とある青年ととある薄水髪のメイド—その①
※この作品だけあらすじや次回予告文等は御座いませんのでご了承ください。
「・・・着いたが、目の前の洞窟がそうか?」
「はっ!ここで怪男系が住処から逃げているとの遠方の警備隊から連絡を!」
豪雪怪男は結構凶暴な為こうして多くの兵隊達が派遣されたのだ。
気を引き締めなければならないな・・・
「さて・・・ん?」
「師匠、この魔力・・・」
ラティが何か感じ取り、奥へ先に進む。
すると―――
「師匠!エナ様が奥の方で発見しました!」
一同全員驚き奥へと急いで進む。
ラティの言う通りエナが毛布に包まれて座って暖かそうなお茶を飲んでいた。
豪雪怪男を目の前にして
「・・・あっ、シヴァ!」
「・・・とりあえず成り行きを説明して貰って良いか?」
軍隊はそのまま洞窟内で焚火をして軽食を作って貰っている間に、ラティとカイザーの弟子二人とニスペとエンズの二人と俺とでエナの話を聞いてみた。
「実は数時間前に転移魔法による暴走が各所で謎の現象としてしてたらしくてレヴィに頼まれたのよ」
話によるといつも通り授業を行っている間にその話を聞いて調査を自分に頼んだらしい
「もしかしてその調査中に?」
俺がそう聞くとエナは頷き
「目的地の館で調査してたらそこの男爵が居て怪しかったから話しかけたら急に」
「ドゥドゥオーン!ブォン!ブルルヴォン!」
兵隊の一人が豪雪怪男の話を聞くと―――
「『洞窟内に居る普通種の仲間に声掛けようとしたら彼女が急に現れて仲間が皆勘違いして逃げて行った』と言っております」
魔法陣なるものが発動し気付いたら彼等の目の前に出て来たという訳だ。
「ふむ、それじゃ例の騒ぎはそこの豪雪怪男が原因ではなくエナ殿がと言う事が正しいって事でありますね」
後で全てのギルドを経由して正しい情報を伝えると言ってくれたので一安心だ。
「ん~・・・となると我々の目的とカイザーの腕試しが無意味でしたね」
「仕方無い、帰ったら俺が相手になるけどそれで良いか?」
「「宜しくお願いします」」
そして元の場所に戻った俺達はギルドに正しい情報を伝え例のスノウフットマンに関してはウチで保護する事になった。
今回の話はここまで。
当作品以外にも
・「オメガ~追放者の絶対支配~」
・「セヴン~大罪の力を持つギルド職員~」
の2作品もお勧めです。
是非ご覧ください




