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シヴァ~精霊達に愛された精霊魔導皇~  作者: ユウタ
第五章【貴族の章】
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とある青年ととある二人の新人冒険者―その②

※この作品だけあらすじや次回予告文等は御座いませんのでご了承ください。

「さて、魔物狩りもここまでにしてギルドに報告しに行ってらっしゃい」

「はいッ!」

「有り難うございました先生!」


白狼皇フェンリルお爺様との特訓を数日間やり、教え子二人を限界まで出来る所までクエストを受けて貰っていた所だ。

二人の事情も理解した所でユウが


「そう言えば私も元の場所で家族関係絡みで疎遠になった子が居たなぁ」

「あの時話してたやつか?」


ユウは頷く。

話を聞けばその子も今の彼女とその友達と同じ悩みがあった間柄だったそうだ。

だが前に聞いた話で彼女がここにきて数日に気付いたらしい。


「さて・・・そろそろ戻って来る筈なんだが・・・」


俺がそう言って水を飲む。

すると、遠方からギルド職員が猛ダッシュで走って来て


「―――シヴァさん、大変です!貴方の教え子である二人の新人冒険者なんですがっ」

「おっ、おう。大丈夫か?」


息を切らしかけているそのギルド職員を落ち着かせ、何があったか聞いてみた。


「お二人の事情は知っていますよね?」

「あぁ、何でも親同士がいがみ合ってるんだろ?」


ギルド職員は頷き、ポケットから紙を取り出して俺に見せた。

城への召喚、及び二人のご両親の今後についての事などが書かれていた。

・・・もしかして


「あの二人のお兄さんが?」

「えぇ。国王陛下に直談判をしたらしく、緊急性のある内容としてギルドに届いたんです」

「つまり、二人は今から国王陛下に顔出しをしに行くって事?」


ユウが驚いてそう聞くとギルド職員は否定せずに頷く。

となれば――――


「貴族同士の衝突は貴族同士で有耶無耶(うやむや)にする事があるが・・・まさか家族を巻き込むとはな・・・」

「それで私達もついでに行って来て欲しいて事?」


ギルド職員は頷く。


「お二人は貴族よりも国王陛下よりも上の立場。つまり全ての人達の頂点に立つ方なのでお二人の証言と合致すればあの二人は冒険者として続けられるのです!」

「・・・ん?ちょっと待て、そしたらあの二人の話に出てたご両親の行動がおかしくないか?」


親同士が冒険者としての行動を許可したのならそれ以降口出しして来ないはず、なのに呼び出しと言う事は二人のご両親は気が変わって何かやらかすのかもしれないと言う事に気付いた。

二人にそう説明すると


「実は・・・他にもギルドで冒険者になった貴族の方々も目にしてるのでシヴァさんと同じように仰ってました。お二人の行動が明らかにおかしいって言う事に」

「貴族の中では情報は筒抜けって言ってたけど・・・流石そこまで情報が行き渡らせていたなんて・・・」


ギルドに来た後、俺とユウも職員の人と話をしてそのまま転移魔法でアビス城の門前にまで移動した。

俺とユウに気付いた門番が来て話をした。


「貴族絡み・・・またかぁ~」

「国王陛下もその事で色々な止んでいたので即決しておこうとしていた所です。国王陛下には話を通すのでお入りください」

「有り難う」


どうやらアビスも含む殆どの城内の人達も貴族絡みでウンザリしているらしい。

俺とユウはさっさとアビスに会いに行く事にした。


「そう言えばアビスさんって苗字なんだっけ?」

「そう言えば教えて無かったな誰も、現国王はエルデスタズ=アビス。王家の中で若くして国王に就任された男でな、アビス王国では彼の曾祖母、祖母が女王陛下として代々継いでいたんだが母親を亡くしたらしくてな、父親が4代目の国王に就任して今現在一人息子である今のアビス国王・・・エルデスタズ国王陛下が就任したんだ」


俺がそう長く説明するとユウが「そうなんだ」と納得した顔で頷いた。

今回の話はここまで。

当作品以外にも

・「オメガ~追放者の絶対支配~」

・「セヴン~大罪の力を持つギルド職員~」

の2作品もお勧めです。

是非ご覧ください

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