とある青年ととある鮫の少女―その②
※この作品だけあらすじや次回予告文等は御座いませんのでご了承ください。
いつもの朝――――
「おとーさん、起きないと大量の水―――」
「今起きるから部屋を濡らすのは辞めてくれ」
「分かった。どく」
今日から朝は子供達にルーティンの形で起してもらう事になった。
今日はミズチ、明日はコタツ。明後日はリンドと言った形で起して貰っている。
因みに・・・リンドはコタツよりまだ少し背が低い為、俺が使っているベッドだと届かないので―――
彼女であるユウに一緒に起こしてもらうサービス付きだ。
「ねみぃ~」
「おとーさん起してきた~」
欠伸をし、頭を掻きながらミズチと一緒に食卓へ向かう。
ミズチはかわいい小走りでたたっユウの元に行く。
「おはよう、シヴァ」
「まだ朝は早いが・・・アイツ等はパトロールか」
俺はそう言いながら外を見る。
「火魔石で焼いたチーズパンを食べながらパトロールしに行ったわよ」
「ユウ~この袋の中に一昨日狩って来たヤツ入れてるからお昼ごはんに追加できる?」
「いいわよ~お昼は何にしようかしら~」
ヤンは俺がリンドを連れてくるまでの間は山籠もりして修行をしていたらしい。
その時に狩っていた魔猪をユウに差し出していた。
リリは早朝から神聖教皇国に行って会議に参加していている・・・なので早めに食事を終えて出かけたらしく、ラスは時折冒険者としての実績を積むため放浪している。
「ほぉ~学校の方は夏休みか、なら精霊の里に遊ばせに行くか」
「お願いして貰って良いかしら?親御さんから『外に遊びに行かせたいんだけど・・・』って言う連絡があったのよ」
今は夏休みの期間の為、神聖教皇国にある学園側に一時的休職願い届を出した後に行くと、生徒達の帰りの迎えに来た親御さんからそう言われたらしい
「んなら世話になった精霊の里に顔出すか」
俺はそう言いエナと一緒に精霊の里に居るエレア母さんに顔を出した。
エレアお母さんに一通り説明すると―――
「あの子達がここ保護してた時の遊具ならまだ使えるわ、上位精霊の子達に頼んでおくわね」
「お願いするよ、母さん」
俺はその後、家に戻りエナは精霊達と一緒に各親御さん達に会いに行った。
「神聖教皇国で家庭が増えた?元は女性だけの国家なのにか?」
「さっきエナさんが教えてくれたのよ。元々敵対関係だった魔族でも今は仲良しだし、『それじゃあ結婚しよう』って話らしくて」
以外と結構色んな種族達が馴染んでたな・・・
「そりゃー良かった。後々から心配する必要はねぇな」
俺はそう言い、ユウから貰った淹れたてのコーヒーを飲みながらそう言う。
今回の話はここまで。
当作品以外にも
・「オメガ~追放者の絶対支配~」
・「セヴン~大罪の力を持つギルド職員~」
の2作品もお勧めです。
是非ご覧ください




