第47話 3級職
今日の狩りを終えて都市に帰ってきました。
そこで、今後の為に反省や今後の予定を立てる事に。
狩りからの帰り道は、結構魔物に襲われたので少し遅くなってしまった。
なので、冒険者ギルドへは行かず、そのまま宿に向かう。
一晩5000GAU程度で、清潔で安心な宿と指定して教わった宿の3軒目。
人間の中年夫婦がやっている一晩5200GAUの宿だが、あまり変わらない。
冒険者ギルドは比較的近いけど、食事は昨日の方が美味しかったかな。
で、今日もベッドの上で反省。
実は、帰りの戦闘中に魔法戦士でレベルが上限に達した。
で、次の職業は、と考え始めたところで魔熊が猛烈な勢いで突っ込んできたので、考える暇もなく薬師へ転職した。
昨日、次何に転職するか考えておけば、何でもなかった。
まあ、薬師になりたくない訳では無い。
薬師は、魔生薬と言う薬を造れる。
それに関連し、原料となる薬草類・魔物の部位・鉱石や魔石等の簡易鑑定だけでなく、人族の病気の有無や治療法が分かる簡易鑑定も意識するだけで自然に出来る。
なので、これになれば医者として一生暮らせるとも言われている。
だけど、実際は就ける人の数が多いので、裕福に一生暮らせるかと言うと、何か特徴が無いと薬師程度では難しいらしい。
とは言え、3級職になるとステータスはそこそこ上がるし、薬師の上位職は魔法薬師だから、体の欠損すら治す魔法薬であるエリクサーを造れるようになる為には、必ず通る道だから無駄にはならない。
また、魔石や薬草等の簡易鑑定が出来るので、冒険者ギルドとか各種お店とかの鑑定役にもなれるそうだ。
俺の場合、薬系の職業については原材料がある程度揃っているから、薬を買わずに自分で揃えられるようになるメリットは大きいだろう。
でも、他にも生産系なら鍛冶師、錬金術師にも興味があった。
俺は万能タイプの転生者らしいので、転職条件の多くを満たしているはず。
なので、3級職の中級職は全て就く事が出来る。
既になっているのは、神官、魔法戦士、薬師で、後は戦闘士、狩人、魔物使い、黒騎士、白騎士、鍛冶師、魔導士、隠密、錬金術師になれるのだけど。
優先順をどうすべきなのか。
戦闘士は、飛斬撃と言う、離れた所に武器を使った衝撃波の様なモノで攻撃できる。
まあ、攻撃力は高く無いみたいだけど、長距離攻撃能力はあった方が良いだろう。
狩人は、準斥候系の職業であり、追跡と言うスキルを新たに得られ足跡・臭い・気配等から対象についてある程度知る事が出来たり、追跡できたりするようだ。
魔物使いは、魔物を従魔化出来るチャンスが得られる。
黒騎士は、幻影魔法を使えるようになるそうだ。
隠れながら幻影を使い、敵をおびき寄せるのも良いのかも。
まあ、匂いとか足音からこちらを見つける魔物には役に立ちそうにないが。
白騎士は、受け流しを覚える。
武器や防具を使って、相手の攻撃を逸らす事がスキルの補助で上手になるようだ。
これはこれで、近接戦闘をするのなら必須の様な気もする。
鍛冶師は鍛冶が出来る様になる。
当然、これで武器とか防具とかも造りたい。
でも、高レベルになる迄は、金槌とか金床とかだけでなく、金属を溶かす炉とか大規模な物まで必要そうなので、急いでなってもその力を有効活用出来そうにない。
魔導士は、水魔法が使えるようになるので、攻撃手段が増やせるので、次の候補だ。
隠密は、罠解除スキルが取得できるので、罠があるダンジョンとかに行くなら必要だろうけど、今は必須ではない気がする。
錬金術師は、付与師系の中級職で、武器や防具に半永久的に錬金効果を付けられるので、是非なりたい職業だけど。
でも、錬金効果を半永久的に付けるには、まず武器とか防具の良品を造る必要があり、その良品にある空枠と呼ばれる世界に満ちる魔力であるマナを吸収し循環させる刻印に錬金効果を付けなければならない。
でも、その良品を持っていないし造れない。
ああ。
転生直後に小能を使って手に入れた武器や防具は空枠が4つある良品か。
でも、鉄の剣等では中途半端と言うか、今となっては錬金効果を付けたとしても性能不足だろう。
だから、現状急いでいない。
改めて確認すると、まだまだ、この世界で強くなる為には色々と極めて行かなければならない。
まあ、俺自身が極めなくても、仲間に極めてもらえば良いのだけど。
その仲間は、奴隷じゃないと秘密を安心して明かせない。
と言うか、一緒に狩りに行き色々な力を見られるのすら不味いかもしれないと思っている。
今日聞いた話だと、奴隷商に大量に万草を売れば、今でも従者としての奴隷を手に入れる事は難しくはない。
でも、それも悪目立ちだよな。
どうしたものかな、と思いながら、今日も寝てしまった。
今後、強くなる為には、色々な方法があると確認したようですね。
多分、1人で3級職全てを極めて行くのは大変だと思うのですが、現状1人なので自分が身に付けていくしかないのかな。




