とある青年ととある二人の姉弟弟子
※この作品だけあらすじや次回予告文等は御座いませんのでご了承ください。
「さて・・・結構依頼続きで結構お金貯まったな」
勇者の遺物による緊急依頼を無事に終えて1週間の間、討伐後の影響もあって俺やユウ達にも1週間の間に様々な依頼を頼まれたりして今に至る。
まぁギルドの方でも他の人達にも成長させて欲しいからって事で俺達は暫く休みを貰う事にした訳だが・・・
「まさか王都で弟子志願が増えるとはな」
「あの人数は流石に私も引いたわ、まぁ魔導師に関しては私か引き抜いたお陰ね」
そう言ってエナが外出から戻って来た。
現在別荘を国王の許可の元で建ててそこで交代交代で弟子志願をして来た人達を職ごとに指導している。
今までの依頼からの得たお金で別荘を建てたは良いもののその倍に弟子は増えてさらに資金が増え続けてしまい、今はメンバーに頼んで各国に得た資金を譲渡している。
「さて、後はお前達に給料をやる。君達が使いたいように使ってくれ」
「有り難うございます!」
メイド長以外のメイド達は私服は少なくメイド服以外ボロボロだったので買わせておく事にした。
当人であるメイド長と副メイド長は
「シヴァ様からの恩恵で手一杯なので」
「私も同じく」
と言う事で給料は受け取らなかった。
まぁ彼女達の意思を尊重したいからそうしているだけだし・・・いいか
「シヴァ師匠!!弟子が多く居ると聞いて駆けつけました!」
冒険者ギルドから助っ人を出すと言う事で二番弟子カイザーと一番弟子ラティが駆けつけて来てくれた。
弟子の多く居る別荘に案内すると―――
「こりゃ師匠の下へ駆けつけて正解だな」
「そうね、どの子も10代前後だし」
余りにも弟子希望の子等が多い事に二人は驚きを隠せなかった。
「それじゃあ、まぁ・・・」
「手解きしちゃいますか!」
別荘で少し見物しにテラスから見た。
「ほれ、相手を魔物としての想定だぞ!真剣にやれ!」
「「はいっ!」」
カイザーは剣術が得意なので魔法が使えない冒険者志望の(仮)弟子達に指導を。
「まだまだよ、精霊達は頭が賢いんだから相手を上回る考えを持って!」
「「はいっ!」」
ラティは精霊との魔法が得意になったので精霊との契約からのスタートを。
それぞれ真剣に取り組んでいる。
「シヴァ、そろそろ休憩入れましょ」
「そうだな・・・・カイザー、ラティ!休憩入れるから弟子達を休ませろー」
俺の指示により二人は了承し10分間の休憩を入れた。
「ホレ、これが“家族”として受け入れた精霊達だ。皆自分の意志をさらけ出しているだろ?」
「「おぉ~」」
休憩の合間に精霊使いのレア職を所持している子等に正しい基本を幾つか教えた。
ユウの方も同様で――――
「組手と同じよ、組手は相手への目線をずらしてからが本番。剣士も剣士で相手の視線をずらしてカウンターだったり死角を狙ったり出来るでしょ?」
「「成程・・・」」
そして休憩を終えて昼飯も済ませ、修行を再開させた。
「さてと・・・俺等はもう戻るからどのタイミングでも良いから解散させるときはしとけよ」
「「分かりました。」」
元弟子ではあるがそんな二人の深々とした礼を背に俺とユウは家に戻った。
今回の話はここまで。
当作品以外にも
・「オメガ~追放者の絶対支配~」
・「セヴン~大罪の力を持つギルド職員~」
の2作品もお勧めです。
是非ご覧ください




