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シヴァ~精霊達に愛された精霊魔導皇~  作者: ユウタ
特別章【新生の若人の章】
92/95

とある男ととある三姉妹①

※本作品は特別章を書き始めました。

 幾つか投稿して終了となります。

※特別章を書き始めました。


とある一人の青年が―――――父親と母親、そして精霊と呼ばれる種族の長である祖母に見送られていた。


「父さん、母さん、お婆ちゃん。俺、義姉さん達の居る学園に行くよ」

「おう、周りに気を付けてな」

「お友達を沢山作って来なさい」

「向こうはあれから良い設備も整ってるから寮暮らしも楽しんでね~」

「うん!行って来ます!」


何年かの月日が経ち、この俺、ソウルは精霊の里で父さんと母さんの息子として生まれた。

一応で義理ではあるが3人の姉が居る。

これがか自分が通う寮付きの学園の理事長で、長女ミズチ姉さん。

今後の俺のクラスの担当になる教師である次女のコタツ姉さん。

四学年もある学園で四年生の上級生である三女のリンド姉さん。

まず先に学園での入学式を終えてからミズチ姉さんの下へ向かう予定である。


「着いた。ここがスティア魔法学園・・・!」


学園には3つの統制がある王族、貴族、平民の3つ。

確か俺は平民にあたるのかな?


学園の受付にて名前と出身を聞かれている。

が、自分の番になった。


「えーっと、先ず名前と出身を」

「はい!名前はソウル=ソリティカ。出身は精霊の里なんで、えーっと」

「姓名が・・・そ、ソリティカッ?!も、申し訳ありません!別の書類をお出ししますので少々お待ちください!」


俺が言いかける途中で受付と近くに居た人達が驚く。

直ぐに受付担当の人が別の書類を取り出し、慌てて名前と出身地を書き写し


「で、ではあちらへのルートをお使いください。あちらは理事長先生が自ら用意した場所でして」

「姉さんが?・・・分かりました。ありがとう御座います」


受付の人達にそう言ってお礼をして指定された場所に行く。


「えーっと・・・ここか」


指定されたクラスに入る。

俺が入った後に他にも何人か入って来た。


「おっ、受付に居た――――」

「ソウル、ソウル=ソリティカだよ」

「あぁ、ソウルだっけか?俺はディーノ=ウィンターナってんだ!ディーノって呼んでくれ!」


ディーノと言う男から聞いた話によると、各種族の王族や精霊王、に認められた者のみが入れるクラスらしい。

俺の姉達もこのクラスで生活したらしい。


「このクラスは元は理事長考案らしいぜ?」

「へぇ~、そうなんだ?」


教室で話していると、先生が――――いや、コタツ姉さんが来た。


先生が来た事で気付いた生徒は次々と正しく自分の席に座る。


「うんうん、みんなちゃんと自分の席に座って偉いよ~。それじゃあまず私から自己紹介ね!私の名前はコタツ=ソリティカ。そこの席に座っている彼の義理だけどお姉さんなの。みんなよろしくね~」


俺とコタツ姉さんが姉弟と知ったクラスメイトはざわつく。


「ハイハイ。次は君達の自己紹介の番よ~」


そして自己紹介が良い感じに終わり、入学式に入る。

入学式を終えた後、教室にまた戻る。


「やぁっと入学式終わったぁ~~~」

「姉さん、人目に付く―――――」

「居たぁ~!!!」


あっ、ヤバい予感が―――――


「ソウルゥ~!!!!」

「ちょっ、リンドぉ~!!!先生!コタツ先生いるから!!」


退屈な時間が苦手な姉二人に捕まってしまった・・・。

二人に抱き着かれた状態で周囲(まわり)に注目を浴びてしまった。


「シュスです。ごめんね、ソウル君」

「いえ。それより、理事長の所行きたいんですが・・・地図か何か持ってます?」

「それなら、えぇっと・・・あったあった、はいコレ」

「ふむふむ・・・・覚えました。ありがとうございます先輩」


先輩から地図を借りて場所を把握した俺は地図を先輩に返す。

俺は姉達に抱き着かれたまま友人たちの方に向いて


「悪い、このまま理事長室行くわ。副担任の人とリンド姉さんのクラスの先生に代わりに謝罪しといてくれ」

「おっ、おう。わかった」


友人に頼んだ後に瞬時に転移魔法を無詠唱で使って転移する。


「アイツ、今無詠唱でやって無かったか?」

「あれ?知らなかった?精霊王の一族であるソリティカ家は代々無詠唱で魔法がバンバン使えるらしいぞ?」


他のクラスメイトとそう話すディーノであった。


転移魔法で理事長室にそのまま入った俺は取り敢えず理事長であるミズチ姉さん事情を説明する。

ミズチ姉さんは呆れて


「そう、全く二人は・・・・」


ミズチ姉さんは俺に合うまでの期間が寂しかったのか―――膝の上に乗せて思いっきり抱き着いて来た。


「あ、あの・・・ミズチ姉さん?」

「やだ」


未だ言っても無いのに拒否された・・・・。


「それで・・・俺に何か話す事あったんじゃ無いの?」


俺がそう言うとミズチ姉さんが「そうそう」と言って俺を下ろしてから自分のデスクに戻って引き出しからとある一枚の紙を取り出した。

この一枚の契約書のような手紙は事前に新入生が入る前に試験の後の際に書かせたやつである。

殆どが俺に関する注意事項?みたいなやつだ。

まぁ俺は一切書いて無い。


「これ・・・・」

「貴方が次の精霊魔導皇になる際に他の生徒達には対等に接する事と貴方が納得するような内容にしたから大丈夫」


姉さんのその答えに俺は妙に納得した。

今回の話はここまで。

当作品以外にも

・「オメガ~追放者の絶対支配~」

・「セヴン~大罪の力を持つギルド職員~」

の2作品もお勧めです。

是非ご覧ください

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