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第117話 魔物狩りと強さの確認

 今日は一人で魔物狩り。

 それで手に入れたいものはイッパイあるようですが、今日は何を目標としているのでしょうか。

 魔導士から狩人に転職し、狩りを再開する。


 ハイオークの次に戦ったのはジャイアント3匹だ。


 いわゆる巨人。


 オーガと何が違うかと言うと、巨大な悪鬼と邪悪な巨人と言う違いだろうか。


 大きさも、オーガより大きいか。


 まあ、どちらも凶悪な顔をしている上に、人を食ったりする凶暴な存在なのは同じだけどね。


 どちらも、設定によっては温厚なモノも居たか。


 6メートルはありそうなので剣で戦うのは諦めて、朝のスキル上げで多弾頭化した火矢を隠れたまま打ち込む。


 とりあえず首を破壊して倒し、戦利品処理するとジャイアントの魔石C3個、木の大槌3本だ。


 木の大槌は売れるかと少知に聞くと丈夫な木材として売れるらしい。


 まあ、長さが中途半端かなとも思うけど、使い方次第か。


 しかし、火矢は16発同時に発生させると熱いな。


 まあ、多弾頭化した火弾も熱かったのだけど、一点を16発で攻撃する場合は兎も角、一発一発火矢の軌道をイメージしたり狙いをつけたりしていると、俺の周りで待機している状態が長いから、その分熱いんだよね。


 なんとかならないかなと、火矢の火をもっと小さくもっと高熱にとイメージ。


 バスケットボール位の大きさのオレンジの火の玉が浮いていたのが、青白い小さい野球のボール位の火の弾に変わった。


 前は、ここまで変わらなかったのに、魔力操作や火魔法のレベルが上がったからイメージによる変更も大きく出来るようになったのか。


 それを同時に16発。


 うん。


 でも、少し俺からの距離を取った設定にしたのに熱さは変わらない。


 では威力は如何かな、と岩に撃ってみると威力が上がっているかも。


 何より、燃焼・破損させる箇所が小さくなるから、戦利品の痛みが少なくなりそうだ。


 と火魔法のメニューを表示し、デフォルト設定を選択し、イメージにより変更する前の初期設定となる火矢を青い炎の小さめの火矢に変更しておく。


 火弾も、一応同じように設定し直しておく。


 その設定変更後、次を探すと魔虎の反応が比較的近くにある。


 そちらに向かうが、今回の魔虎には感知されないようだ。


 そのまま魔法で倒すか迷ったけど、周りに他の魔物も居ないので剣で戦ってみる事に。


 俺が姿を現すと、驚き警戒し、周りを警戒しながら距離を詰めて来る。


 大丈夫、ただの魔虎だ。


 スピードではこちらが上回っているはず。


 そう自分に言い聞かせ、剣技や戦闘士技の言うとおりに間合いを詰めていく。


 すると、凄い勢いで飛び掛かってくる。


 これに押し倒されたら、首に噛みつかれたら終わり。


 いや。


 筋力のステータス、耐久のステータスだって高くなった。


 どうなっても諦めてはダメだ等と冷静に判断しながら、奴の攻撃を躱しながら横に移動し首を切り落とす。


 相手より、圧倒的に素早いからできる事だ。


 俺は確実に強くなっている。


 転職によるたった1%弱のステータス強化だって数百回繰り返せば。


 効率は悪いのだろうし、他にもっといい方法があるのかもしれないけど、間違いではない。


 強くなれている筈だ。


 しかし、油断すると様々な力を持つ魔物にやられる。


 今の俺では、戦えば死ぬしかない敵は幾らでも居る。


 自惚れてはダメだ。


 そう自戒しながら、魔虎を戦利品に。


 結論としては、接近戦も訓練しておいた方が良いとも思った。


 恐怖心が凄かったし。


 恐怖耐性とか取るべきなのだろうか


 なのに、彼女達にやらしているんだよな。


 はあ。


 それが彼女達の意思なんだけどさ。


 次に狩りに行ったのは、魔女王バチ、魔蜂64匹だ。


 魔虎を倒しレベル上限に達したので転職可能になっている。


 なので、魔蜂を倒しながら1級職と2級職の転職を繰り返し、何時もの転職によるステータス上げ及び少知少能スキル鍛えが出来そうだ。


 自分に隠形、無い事に偽装、秘匿スキルにより、魔蜂に発見されないことを確認。


 村人に転職。


 魔蜂を1匹火矢で倒す。


 はい。村人でレベル上限です。


 後は6匹倒すと星2でもレベル上限になると判明。


 流石、経験値増加スキルの力による39倍の経験値。


 このハチの巣で、星1と2の職業を一巡できた。


 後は、ステータスが下がって危険なので、東西に走る街道より南側の比較的魔物の弱い方に移動。


 今日は、オークやゴブリンなどの人型を優先して剣で倒す。


 その理由だけど。


 鍛冶師技スキルもLV11以上にしておきたいのだけど、その原料となる鉱物・金属が無い。


 なら、魔物が発生した時に持っている武器の金属部分を溶かして純度を上げたり合金にしたりして原材料とする。


 それで鍛冶師技スキルのレベル上げ出来ないかなと考え始めたからだ。


 それで、最近は金にならないと避けていた、青銅製や品質の低い鉄製の武器を持ったゴブリンも狩る気になった。


 ついでに剣技や槍技も鍛えようかなと言うのもあるか。


 虐殺される方は、堪らないだろうけど。


 ゴブリン78匹、オーク37匹、魔狼12匹、魔豚4匹、魔トカゲ4匹を倒し、今日の狩りを早めに終了する事に。


 今日は、1級職及び全2級職に4回ずつ就き、最後に3級職の隠密になって終われた。


 まあ、ちょっと隠密のレベルが低いのが気に入らなかったので、更に魔蛇を長距離から倒し、戦利品を回収して帰った。


 これだけの金属を得たら、鍛冶が出来ると満足しながら。

 火矢を同時に16発放てるようになる等、ワンランク強くなったようです。

 その力を使い、鍛冶をする前準備を始めた様です。

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