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退屈少女の不思議な結婚  作者: 華
第一章 退屈から脱出するには
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第三話 交流を深めて

 サーラたちが住まうユース王国には、婚約期間と言うものが存在しない。当人同士の同意があれば、すぐにでも結婚をすることが出来るのだ。

 その規定に則って、アランとサーラの結婚式はすぐに行われた。

 まさに怒涛どとうの勢いで結婚式は終わり、サーラは瞬く間にアランと共に新居へと案内された。

 本当に早すぎて、あまりのスピードに倒れそうになってしまったほどだった。いや、さすがに倒れはしなかったが。

 新居に着いてからやっと解放され、サーラはぐっすりと眠った。色気も何もあったものではない眠り方で。

 そして、肉体的にも精神的にも落ち着いた翌日、サーラは改めてアランと顔を合わせるために、応接間に向かったのだった。

 サーラの今の服は、薄いネグリジェから部屋着へとチェンジしている。ひじのあたりまである袖は袖口がふわりと広がっていて、美しいレースで覆われていた。全体的に薄緑を基調としたワンピースの胸のあたりには、金糸で蔓草つるくさ模様の刺繍が施され、すっきりぴったりとしたラインのスカートには薄いレースのペチコートが縫い付けられている。おかげで少し歩きにくいが、サーラは腰にふくらみのあるドレスが好きではないので文句はなかった。  

 寝起きでぼんやりしていて、着替えさせてくれた侍女たちの顔すらおぼろげだったものの、どうやら彼女たちはサーラ好みのドレスを選んでくれたようで安心した。

 応接間に着くと、そこにはサーラと同じように部屋着姿のアランがいた。静かにコーヒーを飲んでいた彼は、サーラに気付くと少し視線を上げてこちらを見据える。

「おはよう、よく寝てたみたいだね」

 相変わらずの無表情である。初めて会った時に全く心情が読み取れないとはいえ笑顔を見せたことは、非常に珍しいことだったらしい。ここ最近彼と共に過ごしていて、それを痛感した。

 その顔を見ながら、サーラはあくびを噛み殺して返事を返す。

「ええ、すごく疲れていたし。憑かれそうにもなったし」

「ああ、疲労がたまると憑かれやすくなるからね。そういう時は遠慮なく休んでいいよ」

 特に感情の変動のない平坦な声が返ってきた。

 ちょっとむっとする。

「もうちょっと反応してほしいわ」

「ああ……ぼくは朝はいつもこうなんだ。自分ではいつも通りにしているつもりなんだけど」

 そう言うアランをじっと見てみるも、どうも感情が読み取れない。結婚式の時も無表情だったが、今ほどではなかったような気がする。

 これのどこがいつも通りだというのか。

「全然いつも通りに見えないけど。……低血圧なの?」

「さあ、どうなんだろうね。朝起きると体がフラフラするし、頭が痛くなるし、だるいんだけど、よく分からないな」

「……それを低血圧っていうのよ」

 呆れたように言い放つ。なぜそこまで症状がはっきりしていて気づかないのか。……いや、まあアランならありうるかもしれない。

 認識の訂正をしながら、サーラもアランの隣に座る。

「頭、痛いの?」

「ああ、鈍い痛みが」

「そう、じゃちょっと失礼するわね」

 サーラは手を伸ばして、アランの頭をなでてやる。

 すると、サーラの手に薄桃色の光が集まっていった。

「気休めだと思うけど、ちょっとは楽になるんじゃないかしら」

 そう言いながら、サーラは手のひらから力を送り込む。

 アランが見上げるような形で、サーラの腕を見やった。

「……驚いた。君は治癒魔法ヒーリングが使えるのか」

 全く驚いていない表情でそんなことを言うアラン。

「ええ、ちょっとね。退屈を埋められるかと思って、色々なことを学んだから」

 サーラが使えるのは治癒魔法ヒーリングだけではない。妖術師ソーサラーが使うような召喚魔法なども、できないことはないのだ。

 ただ、何故か力が強すぎる召喚獣が現れてしまうのでめったにやらない。

 ワイバーンに屋敷を壊されそうになった時はどうしようかと思ってしまった。

 過去の記憶に意識を飛ばしながら治癒魔法を終え、アランの顔を覗き込む。

「どう?」

「うん、少し楽になった」

 その返答に、サーラはぱちくりとした。

 結構な力を送り込んだはずだ。少なくとも痛みが感じない程度に頭痛は収まっていると思っていたのに。

 よく見れば、無表情もまだまだ健在だ。これは全然収まっていない証拠だろう。

 サーラはがっくりと肩を落とした。

「? どうしたの?」

「……何でもないわ」

 アランの表情が変わるところを見たかった----とは、さすがに言えない。どうやらアランの頭痛は想像以上に酷いようだ。

 後で治癒魔法ヒーリングのレベルアップをしておこうと思いつつ、サーラはなるべく穏やかな表情でアランを見ることに決めた。

 低血圧め…………とアランの体質を恨みつつもサーラは紅茶を飲む。

 と、そこでびたりとサーラの動きが止まった。

 今、自分は紅茶なんて入れただろうか?

 記憶の再生は一瞬で終了した。自分ではない。しかしアランはコーヒーを飲んでいたし、コーヒーと紅茶を一緒に飲むような人はまずいないだろう。では、この紅茶は一体誰が----?

 するとその時、硬直しているサーラの視界を何かが掠めた。

 ばっと顔を後方に向けると、その何かはスタタタ……とどこかへ消えて行ってしまう。

「待っ……!」

 思わず、サーラはその何かを追いかけようとする。

 しかし立ち上がろうとした瞬間、アランにその腕をぐいっと引っ張られた。

 そのままの勢いで彼の胸に倒れこむ。

「え、アラン?」

 驚いて振り向くと、彼は口を引き結び、見たことのない険しい顔をしていた。

 あっけにとられたサーラは、ぽかんと口を開ける。彼の此処まで真剣な表情は初めて見たのだ。そりゃあ驚くだろう。

 しかし当のアランはサーラのほうは見ずに、なぜか彼女の飲んだ紅茶を睨み付けた。

 そして一言、

「吐け」

「…………え?」

 一瞬思考までもがフリーズしそうになり、サーラは慌てて言葉を紡ぐ。

「は、吐くって、紅茶を?」

「ああ。今飲んだ紅茶だよ。吐いて」

 サーラは顔をしかめた。

「無理よ。もう飲んじゃったもの。どうかしたの?」

 もう胃に到達しているころだ。吐くことは多分無理である。

 すると、アランは一言、少し怒りを含んだ口調で呟いた。

「毒だ。神経性の」

「……え」

 告げられた瞬間、サーラは自分の手のひらを見てしまった。

 ……震えている。

「あ……」

 その震えはやがて痙攣となり、サーラの全身にいきわたった。

「ア、アア……」

 突然の体の変化。まともに口すら動かすことが出来ず、サーラは完全に体重をアランに預ける形になった。

「サーラ!」

 アランが叫ぶが、返事をすることが出来ない。

 ……ここで死んでしまうのだろうか、と、頭の冷静な部分が呟く。

 あまりにもあっけない人生だった、と思った瞬間、強烈な眠気に襲われた。瞼が鉛のように重い。

 ああ、ここで目を閉じたら死んでしまうんだろうな、とぼんやり分かった。

 なんだかもうすべてがどうでもよくなり、抗いがたい睡魔にその身を預けようとする。……が、

神秘の胎動ミステル・フェテス

 その時突然、頭の中で柔らかな低い声がした。

 アランの声だと認識するよりも早く、先ほどまでの眠気が嘘のように掻き消える。

「え……」

 徐々に痙攣が収まっていくのを、サーラはただ茫然と見ていた。 

 完全に体の自由がきくようになってから、サーラは呆けた顔でアランを見上げる。

「アラン、これ……」

 しかし最後まで言い切る前に、サーラはアランによってきつく抱きしめられていた。

「よかった……」

 ぽつりと耳元で聞こえた声に、サーラはぎこちなく腕を動かす。

「ごめん、なさい……」

 うまく状況が呑み込めないが、とりあえずアランを心配させてしまったことだけは確かだ。謝りつつ、サーラは彼の頭をなでる。

 すると、彼がゆっくりと身を起こした。

 無表情なのに、その瞳は悲しみをたたえているように思えた。

「もういいよ。無事でよかった」

 その言葉を聞いて、サーラはふと気づいた。

 無事でよかった----なんて、そんな言葉は何年振りだろうか。

 なんでもすべて一人で出来てしまう彼女に、わざわざそんな言葉をかける者はいなかった。

 サーラは改めて思う--------自分を超越しているのは、きっとこの人だけなのだろうということを。

 そんなことを思っていると、アランの声のトーンが変わったのが聞こえた。

「さて……なんの嫌がらせなんだ、コリン」

 突如低い声で、剣呑な瞳を暖炉の方向に向けるアラン。

 つられてサーラもそちらを向く。

 するとそこには、体長が一メートルほどの少年が立っていた。

 少年、と言っても、それは人間の姿をしているわけではない。人間のそれの倍の長さを優に超えるだろうというほど大きな耳はとんがっていて、くりくりと丸い目は人間より大きい。手足も異様に長く、身にまとっている服は茶色くぼろぼろで、まるでスラムに住まう孤児のようだった。しかしそれでいて、不思議とその体は統率がとれているように見える。

 コリンと呼ばれたその少年ははこちらに見つかったことを知ると、ニッと口の端を持ち上げて笑った。その表情だけは年相応の少年のようである。

『別に、僕はただ、そのひとがどういう人なのかなって思って試してみただけだよ。でも案外、たいしたことないみたいだね』

 ふんと鼻で笑うようにして、少年は言う。なんだか人の神経を逆なでする喋り方だ。

『アランと一緒に居るから少しは見る目があるのかなと思っていたけど、僕の妖力に気付きもしないなんて、やっぱり人間って下等な生物なんだね』

 そう言って、蔑むような視線をサーラに向ける。どうやら敵視されているようだ。

「サーラが僕にふさわしいかどうかは僕が決めることだよ、コリン。決してお前に決められることじゃない」

『でも、もっといい女達だっていっぱいいるじゃないか。何でそんなちんちくりんなのさ』

 不満そうに口をとがらせる少年に、サーラはピクリと眉を上げた。

 ちんちくりん、だと?

 確かにサーラはどちらかというと小柄な方だし、あまりふくよかな体形をしているわけではないが、それは生来の体質によるものだ。初対面の餓鬼にとやかく言われる筋合いはない。……だというのに。

『こんな貧相な体した奴のどこがいいんだよ? ろくに妖力を感じ取ることもできないみたいだし、何がいいのか僕にはさっぱりだね』

 やれやれ、とでも言うかのように肩をすくめる少年を見て、アランはすっと無表情になった。サーラを抱く手に力がこもる。 

 しかしゆっくりと彼が口を開きかけた時、

「アラン」

 サーラの澄んだ声に、アランの動きは一瞬で止まった。

 真剣な顔で、サーラは告げる。

「そうやって表情消すの、やめてって言ったじゃない」

「……」

 困ったように何度か瞳を瞬かせるアラン。

 しかし、サーラはそれをさらりとスルーして、言い聞かせるように言葉を紡いだ。

「私なら大丈夫よ」

 そうにっこりと微笑むと、虚を突かれたようにアランが完全に固まった。

 その隙に素早くアランの腕から抜け出し、サーラは静かに少年のもとへと向かう。

『な、なんだよお前。お前はアランの隣に居られるような女じゃないんだから、さっさとどっかに行っちまえばいいだろ! そうすりゃことは解決なんだ!』

 突然のサーラの行動に、驚きつつも精いっぱい虚勢きょせいを張る少年。しかしそんなことは気にも留めずに、サーラはすたすたと少年の全身が見える位置まで移動した。

 そして、少年の全身をじっくりと観察する。

『何見てんだよ気持ち悪い! こっち来んなババア!』

「……ババアなんて言われたのはじめてね。私まだ十代なんだけど」

『何わけの分かんねえこと言ってんだよ、こっち来るなって言ってるだろ!』

 もう完全に反抗期の子供と化した少年を見て、サーラはため息をついた。

「言いたいことはそれだけ?」

『……かっこつけてんじゃねえよ、失せろ!』 

「あらそう」

 サーラはそう言うとさらに少年に近づいた。サーラはちゃんと最後の忠告をしたし、それを蹴ったのはこの少年だ、手加減などしてやるつもりはない。

 急に近づいてきたサーラにコリンは一、二歩後ずさったが、そんな抵抗は無駄な努力だった。

 サーラはコリンの体に手が届く距離まで近づくと、ためらうことなく少年の服へと手を伸ばした。

 そのままの勢いで、彼の服の一枚外側にあるものを掴む。

 コリンが目を見開いた瞬間、サーラの手には確かな手ごたえが伝わっていた。

 予想通りの感覚にふっと笑ったサーラは、少年が手を一センチ動かすよりも早く、その手に掴んだものをぐいっと引きはがす。

『あっ……!』

 コリンが声を上げた時にはもう、それはサーラの手に渡ってしまっていた。

 まるでくうを掴んでいるように見えるその手にはしかし、確かに見えない何かが握られていた。

「隠蔽マント、ね……」

 いくらか低くなったサーラの声に、気圧されたように少年は後ずさる。

 サーラの手に握られていたものはだんだんと色を復活させ、仕舞しまいには使い込まれた茶色のマントになっていた。

 それを手で持ち上げてぶらぶらと揺らしながら、サーラは永久凍土のような瞳でコリンを見下ろす。

「こんなものを使ってまで、あなたは自分のほうが上位だということを示したいの?」

 呆れた視線を顔面蒼白の少年に送ってから、サーラは再び古ぼけたマントを観察し始めた。

 隠蔽マント。

 それは簡単に言うと、妖精用の透明マントである。

 自分自身の力で透明になることが出来る妖精たちには、人間が使うような透明マントは必要ない。そもそも人間には姿は見えない者たちがほとんどなのだ。

 ではこの隠蔽マントは何なのかと言うと、これは妖精の持つ妖力を消し去ることが出来るのである。特徴として、身に着けていないと一目でわかるほどの汚れ具合になっているのだが、身に着けてしまえば問題ない。マントが勝手に空気に溶け込んでくれる。

 しかしまさか、これを使ってまで自分に毒を飲ませるとは思いもしなかった………どうやらサーラは完全に嫌われているようだ。 

 そんなところまで思考を及ばせていると、突然悲鳴のような声を上げてコリンが反論し始めた。

『なんだよ。お前達人間は、やっぱり俺たちにそう言う態度をとるんじゃないか。どうせ僕らみたいな妖精は、力が弱いくせに生意気だとか思ってるんだろ、毒を盛られたことが腹立たしくて、さげすみたくてしょうがないんだろ!』

「コリン! それは……」

『うるさい! アランは黙ってろよ!』

 完全に我を忘れて激昂していたコリンは、思わず止めに入ったアランの声すらも鋭く一蹴した。

 しかしその一瞬後、パァン、という破裂音が室内に響き、同時にコリンの顔が、突然左側にぐい、とねじれた。

 その勢いでコリンは床にしたたかに体を打ち付け、顔をしかめる。

 少し目を見開いたアランと、痛みをこらえながら頬を押さえたコリンの目の前で、サーラは平手をかました姿勢のままにコリンを睨み付けた。

「アランに命令するのはやめなさい」

 静かに、静かにサーラは怒る。

 ぴたっと、コリンの顔が恐怖で固まる。

 叩いた手をゆっくりとおろして、サーラは威圧的な怒りを放ちながらコリンを見据えた。その瞳は底冷えするような恐ろしさで彩られている。

「怒りは私に向けてなのでしょう? 経緯はどうあれ、怒りの原因は私なのでしょう? ……ならばアランに向けて命令するのは全く意味のないことだわ」

 まるで怒りの権化のような形相をしているサーラに、コリンは何も言えずに黙り込む。

「……それと、あなたはアランの表情を消したわね。それは私への宣戦布告と同じくらいの意味を持つわ。今度そういうことをするときは、覚悟して行動を起こすのね」

 高らかに、高慢に言い放つサーラに、コリンは今にも泣きそうな顔になる。

 それでも少年は何故かサーラから視線を外すことが出来ない。自分を縛りつける視線が恐ろしすぎて、コリンは本当に涙を流しそうになった。 

 しかし、

「はいはい、そこまでにしといてもらうんだね、コリン」

 パンパン、という乾いた音と共に、突然、その場にいる誰のものでもない声が響く。

 ぱちくりと瞳を瞬かせたサーラは、コリンのことをいったん保留にして辺りを見回した。解放された少年は、その隙に冷や汗をかきながら体の力を抜く。

「誰?」

 首を傾げて周りをきょろきょろと見回すと、「ここですよ」と言う声が窓のほうから聞こえた。素直にそちらを見て、サーラはぎょっとする。

 そこには、全身が真紅に包まれている女性が笑顔で立っていた。

 炎のようだと錯覚しかけた赤毛に、ルビーのように赤い真紅の瞳を持つ妖艶な女性である。年は二十代前半といったところで、胸が大胆に開いた服はこれまた燃えるような赤だ。一瞬凝視してしまい、目の奥でちかちかした光が舞う。

「……あなたは?」

 どうにか平静を保って聞いたサーラに、女性は笑って優雅に礼をした。

「私はリリスですよ、奥様。初めまして」

「ええ、初めまして……」

 戸惑いながらも挨拶を返すが、疑問は解消されていない。一体彼女は誰なのか。

 そんな感情が顔に現れていたのか、リリスはサーラを見てけらけらと笑った。

「眉間にしわが寄っていますよ奥様。……安心してください、私は別に怪しいもんじゃないので」

 いや、十分怪しいが。

 訝しむように首を傾けると、リリスは苦笑して、何故かすっとコリンのほうを手で指し示した。

 そして、妖艶な顔に一番の笑顔をのせた彼女は、驚きの一言を放つ。



「私はただの、彼の愛人ですよ」



  

ここに出てくる妖精たちは本物にちょっとオリジナリティ加えてあるので、昔から伝わってる姿とはちょっと違うところがあります。

これからも多分そういうことあるので、そこら辺はご容赦ください。


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