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シヴァ~精霊達に愛された精霊魔導皇~  作者: ユウタ
最終章【精霊魔導皇の章】
90/95

とある青年ととある精霊魔導皇の嫁②(終)

※この作品だけあらすじや次回予告文等は御座いませんのでご了承ください。

「それでは・・・よろしいですね?エナさん、ラスさん、ヤンさん」


彼女達が元の場所に戻る事が決まった今現在、リリが教皇猊下の座に新たに継ぐ事になったらしい。

こうして聖殿に関係者が続々と集まっていた。


「勿論よ」

「アタシもッス!」

「いつでも帰れる準備は出来てるヨ!」


主要なメイド達は一人一人彼女達の元へ着いた。

見知らぬ土地でエナ達と共にメイドとして暮らすらしい。


彼女達はそれぞれ挨拶を済ませ、やっと元の世界へ戻る準備が出来た。


「あの件、宜しく頼む」

「任せて頂戴。3人共々合流する機会があればユウの故郷に足を運ぶわ」

「お願いね、三人共」


別れの挨拶を済ませ、現教皇猊下であるリリは元教皇であるレヴィとその相棒である光の特異精霊とその場に居る彼女達の部下達と共に魔法陣を起動させた。


「発動しますっ!!!!」

「【転移】魔法発動!!!」


そう彼女達は言い、一瞬にして発動した。

リリが大きく息を吸って吐き


「転移魔法の発動・・・・成功しました!彼女達は今現在の元の故郷に戻っているかと」


彼女がそう言うと周囲の人達は皆、歓喜の声が上がった。

ユウは仲間が帰ってしまい、暫く俺の筋肉質のある胸を借りて誰にも気づかれない様に声を殺して泣く。




転移魔法が成功し、数年の月日が経った、とある日―――――

一人のイタリア人女性が日本某所に、かつての二人と再開し日本の某所の色々な所を巡って歩いていた。


「エナ様、情報得ました!」

「ありがとう。場所は?」

「あちらの方です!」

そう彼女のメイドと一緒に3人は急いで行く。


辿り着いた先の目の前にはなんとも古民家的な一軒家があった。


「え~っと・・・日本人名の・・・【南風燈子みなみかぜとうこ】ちゃんの家・・・っすね」

「まさかの大家さんが親戚の方だったとは思っても無かったわ。」


エナは取り敢えず残りの二人とそのお付きのメイド達と玄関先まで行き、インターホンを()して鳴らす。


『はーい、少々お待ちを~』


少し声のトーンが落ち着いたような女性の声がインターホン越しから聞こえた。

暫くすると、玄関のドアが開き


「どちら様でしょうか」

「この時間にお尋ねして申し訳ありません。実は私達―――――」


エナは軽く説明をすると、その女性は眼つきが変わり


「分かりました。玄関に居るのもなんで取り敢えずお上がり下さい」

「失礼しますね」


エナに続いてラスとヤンもその女性の自宅の中に入る。

そのままリビングに通され、中央の丸いテーブルを囲んでそれぞれ座る。

そしてその女性も間違いでは無いが、結婚して苗字も変わっているらしい。

自宅は親戚の大家さんから貰い受けていたばかりで苗字を変えていなかったと言う。


「では改めて。八雲燈子(やくもとうこ)です」

「私はエナ・ヴァルハラで、彼女達はヤン・リュウホウとラス・エクサよ」

「宜しくお願いしまス」

「宜しくお願いするネ」


挨拶も終わり、本題に入る。

自分達は別世界にて転移された事、ユウのみ転生している為この世界に戻れない事。

そして、異世界で結婚して旦那が居る事を説明する。


「そう・・・ですか。良かった。ユウちゃんが幸せに暮らせているなら安心だわ」


ラスは懐に仕舞っているポケットの中の手紙と付属していた写真を見せる。

トウコはその場で嬉しそうに泣く。


「隣に居るのが・・・あの子の旦那さん?」

「えぇ、その旦那のお父さんも故人ですが・・・転生者でして」


エドワード・カルムとエナがそう言うと、トウコは驚き


「その人・・・私とユウちゃんの親の同期です!」


なんでも男女問わず人気らしく、モデルや塾講師をしていたらしい。


「不思議な縁ですよね。こうしてユウちゃんがやっと幸せを掴めれるようになったのは」

「良ければユウさんの・・・彼女の親の現状を教えて貰っても良いスか?」


ラスがそう聞くと、トウコは頷く。


「実は―――――」


ユウが居なくなってから生活が困難になったらしく、借金を抱えて離婚も出来ない状態まで追い込まれ、彼女を死に追いやったと言う事でトウコを除く総勢数十名以上の人達がその夫婦を訴えたらしい。

結果的に彼女達が異世界で楽しく過ごしている間に彼女の親は刑務所にて過ごす事になったのだと言う。

両方共々頼る相手が居なくなり、借金抱えたまま大罪を犯し、刑務所にて誰にも看取られずそのまま亡くなったらしい。

それを聞いて3人はホッとした。


「それじゃあ手紙と写真は燈子さんにお渡ししますね」

「分かりました。有り難うございます!」


三人はまたいつか集まろうと日本を集合地点として合意し、その場で各地にて解散となった。


またいつか――――――――――END

当作品での本編は終了となります。

また特別章を書く予定ですので読みたい方はそのまま次のページへお進みください。

当作品以外でも

・「オメガ~追放者の絶対支配~」

・「セヴン~大罪の力を持つギルド職員~」

の2作品もお勧めです。

是非ご覧ください

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