ランキング戦
焔との死闘を何とか勝った健太郎は病院に行くことにした。
その理由は健太郎の最後に使った風を圧縮し超回転させて生み出したプラズマらしい。
俺はあの戦いの後、遥に連れられ病院に行かされた。
ちなみに遥は女が好きでいわゆるレズであり、マザコンでもある。
そしてとてもお節介な性格の持ち主である。
俺は病院に入るとすぐに呼ばれたので診察室にはいり
何か注射やレントゲンといろいろされた。
そこで俺が先生に言われたのが
「風の圧縮はプラズマ化するまでは二度としないようにね」
といわれた。
そして、
「一応理由を話しとくけど君の脳みそは許容範囲を超えて物事を計算してるんだよ。これは警告だ。もしこんな事ばっかしてたら君は二度と風の計算をできなくなり、風を操ることはできなくなるよ」
と俺は宣告された。
それから俺と遥はそれぞれの家に帰ることにした。
しばらくすると俺は遥と別れ1人歩いていた。
すると裕樹が前方から俺に向かって
「健太郎お前今までどこいたんだよ?」
「俺はさっきまで病院にいた」と答えると
まさかのそれをスルーして
「健太郎明日からの2日間を使って国のランキング戦があるの覚えてるか?」
と興奮して言ってきた。
ランキング戦とは国の指輪にふさわしい者を定めるために自らそれに参加して1位の座を奪い会う戦いだ。もちろん相手が降参しない時は殺してもかまわないと言う正に命がけだ。
俺は去年裕樹に完敗したのだ。
「当たり前だ」と俺は裕樹に返答すると裕樹は改まった態度で
「俺と手合わせを軽るくでいいのでしてくれ」と言ってきたので
俺は裕樹と軽く手合わせすることになった。
20分くらいすると裕樹は満足したのか「ありがとう」
と言って走って帰ってしまった。
俺もココにいても仕方がないので帰ることにした。
家に着くと俺はご飯を食べそれからお風呂に入りすぐさま寝た。
そして俺は朝を迎えた。
ランキング戦会場に着くと総勢1万2000人の侍の力を使う者がいた。
そして契約者がいないのは俺と裕樹だけだった。
そして次々と試合は消化されていった。
俺は15試合あったのだが一試合あたり一分ほどでけりをつけた。
理由は雑魚を無駄に相手にすると疲れるので俺は最初から本気でいったのだ。
そして初日が終わると1万2000人の内1000人しか残っていないのだ。
理由は国宝100位までの奴がものすごい勢いで雑魚を倒すからである。
2日目は昨日にくらべると少しペースが遅いがそれでも午前中には100人まで減っていた。
ココからは真剣勝負各個人決められた敵と勝負し勝敗をつけていた。
大体国宝30~100位は多少の順位変動はあったらしい。
そして決勝戦は裕樹と俺の勝負だった。
この勝負は国のほとんどの人が待ちに待った戦いだ。
裕樹はいきなり試合が始まると「剣よ舞え。そして宙を駆け巡ろ」と暗礁した。
俺も「舞え夜桜」と暗証し剣を構えた。
俺は風の計算を行い攻撃にまわすのではなく全て防御に回した。
それでも風のシールドを突き抜けて四方八方から剣が飛んできた。
俺は風をまとい機動力を挙げ二本の剣で飛んでくる剣や小刀を叩き落とした。
もちろんこのまま終わる俺ではない。
俺は隙あれば裕樹に向かって突撃し剣制を争ったりこちらも風を操り攻撃をしつつ
小刀を投げ更なる追撃をおこなった。
裕樹は俺が投げた小刀の軌道にあわせ自分の小刀を操り撃墜した。
そして裕樹は落ちている刀さえ手を触れずに操り小刀80本と6本の剣を宙に浮かし一斉に俺のほうへ向けて打ってきた。
俺は鞘から残りの剣全てを抜き六刀流になりカマイタチを放ちさらに風を操り風のシールドを作りあげた。
しかし風のシールドにはじかれた剣は地面落ちるのではなく宙で回転し再び俺に向かい攻撃してきた。
俺は即効で風を圧縮と回転をさせ炎を作りそのまま上昇気流を強引に作り俺は宙に逃げた。
まぁ2秒ほどで上空100メートルほど上昇し俺は何とか裕樹の死のレクイエムから逃れた。
さらに一瞬の隙を俺は上空から見逃さず俺は風を操り当たれば人体がばらばらになるような風の竜巻15個と小刀42本を同時に放った。
さすがの裕樹もこれには耐えられないだろう。
俺は宙で静止してそんなことを思った。
しかし現実はそうは行かなかった。
裕樹は血だらけになっていたがふと気がついた時には立場は逆転していた。
俺の四方八方には総勢86本の裕樹の刃が俺を囲っていた。これでは逃げ場がない。
それどころかこの至近距離では風を操りシールドを作るのが間に合わない。
裕樹は俺に向かって「健太郎降参しろよ?」と言ってきた。
だがおれは「それは無理だ」と返答した。
理由は風を操りプラズマをつくりシールドにすれば裕樹の剣をしのげるからだ。
それに言っていたあの医者は
「もし使う場合は30秒だけだ。それも一日30秒だ。しかしキミが本当に優秀な契約者を見つければそれが最高3分ぐらいは頭に負担をかけずに使えるだろう」と
俺は裕樹に返答しながら頭の中で風を操りプラズマのシールドを作りまとったと同時に剣は飛んできた。
しかし裕樹はその一歩上をいった。
20秒超えても死のレクイエムは続いていたのだ。
俺はプラズマを操り察したこのままでは負ける。
俺は小刀を袖から出し最後の攻撃をはなった。
プラズマの一部を俺の体と手に持った小刀へと流し俺は小刀を裕樹めがけて本気で投げた。
まさしくそれは超電磁砲だ。
しかし超電磁砲は透明な盾によってふさがれた。
確かにこの戦いは契約者が俺達をサポートするのはオッケーだが一体何処の誰が?
俺はあたりを見渡しすぐにどういうことかわかった。
俺や裕樹と同じクラスの小柳だ。
小柳は遥と同じくとても優秀な人だ。
いくら超電磁砲と言っても俺は出力を20パーセントまで落とした。
そうもし直撃しても裕樹が助かるように。
それがあだとなった。
おそらく試合が始まる前に裕樹は小柳を呼び一時的に契約を結んだのだろう。
試合規定には途中から契約者を変えてもいいとあるからな。
おれはプラズマが消え去る前に審判に向かって「この勝負俺の負けだ」と叫んだ。
するとプラズマが消えるのと同時に攻撃は止んだ。
結局俺はまた2位でこのランキング戦は幕を閉じた。
今度の敵は焔と同じ名刀〔斬鉄〕を持った男。
その男は裕樹を意識不明で病院送りにし健太郎も重症を負い成すすべがない。
しかも狙われてるのは健太郎の女友達。




