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読んでおくと物語の世界が分かるかもしれない各種設定

 作品を分かりやすくするために公開しておきます。この設定はまだまだ途中であり、これから付け足しという形で漸次更新していこうと思っています。大分掘り下げたところまで書くつもりなので、もしかしたらパート毎に分けるかもしれません。

○『第三世界』

・「第三世界」……主人公が転移? 転生? された世界。何を以て第三と定義しているのかは不明。しかし、この世界に生きている人々は考えることなくそれを受け入れている。


・「大陸と外海」……人間種が存在を確認している大陸の数は二つのみ。理由は外海を強力な精霊たちが闊歩しており、航行技術が未発達だからである。沿岸に住む人々は、比較的弱い精霊しかいない沿岸でのみ漁業を行い、それ故沿岸漁業が発達している。


・「精霊」……人間種が地上に進出する以前から大陸に住んでいた生物。体がほぼ純粋な魔素で構成されており、中にはブラウニーやシルキーのように、人間と共生関係にある精霊もいる。しかし、一般的に精霊は人間の近付かない森に暮らしていることが多いので、一部を除いて人前に現れることは滅多にない。


・「森」……精霊たちの宝庫。マンティコアやウィル・オー・ウィスプ、ピクシーをはじめとした様々な精霊が住んでいる。奥地には、人を惑わし食べるお化けランタンやロール人が五百人で十日間かかって倒せなかったワイバーン、誇り高いグリフィンが住んでいる。尚、精霊は原則として金属が苦手であり、特に銀は触れただけで精霊の皮膚をただれさせる効果がある。故に森の近くに住む人間は、必ず家の軒先に銀のハサミを吊るしている。


・「ダンジョン」……およそ四百年前から、二百年毎の周期で二つの異世界からの技術を財宝としたダンジョンがあちこちに出没する。それは全世界に及び、確認出来ているだけで約三百箇所ある。物語現在、第三次ダンジョン群が出現し、発見数はこれからもっと増える見込み。


・「ダンジョン(補足)」……ダンジョンからもたらされるのは技術だけとは限らない。第三次ダンジョン群を除く第一次、第二次ダンジョン群出現の前後には、来訪者と呼ばれる異世界の技術に長けた人物が一人ないしは二人現れている。因みに、第一次には一人、第二次には二人の来訪者が確認されている。


・「第一次ダンジョン出現前後」……人間種(ロール人の祖先)はダンジョン出現以前、魔族に怯え洞穴で生活していた。しかし、ダンジョン出現以降その数を爆発的に増やし、遂に魔族を隣大陸に追いやることに成功する。これは人間開花と呼ばれている。尚、人間開花の詳細は不明。来訪者か関わっていることだけは確かなのだが、それ以上の情報は見つかっていない。


・「第二次のダンジョン出現前後」……第二次ダンジョン群出現時に現れた来訪者が引き起こした大戦により、戦国時代に突入する。始めの内こそロール人同士の戦いであったが、戦国時代末期になるとロール人と黒の一族との民族間戦争に置き換わる。


・「ロール人」……赤い髪の毛と赤い瞳を持つ人間種。魔法に多少の適正があるものの、魔族には遠く及ばない。第二次ダンジョン群からもたらされた魔術が二人の来訪者によって体系化され、それを行使することで現在の繁栄を得た。


・「黒の一族」……一族に伝わる伝説によると、種の興りは第一次ダンジョン群出現時に現れた来訪者と伝えられている。黒い髪の毛、黒い瞳を持っている。魔法の適正は皆無であり魔術は使えない。代わりに身体能力が飛び抜けて高い。一説によると、一人の黒の一族はロール人四十三人分の戦力になるとの分析もある。


・「混血児」……制覇戦争時、あちこちに見られた。忌み子なため乞食であることが多く、戦後処理の大きな課題となった。特性として黒の一族の身体能力と、ロール人の魔法適正を持ち合わせている。大陸全土で黒の一族とロール人が子をなすことは法律で禁じられており、破れば貴族と言えど厳罰処分となる。物語現在、彼らの所在は悉く不明である。


・「制覇戦争」……その名の通り黒の一族とロール人が大陸の制覇を賭けて戦った大戦。結果は数で勝っていたロール人が辛勝し、物語の三十年前に最後の黒の一族の国が滅亡することで、大陸の制覇者はロール人となる。戦争自体はおよそ百年前に始まっているものの、その時期は戦国時代末期と重なり、当時はあちこちで二種族間の紛争があったため、正確な発端は不明。


・「黒の一族のその後」……戦争に負けた黒の一族は奴隷にその身をやつした。魔術による力の封印を施され、同時に管理番号を捺された。ロール人は彼らの反乱を最も恐れたため、黒の一族は徹底的に管理された。それこそ、出生と死亡を事細かに記録した戸籍まで作られた。尚、物語現在確認されている黒の一族は女性しかおらず、男性が何処にいるのかは不明。子供の黒の一族もいることから、必ずいることは分かっているのだが。


・「ロールスト連合国」……五十余国の小国から為る大陸最大の連合国家。前身は「四同盟」。物語現在では同盟は形骸化し、軍事、畜産、インフラ、技術(ダンジョン由来も含む)を司る政治上の部門としてその名を残している。しかし、完全に廃れたわけではなく、姿を変えて派閥として生き残っており、部門のトップである盟主を筆頭に四つの派閥が存在している。


・「構成国の色々」……

 連合国は連合国としての領土を持っているわけではない。

 構成国は構成領と言い換えることが出来、領主と国王は同義である。

 領主は一部を除いて大小九つの都市を有している。一番大きい都市を中心に中都市、小都市が階段状に広がっており、大都市を中心に円を描くと同規模の都市が綺麗に収まるように配置されている。配置の仕方も東西南北、或いはその中点に正方形になるようなっている。

 そのような配置目的は、中小都市を戦争時の防波堤代わりにしたり、都市同士の連携を密にする目的がある。

 国、都市同士は交易路で結ばれている。交易路は網の目のように張り巡らされており、中継地点は中継商業都市、或いは中継宿場都市として、完全な独立国家として機能している。領主はこれを私物化することは許されておらず、お互い共生関係を保っている。

 もっと知りたい! と思った方は、感想にて述べてくれると大変励みになるのと同時に、より厚みのある物語が書けるようになりますので宜しくお願いしますm(_ _)m

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