

 (;´・ω・)。大変だったー。恥ずかしかったー。

 この辺りは、勉強するしかありませんね。解決方法はそれだけです。



 ③ お願いする。


 これは、昔のエッセイでも書きましたが、後書きなどで、登録、評価のお願いしましょう。

 ポイントが欲しいのは作者であって、読者ではありません。

 ポイントの付与権を持っている読者に「ポイントを下さい」とお願いするのが、礼儀の上でも当然でしょう。

 基本的な事ですが、効果は大きいと思います。

 ただ、毎回毎回、何度も何度もお願いすると鬱陶しいので、ストーリーがひと段落下あたりでお願いするのがいいでしょう。

 ☆を付与するつもりがある読者さんにお知らせするだけでも、効果が見込めます。

 気軽に評価してくださいと後書きなどに書けば、読者さんの精神的ハードルも下がるかもしれません。

  


 

 第三章 テクニック



 お次は応用編といきましょう。

 しかし、悲しいかな、大してプランがある訳ではありません。

 小細工は色々と思いつきますが、どれも効果は低いでしょう。



 ① 継続的に投稿する


 これが一番無難ですかね。基本的なことかもしれない。

 作品を継続的に投稿し続ける事です。

 評価保留の読者さんが、どこかのタイミングで☆の付与をしてくれるかもしれません。

 投稿を続けると新着欄に作品が載り、新規読者を獲得できますので、確率的にも効果が見込めます。

 コツコツ進めましょう。

 


 ②  宣伝


 外部に向けて、作品を宣伝しましょう。

 SNSなど様々な手法がありますが、残念ながら効果は限定的だと言うのが実感です。

 やらないよりマシって感じですね。

 ( ̄▽ ̄)//気休め、気休め。


 ただし、危険な宣伝方法があります。

 これを行う場合は、慎重な吟味が必要です。(`・ω・´)//

 その方法とは、「小説家になろう」において、メインの作品が所属する以外のジャンルに、短編などの作品を投稿して、そこで認知してくれた読者さんを、メインの作品に引っ張って来る方法です。

 「恋愛部門」に投稿しているのなら「コメディー部門」に一本作品を上げるなどの手法です。


 まさに今、私が実践していますよね。

 連載そっちのけで、エッセイを書いているわけですから、悪い奴です。

 (。-`ω-)//。なら連載書けよ。

 (;´・ω・)。うーん。だって、ストーリーが思いつかないんだもん。


 効果が有るか無いかで言えば、有ります。

 宣伝の中では一番効果的だと思います。

 ですが、この方法は諸刃の剣です。特にエッセイは危険度が高いでしょう。

 私のエッセイは身勝手な持論を展開する作品が多いので、気に入らない人は多いでしょう。

 実際にこれでポイントを失ったことがあります。

 作者が知らない所でも、多くのポイントが剥奪されていると考えた方が良いでしょうね。

 (;´・ω・)。ショボン。


 しかも、効果を出そうとすると、宣伝用の作品にも人気が出なくてはお話になりません。人気を得るために人気を得るという、何がしたいのか分からない事態に陥るかも。

 結論といたしましては効果はありますが、お勧めいたしません。

 (=゜ω゜)ノ。悪い事は言いません。特に、エッセイはやめとけ。




 先に宣言いたしますが、ここからは先は正攻法ではありません。

 邪道と申しますか、実行するためには大きな困難が発生するものです。

 しかしながら私が知る限り、これが最強の方法です。

 (;´・ω・)。困ったことに。

 


 ③ バンドワゴン効果を狙う


 バンドワゴン効果とは、多くの選択肢の中で、一番注目されている物に、さらなる注目が集まる効果の事です。

 「小説家になろう」においては、ランキングがそれにあたります。

 ランキングの上位に位置すると、バンドワゴン効果により暫くの間は、何もしなくてもポイントが増えていきます。

 もう一度言いましょう。


 「何もしなくても、ポイントが増えていきます」


 具体的な順位で言いますと、5位以上でしょうか。

 実際に私の作品は、この効果により一万ポイントの壁を簡単に突破いたしました。

 ほぼ、一瞬でしたよ。

 その経緯については、これまた、別のエッセイに書きましたので、そちらをどうぞ。

 不正をしていない事だけは、ここで表明しておきます。

 

 とにかく、バンドワゴン効果は絶大です。

 それまでの一日当たりのPV数が、良くて四千前後であった私の連載が、一気に五万にまで跳ね上がりましたから。

 ( ゜Д゜)。夢かな?


 一昔前に話題になった。サブ垢、相互評価などによるポイント水増し工作は、この、バンドワゴン効果を誘発するための呼び水です。

 不正行為をして付与したポイント自体に、意味はありません。

 そのポイントでランキングに載ることにより、多くの読者の目に留まり、高い評価ポイントが更なるポイントを呼ぶ、ポイントの好循環が発生させることが目的なのです。

 一定の水準を突破している作品であれば、その効果は絶大と言えます。

 これまでの手法とは、比べ物にならないパワーがあります。


 ただし不正を伴わずに、このバンドワゴン効果を意図的に起こせる人は、名の通った作家さんぐらいでしょう。普通の人には無理だと思います。



 ④ 短編及び一話ガチャ

 

 構想している作品を取りあえず短編の形で投稿して、世間の反応を見るのは有効な作戦です。

 私の短編で一本、エッセイと連動させて、好評を頂いたものがあります。

 その続編を書いていけば、容易に☆を貰えるでしょう。(著作権的にギリギリなので書けませんけど)

 沢山の短編を書いて、読者に好まれる題材を探すことは無駄ではありません。

 ただ、続きが読みたければ、☆をくれは、下品ですな。

 ( ̄▽ ̄)// うんうん。

 どうしてもそれがやりたいのなら、二万文字の短編で出すべきでしょう。


 これに近いのが、一話ガチャですね。

 連載形式で発表しているのに、初手のポイント数が少なければ、続きを放棄する手法です。

 効率的ではありますが、賢い方法とは言い難い。

 読者からの反感を買うでしょう。

 ここで言う読者とは「選ばれた戦士たち」の事ですからね。

 この人たちを敵に回して、いい訳がありません。

 ただし、ガチャに成功すると、これにもバンドワゴン効果の発生が期待できます。

 ご利用は計画的に。


 それでは、まとめに入りましょう。 




 まとめ


 評価ポイントを獲得する方法。


 ①一人でも多くの読者さんに、ユーザー登録をしてもらう。

 ②作品を採点する精神的ハードルを下げる。

 ③誤字、脱字、変換ミスなどのヒューマンエラーを減らす。

 ④ポイントを下さいとお願いする。

 ⑤継続的に投稿をする。

 ⑥外部に向かって宣伝をする。

 ⑦バンドワゴン効果を狙う。


 以上七点が、評価ポイントを貰うための方法ではないでしょうか。

 作者にはどうすることもできない項目もありますが、てこ入れできる項目もあります。

 やれることをやりましょう。


 (;゜Д゜)? あれ。纏めたら七行で終わっちゃったよ。



 最後に


 我々なろう作者は、例外なく評価ポイントが欲しい生き物です。

 その為に投稿している人も少なくない。だからと言って、読者さんに「読んだのだから評価しろ」は間違っていると思います。

 読者には評価しない自由があります。

 誰に、何処の作品に、どれだけの評価をするかは、「選ばれた戦士たち」だけが持つ、ある種の特権です。

 それを、無料で読んでいるんだから、ポイントを付与するのが礼儀だってのは違うと考えます。

 我々なろう作家はお願いする立場であって、要求する立場ではありません。


 その辺りをはき違えていると思われる方々が散見されたので、本エッセイを投稿いたしました。

 なぁに、これまで叙述したことを守っていれば、五千ポイントぐらいは稼げます。

 130話、文字数50万、投稿期間一年を要しましたけどね。

 10話20話程度のお話で、評価ポイントを貰おうというのが、そもそものおこがましいと知るべきでしょう。そんな短い作品の何を評価するというのか。


 ( ̄▽ ̄)//。お忘れかも知れませんが、なろうは魔境ですよ。

 手軽にポイントを稼げる方法なんてありません。 

 ぐだぐだ言わずに、良作を書く努力をするべきでしょう。


 長々とお付き合いいただき、誠にありがとうございます。<(_ _)>



                終わり

 最後までお読みいただきありがとうございます。


 ご意見、ご感想などございましたらお気軽にどうぞ。基本的に返信いたしております。

 評価の方もお願いいたします。<(_ _)>

 お気軽に採点してください。

 ☆1でも☆0とは比べ物にならないと考えております。勿論、断固ポイント付与は行わないと言うのも、読者さんの自由です。

 このエッセイの獲得平均ポイントが1.4とかだったら逆に面白い。( ̄▽ ̄)//

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― 新着の感想 ―
[良い点] こんにちは。 私個人の☆の付け方です。 ポイントのついて 素直に「面白かった!」「続きが読みたい!」と思った作品に☆5を付けます。 後、思わず、応援したくなる作家さんにもつけてしまいます…
[一言] ぶっちゃけポイントが入れづらいとか低評価押しづらいなんて思ったことないなw ちなみに評価入れるのは厳選して読んだ50作品中5作品あれば自分はいい方で、評価ブクマ0なんてのはザラにある。 理…
[良い点] とても参考になりました! 確かにと思うことが多かったです!! [一言] 私は、☆5しかポチっとしてません笑 評価を考える時間がめんどくさいなーと思ってしまって… あ、ちゃんと☆5評価押しま…
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