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04 居場所は?

まだ日本語を勉強中で、練習としてこの物語を書いているので、おそらく多くの部分が間違って書きました。どの部分が間違っているのか、どこにもっと良い伝え方があるのか、教えていただければ嬉しいです。


もちろん、物語に対する感想のコメントもいただけるとありがたいです。


殺されそうになった後、私たちは薬草を探した。せっちゃんはまだ少し怒っているそう。たまにホーンウルフが出た。ブラックボアより弱いけど、集団で狩りをするので、戦線にせっちゃんだけがちょっと厳しい。


私は何度もお尻に角を突かれて、ヒールにするともお尻が痛い。マジ群衆制御系のスキルが欲しい。でも少なくとも少しレベルアップしたから、悪いことばかりじゃない。


「ねえ、美月、今レッドハーブ何本ある?」


今はまた四つん這いで地面にある薬草を探す。チュチュさんの言う通り、レッドハーブは短いし、周りの草の高さが1.3メーターぐらいだし、これぐらい近づかなきゃ。


「20本ぐらいかな? どれどれ、アイテムボックスが22って」


「22?! うちはまだ7本な?!」


横の草からせっちゃんの頭が飛び出た。


「キャー! 驚かさないで、もう」


背筋を伸ばして体をストレッチした。


「探していたら、なんか、本能かなんとかが感じて、付いたら色んな薬草を見つけた」


「エルフからかな?」


「種族の長所とかスキルがあるかな? え、何時か間にか緑の手のスキルがあった」


:緑の手; 便利な植物を探しやすくなるスキル。それに、植物を育てるのが楽になると、回復魔法があれば植物を治せる。エルフは他の種族より習得しやすいけど、どんな種族でも習得できる:


「クレリックエルフの美月にピッタリよな」


「そうね。このスキルがないならばヒールとかが植物に使えないのか、知らなかった」


「農民とかならない?」


「さあ。それとも花屋さんもなれるかも」


「へえ、絶対冒険者になると言ってっと思った」


「え、なんで?」


「だって、異世界の約束でしょう? 男のロマンとかっ」


「男と言うなって言ったでしょう!」


怒りでにらむ。体中に熱がこもった。


せっちゃんがのろのろと立ち上がった。


「ご… ごめん… つい…」


「チェ」


少しため息をついて、冷静になる。


「まあ、とにかく、私には具体的な目的がない。冒険者はかっこいいけど、のんびりのスローライフもいい。ただ簡単な幸せが欲しい」


「じゃ 美月にとって、幸せは何?」


その時、変なゴロゴロ音が出た。せっちゃんの顔が完全に真っ赤になった。あ、お腹だな。


「食べましょうか、せっちゃん?」


少しにっこりしてる。


「からかわないで! でも、お願いな。」


高い草から出て、前の休憩所に座った。それぞれのサンドイッチをアイテムボックスから出した。


「美月の判断は正しかったな」


「何が?」


「昼ご飯を準備するって。しなければ早く町に戻らなきゃ。途中に空腹から弱り切るかも」


「えへへ、そうだな、せっちゃんは昔から大食漢だわ」


「言うな!」


「うふふ」


一口食べた。朝のサンドイッチと違うけど、これもいい。せっちゃんも嬉しそうにガツガツ食べている。


「前の話だけど、私の幸せは、まあ、暖かい居場所が欲しいかな。こんな風にせっちゃんと一緒に食べるとか。家族みたいな友達がいるとか。小さな家で穏やかに住むとか。冒険者のままでもいいけど、他の仕事もいい」


「フ。なるほど。」


「せっちゃんは? 何がしたい?」


「うちか?」


ゆっくり噛んでいて遠くを見つめるせっちゃん。


「せっかく異世界だし、旅行をして、色んな景色が見たいな」


「前の世界に色んな面白い場所もあるけど」


「金がないならどこにも行けないでしょう。この世界は本当にゲーム見たいに作れたなら、楽にいろいろな所に行けるだろう。学校や仕事の事を心配する必要もない。めんどくさい事が多いけど」


「確かに」


不意にせっちゃんがピクッと体を起こし、手を振り回した。


「でも絶対に旅行しなきゃじゃないな! ただの提案だけ。町に住み、時々近くにある面白い場所に行ってもいい。うちも、穏やかな生活も好き」


私の気持ちを汲んでくれているかな? 嬉しいので、大きく微笑んだ。


「せっちゃんといれば旅もいいわ。居場所って、文字通り“場所”じゃなく、パーティーとかも“居場所”になれる。まあ、つまり、言いたいことは…」


自分の顔を赤らめているように感じる。


「せっちゃんのそばにいれば、どこでもは私の居場所わ」


固まってぼんやりと見つめたせっちゃん。数秒後に顔が段々赤く染まった。


「いつからそんな滑舌が... この世界に来ると美月が変なこというばかり!」


「もう告白したから、隠す必要ないもん~」


「でも返事まだ言えなくてもいいって事はっ」


「親友への愛情を伝えるはだめなの?」


「これはっ もう!」


寝転がって両手で顔を覆ったせっちゃん。


「うふふ~」


せっちゃんがゴロゴロする間に私は残りのサンドイッチを食べ終えた。


立ち上がってまた約束を探すと思ったけど、その時、後ろから草がボサボサ乱れた。


「せっちゃん! 戦闘準備!」


「オウ!」


せっちゃんが前に剣を構えて、私が尻尾を巻いたように後ろに走った。情けないね。情けないよね。でもヒーラーの役目だからしょうがないでしょう。


ホーンウルフ一匹が現れてから、せっちゃんが一人で簡単に倒した。ヒールも要らないし、私は何も役がない。


レベルが5になった。せっちゃんは7。


「ん? ねえ、せっちゃん、スキルを選べるって」


「あ、うちが5になった時もスキルポイントを貰った」


「せっちゃん何が習得した?」


「美月が5になるのを待ってたから、まだ選ばなかった。考えるのはタンク系のスキルか、または攻撃スキル」


「伝統的な理論なら、一つの役割に特化する方がいいけど、これはゲームじゃなくて、私たちのリアルから…」


「知らない人とパーティーを組んで旅行するのは嫌よな。うちもそう思う」


頭をうなずいたせっちゃん。


「じゃあ、ワイドガードを取ろうと思う。近い間に前にバリアを作る。多いの敵がくればタンクできて、美月はもう走り回るの必要はない」


「それは助かる。お尻がまだ痛いわ」


「アハハ」


「じゃあ私は水魔法を取ろうかな。もっとサポート系なスキル欲しいけど、少しは攻撃できるようになりたい。水魔法はいろんな使用があるし」


「いろんな?」


「旅中に飲み水を作るとか、物を掃除するとか。戦いに泥を作って的の動きを限れるかも」


「緑の手とあると、まさに花屋さんやな」


「うふふ、かもね」


二人の選んだスキルを取った後、また1時間レッドハーブを集めた。暗くなる前に町に戻りたいので、長い間居られない。


復路に動物が出なかったし、平和な散歩だった。長くて疲れたけど。


「ようやく帰ったーーー 疲れたーーー お腹すいたーーーーーー」


ギルドの前でゴロゴロ文句を吐き出すせっちゃん。


「夜前に町に戻った良かったね」


「ええ。早く薬草と獣を出そう。夕食を食べたいな」


一緒にギルドに入った。いっぱい冒険者が集まってる、多分仕事から戻るばかり。私たちがカウンターへ歩いていると、たくさんの視線がこっちに向けられた。


「なんであいつらがこっちに? せっちゃんを見ている?」


「美月もでしょう? 今は美人だし、おっぱい大きいだし」


「忘れた」


確かに、視線が半分私に集まっていた。背筋がゾクッとした。こんな気持ち悪い感じは初めて。怖いのもキモイ。女はいつもこういう事を経験した?


「奴らは隠す気もないよね。恥知らずか? マジキモイ」


「そう、キモイ。こういうことよくあったな。少しちらっとだけなら構わないけど、ああいう恥知らずに女を物のように扱い、大嫌い」


せっちゃんも苦い顔をした。


杖をがっちり握った。


「男性って一匹残らずに全滅しよう」


「真面目な顔で怖いことを言うな。まあ、気持ちわかるけど」


チュチュさんのカウンターにたどり着いたら、チュチュさんが申し訳なさそうな顔をした。


「あたいらのギルドメンバーにごめんね。後にちゃんと叱るっす」


「あ…」


「まあ、彼らを少し分かるっす。二人とも、とても綺麗ですから」


「ありがとう…」


そう言われても、あまり嬉しくない。せっちゃんは前の世界でも美しいけど、私はただ神の気まぐれのおかげだから。現在の見た目はまだ内心に“私”のイメージと重なっていない。


「二人すぐに彼氏ができますよね」


「絶対ヤダ。私は男が嫌いから」


「じゃあ、女が好き?」


「そうですわ」


チュチュさんは目を見開いて私を見つめた。悪い反応...じゃない? 敵意を感じない。彼女の視線は少しソワソワして、頬がピンク色になった。敵意じゃないなら何の反応?


「とにかく、依頼のレッドハーブを見つけましたか?」


「あ、はい。獣も狩りました、ここに出していいですか?」


「獣もあればこちらに」


チュチュさんが後ろの大きなカウンターに案内した。


先ずはブラックボアとホーンウルフ。主に前線にいるせっちゃんは獣の死体を保ったけど、アイテムボックスの体積限りは獣10匹ぐらいから、私も少し持ってた。全部でブラックボア2匹とホーンウルフ10匹がいた。


「多いですね。普段にこんな数じゃないっす」


「獣たちが美月の匂いを好きかな?」


「おいせっちゃん!どういうこと?!」


「ケケケ」


「む!」


笑ってるチュチュさん。


「二人とも仲がいいっすね。付き合ってるですか?」


地雷を踏むな! 私もせっちゃんもすぐに赤面した。


「いえ、あの、うちらは幼馴染、あ、親友、とか、です」


せっちゃんと目が合えない。恥ずかしすぎる。


「こ-これは今日の薬草です!」


私たちの集めた薬草を出したら、チュチュさんが飛びつきそうになった。


「こんなに?! 特に美月さん、レッドハーブが30本ぐらいまで?! ブルーミント、コトア、マガレ、いろんなキノコも… すごいっす! まだ初心者ですよね?」


「いつの間にか緑の手のスキルが…」


目がピカピカ光ってるチュチュさん。


「なるほどっす! すごいです、美月さん! 緑の手は珍しいスキルだし、需要も高いっす」


「需要が高いですか? あまり冒険者らしくないなスキルですけど」


「冒険な事じゃなくて、農民や薬剤師がたまに緑の手を持つ人に依頼するっす」


「なるほど」


「そんな依頼が来たらすぐに美月さんに伝えますっす」


「あ、ありがとうございます!」


すぐに頭を下げた。冒険者の仕事は不安定な物なので、少しでも機会が増えたらありがたい。


チュチュさんが近付いてもっと褒めているながら、視界の隅に見えるせっちゃんの姿はチュチュさんに向いて睨んでいる。目が合うと、睨みはすぐに消えたけど。


「今回の報酬はすごい大量っすね! どのように分ければいいっすか? 均等に?」


「そうお願いします」


せっちゃんが私の肩を叩いた。


「ちょっと、美月! ほとんどは美月に狩った薬草からだぞ? 美月の分は多いべきだ」


「こんな程度に狩れるのはせっちゃんが守ってくれてるからだわ。ヒーラーは一人切りにだめでしょう」


「そう言ってもっ」


「それに」


手を握ってせっちゃんを見上げて笑んだ。


「私たち、パーティーでしょう? 一緒に苦労して、一緒に旅して。共にいるから、均等に分けれましょ」


指を少し強めに握って顔を赤らめたせっちゃん。


「…分かったわよ」


苦笑しながら報酬を転送するチュチュさん。


「二人はね…」



挿絵(By みてみん)


最近イラストいっぱい描いたので小説が遅くになりました。 良かったらツイッターで見てください~ https://twitter.com/AnyaLArcher

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