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スターチス  作者: 紅朱
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人型ロボットの主人

「「ロボットが悲しむなんておかしい。気持ち悪い」と言われました。ユウ様は優しい方で、いつも私が淹れた紅茶を惜しく飲まれていました。冷たい私の手を温かいと言って頭を撫でたりしてくださいました。」

「そっか。キミは愛されていたんだね。」

『ユウ』という人物が僕の知っているユウとは違うかもしれないっと思い始めた。

僕の知っているユウは、ロボットを作ることに懸命で人との交流をあまりしなかった。

優しいとは反対で、僕との会話する時も“絶対に何があっても跡取りにはさせない”と言っていた。

人型ロボットの主人であるユウさんは良く出来た人のようだ。

「でも、ユウ様は時折寂しそうに「僕もカナと同じだったらいいのに。僕が病気じゃなかったら、カナと外に出てカナに色んなものを見せれたのに、ごめんね。」っと呟いていました。」

人型ロボットは目を伏せ、なんだか寂しそうに語る。

いや、寂しそうな仕草と表情をしているように見える。

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