表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

115/190

第115話 裁縫のレベル上げとナガラ訓練

 狩りを終え、食事を終え、各種スキルのレベル上げの時間に。

 魔導士なので、職業の恩恵のある魔法系のスキル上げをすべきなのですが、主人公は別のスキルのスキル上げをするようです。

 食後は今日もスキル上げだ。


 狩りに出かける朝と違い、ある程度MPを減らしても心配は少ないから、こちらがメインのスキル上げとなる。


 で、今日は何を意識して上げるかだけど。


 日課のスキル上げ以外として裁縫スキルを考えている。


 と言うのも、生産系のスキルで良品が作れるようになると錬金術で様々な強化が半永久的に出来る様になるから。


 そして、それによって俺の戦闘力を上げられると推測している。


 と言う事で現状を把握すると、良品が作れないLV10以下の生産スキルが、裁縫と鍛冶だ。


 鍛冶スキルについても、宝箱からミスリルのインゴットを手に入れたので、それを使って生産したいと言う思いもある。


 実は鍛冶師技スキルがあれば、スキルとMPにより金属を無理やり形成し、武器とか鎧とかを造る事も可能だからだ。


 だけど、無理やりスキルで形成したのでは、鍛冶の作業をしたモノに比べて強度に不安があるそうだ。


 なので、一から完璧にとまでは言わないけど、それなりの鍛冶作業をやりたいのだけど、金属・鉱石を溶かす為の溶鉱炉とか大規模なモノまで必要になるらしく、先に革製の防具の高性能化と言う事で裁縫を選んだ。


 材料は、肉を売った後に残った大量の魔牛の皮。


 これを材料として大量に使い捨て出来る物、売却できるものを造り、量産スキルと経験値系スキルのレベル上げもしたい。


 でも、何が良いんだろう。


 靴とか消耗品だから良いのかなと思ったけど、サイズが合わないと売れないか。


 少知に聞いた処、錬金効果が付けられるようになるとサイズ調整と言う錬金効果を付けられ、それを付けた靴が売れ筋らしいのだけど、今は未だできない。


 実用品だと、革のコート。


 それも雨具にもなる様に水をはじく加工をした物が良さそうかな。


 後、今使っている革製品は、魔物から魔石を取り出すときに使う革の長手袋(革手袋ロング)か。


 財布とかベルトとか日用品を造る手もあるけど、販路が無いから無駄な在庫になりそうか。


 革のコートや革の長手袋だと水を弾き消臭効果を付与し腐ったりしない革にするのにMPが多めに必要そうだけど、その分経験値にはなりそうだからこの二つが良いか。


 そう決めて、まずやったのは魔回薬づくり。


 薬研と薬研車とEランクの魔石と魔力草で、魔回薬+1を造る。


 3つ出来たので、その内2つは亜空間収納に入れて、一つを飲みMPの回復力を上げる。


 これで、生産の為の準備完了かな。


 まず、女性用の解体作業用の革の長手袋50セットを2回。


 次に、男性用の解体作業用革の長手袋50セットを2回作成。


 後は、空いた時間にでも雨具代わりにもなるフード付きの革のコート100着を5回造る事にして準備だけしておく。


 今回の生産も、多めにMPを使い、高機能で高品質な革製品をと意識して製造してみた。


 それが、関連するスキルの経験値の増加につながり、経験値増加スキルの成長につながるから。


 今回は、サンプルも造らず、スキルが提示してくれる情報を信じ一度に同じ物を大量に造ってみた。


 ちなみに、女性用の革の長手袋だけで裁縫スキルはLV11を超えた。


 これなら、サイズ変更の錬金効果をつける必要のない革のコートを先に作り、革の長手袋にサイズ変更を付ける予定にすればよかった。


 そう思いつつ、革製品の生産を一旦終える。


 後は、現在魔道士だから、魔法系のスキルの経験値取得は職業の恩恵により2倍になる。


 それを意識しながら、残りのスキル上げを。



 夕食後のスキル上げを終えて、居間に戻るとクトリアが座って待っている。


 まだ、多少落ち込んだ感じか。


 なら、今日は少し趣向を変えてみるか。


 彼女をお姫様抱っこで寝室へ。


 そこに寝かせてキスをして。


 夜着を脱がせながら、ある提案をする。


 「今日から、エッチの時もスキル取得の為の訓練をしてみる?」


 「えっ」と、クトリは素直に驚いている。


 「まあ、しないよりはましかな、程度だろうけど」


 「は、はい」と、言いつつクトリアは困惑している感じか。


 「俺が魔力操作スキルで、指先、唇、舌、あそことかに魔力を集中させてクトリアに触れたりするから、それで俺の魔力を感じられるか意識していてね」


 「そ。それって」と、困惑したままのクトリアを無視し、彼女の合意の返事を待たずに愛撫を始める。


 本来、俺の管理下にある魔力であるMPは、脳と心臓の位置に濃く存在する。


 他にも、血液の様に体中を循環していたり、体の中に滞留していたりするのだけど、それを指先に集中させ、胸等を愛撫する。


 舌や唇にも移動させたりしながら、性技が教えてくれる場所を教えてくれる方法で。


 まあ、所々で自分の趣味も入れながら。


 クトリアは、かなり感じる様で暴れるみたいになるけど、それも往なしながら。


 流石に、あそこに魔力を集中するのは意識が別の方向にも行くから、行くまでに時間がかかった。


 この辺は性技スキルによる調整が必要かも。


 クトリアが大変そうだったし。


 疲れ切った彼女を抱きしめ、満足して今日も眠れそうだ。

 エッチをしながらの『ながら訓練』。

 効果は有るのでしょうか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ