03 スライダーが増えた
長い間にアップしないですみませんでした。
でも美月のデザインを作って描きました! 今の初心者装備と違うですけど
まだ日本語を勉強中で、練習としてこの物語を書いているので、おそらく多くの部分が間違って書きました。どの部分が間違っているのか、どこにもっと良い伝え方があるのか、教えていただければ嬉しいです。
(もちろん、物語に対する感想のコメントもいただけるとありがたいです。)
目が覚めたら、枕はまだ少し濡れていた。日光が窓から部屋を照らした。
「もう朝か」
横を見ると、せっちゃんはまだ寝ている。
壁の鏡に行くと、自分の顔がめっちゃ赤くて、目が腫れぼったかった。昨夜は痛かったわ。私たちの想いって...いかん、いかん!
自分の頬を両手で打った。
もう決まったでしょう、せっちゃんが否定しても、この道に迷わない! せっちゃんが私を好きだったと知っても、それはなんだ? 最初から告白のつもりとか、想いの期待とかはない。寧ろ、まだせっちゃんとは友達だって、いいじゃない? 友達はすてきなものだわ! 異世界に来たでも孤独なひとりぼっちライフじゃなくて、親友といるとは、喜ばなきゃね。
鏡に微笑んだらまだ顔が少しボロボロな感じ。アイテムボックスにまだ少し池の水が残っているから、取り出して顔を洗った。
「ヒール。これで見た目は普通かな」
せっちゃんに起こそうかな? 私ののどが渇いたので、せっちゃんも多分同じだわ。部屋から出て受付嬢に頼んだら、ピッチャーとカップ2個を借りた。戻ると、せっちゃんはまだ起きてなかった。
そういえば、せっちゃんの寝顔、あまり見たことないね。すっごく可愛いわ。あの柔らかそうな唇、キスしたい...だめだめ、考えな。
「せっちゃん」
そっとに肩を突く。
「せっちゃん。朝だよ」
「ん…ん?何?」
目を覚まて視線をであったら、せっちゃん急に背筋を伸ばして毛布を胸に抱きた。
「誰?! エルフ! ここは?」
「尻尾めっちゃ立ってるよ、せっちゃん」
「えええ?!」
せっちゃんが自分の尻尾を握っている姿は可愛い。
「あ…」
「昨日のこと、覚えた?」
「ん。覚えた」
せっちゃんが頭を頷いた。
「美月…だよね?」
「うん」
「はい、水」
「ありがとう」
お互いに水を飲んで、しばらく何も言わなかった。
「昨夜の事って」
やばい。感情がまたボロボロになった。顔出なければいいから、床にみつめた。
「せっちゃんの悩みを増やしたくないわ。男と呼ばないのは一つだけの願いだ」
視線が合わなくて、立ち上がって腕を伸ばした。
「他の事はまあ。どう言えばいいかな… どんな返事でも、または返事しなくても。どれも文句は言わない。どんな時間掛かってもいい。それとも、昨夜の事をせっちゃんが全部忘れたいなら、それでもいい。だって、ただまたこの世界にせっちゃんとともにいるって、私は十分ラッキーだわ。これ以上は…」
「…美月は本当にいいの」
「…朝ごはんを食べに行こう。昨日に払った部屋代に食事含むか?」
「払ったのは3泊分と昨夜の夕食だけ」
「じゃあ朝食は食堂に行く?それとも外に?」
「外に行こう。チュチュさんがお勧めした出店に試したいな」
「いいよ」
受付にピッチャーとカップを返して、宿を後にした。マップのアイコンをなぞると、広い道に着いた。いろいろな屋台が軒を連ねていた。美味しそうな匂いがいっぱいする。多少な異世界の物語の食事がまずいけど、ここに匂いから判断しれば多分大丈夫とおもった。
「何食べよう、せっちゃん?」
「安いもの」
「え」
せっちゃんが苦虫を噛み潰したような顔をした。
「私たち、お金が少しだけ残ってるな」
「…食べて後にギルド行きましょう」
「賛成。あれはいい?」
せっちゃんが指さした屋台はパン屋らしい。
「いいわ。あ、そうそう、ギルドの依頼をしようなら少し肉を食べて方がいいと思う。余裕があるならな。しばらく町の外にいるかもし、昼ご飯も準備しないと…」
「いっぱい依頼あるな、美月は」
「ごめん。うーん、町の近くにいるなら、昼に町に戻ってギルドに素材を売れる。そしてあれからのお金で食べ物を買ってる」
せっちゃんがシステムウィンドウと屋台の看板を見つめていた。
「分かった、昼食の分も買う」
「いいの?」
「まあ、予算はまだギリギリセーフかな。それに、美月の言う通り、町から離れなきゃいけないかも。今がお金を貯めようすぎるって、そしてあまり狩れなくて支払いが少なれば、本末転倒だな。代わりに、今日、私たちは頑張らなきゃ。じゃなくてまじヤバイな」
せっちゃんがサンドイッチを買って私の分を渡した。昼飯の分をアイテムボックスに入れた。周りを見ると、人々が歩きながら食べていた。
「ここでは人が食べながら歩くらしい」
「ああ、ほんとうな」
「少しカルチャーショック感じない?」
「アハハ。異世界エルフになったのにこんな簡単な事はカルチャーショック?」
「簡単だからこそ、もっとインパクトがあるでしょう?」
「ふむふむ。そうかも」
私は歩き出して、ハムチーズサンドイッチを食べた。少し地味だけど、悪くない。 甘酸っぱいソースもある。
「おい美月、待って」
「ん?」
せっちゃんが追いついて、私の頬に指を当てた。顔が近い。
「ソース、こぼれたそ」
キュン。頬が熱くなった。キャー、せっちゃんがかっこいい。前の世界よりかっこいい。
「あ‐あ‐あうぃがと」
「何、この乙女顔」
「なんもないもん!」
背を向けてギルドの方向に走った。
もう、ドキドキ止められない。せっちゃんたら、こんな事よくしれば好きな気持ちが忘れられないだろう。
「なんで走るよ、美月」
「何でもないわ!」
ギルドに入ると、チュチュさんが掲示板の前に掃除する。
「ああ、二人とも、おはようございますっす」
「おはようございます、チュチュさん」
「依頼に来たんですか? ほとんどのいい依頼はもう取れちゃったっすけど」
「え? もう?」
「みんなが早朝から取ってきたから」
せっちゃんが首を振った。
「朝ごはん前に来た方がいいかな」
「あでも、二人はまだ初心者なので、簡単な依頼がまだ残ってるっす。最近にリコリスが新人冒険者あまりない」
「この辺りは危ないですか?」
「特にないっす。ただ、数が増えなくて、既存の冒険者たちがランクアップして誰にも簡単なクエストが取れたくないっす。たとえば薬草の報酬を増やしても、薬草を取りに行くって、俺らをなめんじゃねよ!と文句言うっす」
チュチュさんがめっちゃ大きいため息をつく。歯を食いしばって目を細めた。
「全くバカっす。全員がね」
せっちゃん少し笑った。
「逆にうちらが付いてるな、楽な依頼でいい報酬って。今はマジでお金が必要だな」
「ふ ふ ふ。その通りっす!」
チュチュさんがグルグル回って掲示板の一つのポスターを打った。
「これがお勧めのクエストっすぅ~ 西の草原からレッドハーブを取るっす。今は町が不足しているので、報酬が普通より高くなった。でも集まる場所は少し遠くし、たまにホーンウルフとか現れてるし、普段の町民が行かない。でも二人の新人冒険者、それにウォーリアーとクレリック、ばっちりなクエストっす」
「そうしようか、せっちゃん?」
「異議なしー」
「じゃあ、このマップ見てくださいっす」
差し出した指を見になぞった時、巨大な地図が壁に塗られる。歩きながらチュチュさんが説明してくれた。
「それぞれのギルドに局地のマップがありますっす。手を触れば自分のマップウインドウがその局地の情報を記録するっす。自分自身が行ったらその辺りのマップ情報がもっと詳しいですけど」
せっちゃんと同時にマップを近づけて手を伸ばした。そうすると、ウインドウが出た。
:リコリスのマップデータが登録しました:
「何でギルドがこんなマップがあるですか?」
「あたいも分からないっす。全部のギルドは町の女神像と同じくアドミニストレーターの建物ですから。普通の人には変えられない、壊せない。町内に他にもあるっす。ほとんどの建物は町民が作ったけど、たまにアドミニストレーターの建物が出る]
「だから町の建築物がいっぱいな種類がありますね」
「そうっす。人々はアドミニストレーターの建物と同じデザインが欲しくないから、もっともっとな派手な建物を作った」
チュチュさんがマップの西部分を指さした。
「この辺の草原にレッドハーブがあるっす。町から… 歩いて1時半とか2時間ぐらいかな? 地面すれすれに生えている赤い葉っす。でも周りの草はかなり高いので探しにくいです」
「うわー、本当に遠くだわ。帰る時にも。水筒買わなきゃね」
「水筒ないっすか? まさか、アドミニストレーターから何も受け取らなかった?」
「ただ基本的な服と武器だけです」
「じゃあ…」
チュチュさんがあっちこっち見て、近づいて耳打ちした。
「シャベルとか買うもいいっす」
「何でですか?」
「トイレの時間とか…」
「あ…」
その後、水筒といろいろな用品を買った。シャベルの役に伝えると、せっちゃんが危なく悲鳴を上げた。町から出る時間までギリギリ我慢してた。
「近代的な世界に戻りたい! 何で道にトイレがないんだ?! 少なくともゲームっぽいな世界ならトイレ機能をなくせ!」
「その場合だけにチンチンがあればいい…」
「聞こえたくない!」
「せっちゃんこそ、町を出てからずっと文句ばっかり!」
「ウリャアアアアアアアアア!」
森の中でせっちゃんが私の肩を両手に握ってドンドン前後に揺さぶった。
「美月はクレリックでしょう? 浄化魔法とか習得できる?」
「ん、分からないな。そもそも浄化魔法って、体内のものを浄化できるの? 先ずに出してっ」
「ウワアアそう言うな!」
「はぁ… あ、またヘルプウインドウ。 どれどれ…」
:クラスの特徴としてボーナスがあるけど、習得できるスキルに制限しない。他の役のスキルを習得できる可能性がある:
「じゃあ、クレリックにも攻撃魔法とか習得できるかな?」
:スキルを習得方法はほとんど三つ - レベルアップ、アイテムを使う、それと面白い行動をする:
「面白い行動?」
「うちらにバカされたな」
「あいう事かも、よく毒されたら毒耐性が習得したとか」
「ん… でもあのクソ女神が、アハハあいつがいつも顔に転ぶから、ローリングサンダーのスキルを上げよう~ とか気がする」
「想像できるわ…」
あの時に、木々の隙間からまたしゅとん、いえ、ブラックボアが走り出た。
「キャー!」
突っ込むされたと思った時、せっちゃんが前に飛び出して剣でブラックボアをブロックした。
「ありがとうせっちゃん!」
「サポートお願いね! ヒートエッジ!」
せっちゃんの攻撃が当たったけど相手がまだ生きていて、反撃で牙で打った。
「ヒール!」
「サンキュー」
後ろから鳴き声を聞いて、またブラックボアが出た。
「もう一匹くるそ! こいつら群れで狩るかも!」
「美月あれカイトして!」
「そう言っても!」
情けない的に木製杖でに匹のブラックボアを打って、木々の間に走り出した。せっちゃんの戦いの周りにグルグル走って突っ込むされないように木の陰に身をかわした。
でもブラックボアが私より早いし、森に慣れているし、所詮にけつが牙を突くされた。
「クッソイッテーーーーー!!!! ヒーーール!」
「あまり女の喋り方じゃないな、美月」
「黙ってて助けてよこら!」
「ハ ハ ハ~」
木の周りを回るとせっちゃんがそこで待ってた。せっちゃんの横を走り続けて、同時にせっちゃんが動き出した。せっちゃんが飛んで、剣を左上から右下へ切り込んだ。
「いくぞ! ヒートエッジ!」
大きな鳴き声を出したブラックボアが最後の息を引き取った。
「はぁ、はぁ…」
「大丈夫、美月?」
せっちゃんが笑った。
「うん、いつもありがとうね、せっちゃん」
せっちゃんの顔に見上げて微笑むと、せっちゃんが真っ赤になって横に向いた。
「ーんん。とにかくステータスを見ろう。ああ、うちレベル4になった!」
「そう? ステータス。え、経験値を少し貰ったけど、まだレベル1。攻撃出来ないのか? サポート形にずらくない?」
「アア! ごめん、美月!」
せっちゃんが手を叩いて頭を下げた。
「ウインドウを見ると、パーティー機能があるの! 多分、パーティーが組みなかったから...今から組む!」
:刹那からパーティー招待が来ました。受け取りますか?:
「ほ、パーティーに入るとマップでお互いの位置が見えるか。プライバシーモードもできる。便利だわ」
「本当にごめんね、経験値を取ったな」
「大丈夫、私ほとんど何もしていないし。寧ろ、せっちゃんは最前線の戦闘員、レベルを上げて前にいい」
「それでも、ゲーマーとして気分が悪いの」
「いいから、いいから。ドンマイ。せっちゃんはいつも私を助けたわ」
「分かった…」
私たちはまた草原の方へ歩く。
「こうやって思い出が蘇るな、美月」
「ん? 何で?」
「うちらさ、一緒にゲームでいつもこうやってるでしょう?
うちが戦闘員で、美月がサポート」
「あ、そうだな」
思い出したものから少し笑った。
「楽しいわ、一緒の時」
「何で美月がいつもサポート刑なの?」
「敵を倒すより、見方を面倒見て助けて欲しいわ。誰がHP低いと、誰が魔法の助力が必要とか」
「母みたいな」
「ウフ、そうかもわ」
森から出た。周りに平野を見たいけど、目標地は少し先にある。
「とにかく、何で美月がエルフになった? さらにそんな爆乳も」
せっちゃんの目が細めて、私は膨れた。
「これが好みだもん。エルフが好きわ。せっちゃんこそ、なんで狐?」
「...好みから」
「ホラ」
少し静かになった。
「爆乳も好きのか?」
「ええ、好きわよ!せっちゃんも、前の世界より、おっぱいスライダーが増えたでっ ウギャ!」
殴られた。マジ殴られた。HPが下がった。
「もう! 美月はデリカシーがない!」
「じゃあ私の爆乳を難ずるな!」
しばらくそうやってお互いにからかっているうちに草原にした。
「たどり着いた〜 もう疲れた。でも薬草を探さなきゃわ…」
「少し休憩するといいよ。2時間ぐらいに歩いたし、あの戦いもあった」
比較的きれいな場所を探して地面に座った。アイテムボックスから水筒を出して少し水を飲んだ。せっちゃんも同じようにした。
柔らかな風がさっぱり涼しい。
「美月」
「うん?」
せっちゃんを見ると、彼女が自分の膝を撫でた。
「うちの膝の上で寝ていいな」
「ええ?! 本当にいいの?」
「いいってば。美月疲れたでしょう?」
「そういうなら…」
私はせっちゃんの膝枕に横になった。こんな事、前になかった。せっちゃんの太ももはとても柔らかい。少しせっちゃんのいい匂いがする。背中を曲げて、もっと近くに丸くなった。腕が胸の前に、せっちゃんの膝を触った。
「気持ちいい?」
「…いい。ありがとう、せっちゃん」
しばらくそのままで、静かにお互いの存在を感じる。
「ねえ、美月…」
「ん?」
「前に言ったよね、またこの世界に一緒にいるって、ラッキーなこと? うちもさ。美月がいなければ、うちはきっと心が揺れ動くだろう。美月がいるから、うちが楽になる」
せっちゃんが顔を赤らめる間に、私の髪を優しく撫でてくれた。
「感情が分からないけど。美月がどう考えるか分からないけど。でも、昨夜の事、前に美月が好きだった事、忘れないでね。うちも忘れないな」
「...うん」
せっちゃんの恥ずかしそうな顔はとても美しい。どっちの世界でも、世の中のどんなものより美しい。
「やっぱりおっぱいスライダーが増えたね」
「マジ殺すぞ」
「ゥキャアーーーーック」