とある青年ととある魔族の女―その①
※この作品だけあらすじや次回予告文等は御座いませんのでご了承ください。
「志願者の殆どは自然公共国建設に?」
「ほら、シヴァが前に弟子を志願する人達が多くて困ってたろ?その半数を各国に送ってもまだ残ってたから俺が代わりに建設に携わるよう提言したんだ。建設し終えたらその国の住民としてバックアップ出来るし、君が保護した美形のエルフ君、名前がえーっと」
3日が経ち、エルデが遊びに来た。
お城の方は忙しいと言う予定も無いらしく、俺と話をしに護衛を連れて訪問しに来たのだ。
「シグル、シグル=レイド。エルフ達の中でもリーダー格で因みに俺の弟子でもあるラティの遠縁らしくてな、あ、後ラティは相棒の精霊とパーティーメンバーのカイザーとそこを拠点にするらしい」
「成程ぉ~、後はそうだね・・・騎士団とか魔導師団とか公共国の国内と城外の民村にギルドも必要だね」
暫く話し合った結果―――
「――――って事で元魔王国跡地の新王へのお使い宜しく」
「畏まりました。行って参ります」
「ウチの精霊達が見守ってるから安心して行って来な」
俺がそう付け加えて言うと護衛の一人が敬礼し
「有り難うございます!行って参ります!」
「気を付けてね~」
エルデがそう言って見送った後、その場で立ち
「もう用は済んだし、後残りの別荘に居る弟子志願者達は俺が護衛と一緒に連れて行くとするよ」
「おう、宜しく頼むよ。国王」
エルデが護衛達を連れてその場を去った後にユウ達が部屋から出て来た
「誰か来てたの?」
「エルデが来てたぞ」
そして遊びに出てたであろうミズチ達3人が貴族の出であるスノンと一緒に戻って来た
「おっ、水浴びか。楽しかったか?三人共」
「「「うん!」」」
「遊んでいる途中でスライムも来ましたが何故か仲よく遊ぶことになりまして、片付けするのが遅くなりました」
スノンがそう言って苦笑いする。
「楽しんで来たんなら大丈夫だろ、それより明日から皆で自分達の部屋の大掃除するぞ~」
「「「は~い!」」」
俺がそう言うと皆は返事をして夕飯を取り就寝準備をして寝始めた。
次の日、俺が言った通り部屋の掃除をしに一度だけ皆の部屋を見て回るにした。
「やっぱりメイドの部屋は思った以上に綺麗にしてる・・・・ん?」
「「!!」」
先ずは8人のメイド達の共同部屋を視察し始めたんだが・・・・
メイド長たち二人の机が・・・・他のメイド達よりもひどい有様になってた。
俺は少し頭を抱えて
「お前等、自分の部屋以外だけは何で完璧なんだ・・・・」
「他で多忙でしたので」
「隣に同じく」
二人は視線を逸らし誤魔化した。
俺は溜息を吐いて
「お前等全員後で二人の身の回りの片づけを手伝ってやってくれ」
「「「分かりました。」」」
そして次はリリとエナの共同部屋。
リリは潔癖症と言う事もあり、常に清潔なのだが――――エナの集めるオカルト収集品の量にドン引きして流石に手を付けれなかったらしい。
「・・・・リリ、お前の気持ちよ~く分かった。大掃除前にエナに説教よろしく頼む」
「分かりました・・・エナさん?」
「アッハイ」
綺麗好きで潔癖症の人を怒らせたら怖いものだ。
次にヤンとラス、二人は意外と綺麗好きで整理が得意らしい。
しっかりと細かく整理していた。
「そう言えば二人も異空間持ってるんだっけか?」
「持ってるヨ。アレ、整理する時に便利だし不要なモノは異空間に仕舞って必要な時だけ取り出すようにしてるシ」
「私は武器や防具等は異空間に仕舞ってるんで必要な時があんまりないんですよねぇ~」
とは言えここまで綺麗にしてるのは是非他の人達も見習ってほしい。
次は子供達の部屋なんだけど・・・
「遊ぶものや勉強用道具とか修行用のはしっかり整理してあるからいいけど・・・それでもなんか物足りなくないか?」
「そうね、リクエストあれば買ってあげましょ」
因みにミズチ達はメイド達の部屋で掃除のお手伝いをしているらしい。
次に俺とユウの部屋だが――――
「シヴァ様、意外と質素なんスね」
「余り物欲無いからな、俺」
「それに比べて・・・ユウさんは大量の料理本仕舞ってるんですね」
「趣味の一環として料理とかお菓子作りとかにハマっちゃって・・・そうだ、女子会する時にみんなで共有して色々作りましょ!」
女子会だと俺だけ抜きなんですが・・・まぁいいや
今回の話はここまで。
当作品以外にも
・「オメガ~追放者の絶対支配~」
・「セヴン~大罪の力を持つギルド職員~」
の2作品もお勧めです。
是非ご覧ください




