とある青年ととある聖者―その①
※この作品だけあらすじや次回予告文等は御座いませんのでご了承ください。
「まず、皆様の元に現れなかった事をここでお詫びさせてください」
「まぁ、一応集まったんだし良い・・・よね?」
とユウが言うと皆はさほど気にしない様子で彼女を慰める。
ここで彼女の紹介をしよう。
聖者とも言われている彼女は現勇者メンバーの内の一人でリリ=チェッキス。
れっきとしたこの世界の住人だ。
「しかし、未だに彼女も危険視されているとは・・・困ったものですね」
「そうだな・・・魔王、これまでの先代勇者達の中での聖者は一番頑張っていた方か?」
メルディは頷き
「私の父さえも認める優秀な方でしてね、勇者達の行為に身の危険を感じて逃げたのは正解なんですが・・・何かが引っ掛かりますね」
「神聖教皇国以外だと確か友好なんだよな・・・もしかすると」
先代の聖者は先代勇者達にハメられたのかもしれない。
「確かにネ。そうじゃ無ければ私とカ、ラスが老いぼれの先代達が暗殺を命令するのも納得ネ」
そんなヤンにエナは頷き
「私も最初は半信半疑だったけど・・・どうやら先代達と仲介していた神聖教皇国の出身者が嘘の噂を流した・・・ってのが私なりの解釈ね。もしかしたら悪に手を染めているかもしれないし」
「・・・俺に考えがある。少し時間くれ」
そして数時間後、俺はとある場所に連絡を入れた。
『貴方の仰った通りです。私の先代教皇猊下である母が先代の聖者の親友でした』
「やっぱりか・・・情報有り難う。レヴィ」
レヴィはどういたしましてと言いながら通信を切る。
他にも色々情報を聞いたので・・・
「ってな訳で行こう、リリ」
「仰せの侭に」
俺は真実かどうかは目の前のその人に直接聞かなければと思い、メルディの移動魔法を利用し
そのまま神聖教皇国に着いた。
「レヴィ教皇猊下!精霊魔導皇シヴァ様とお付きの方が話を――」
「通しなさい。謁見は既に前もって許可しています」
女聖騎士が頷きその場を離れる。
そして実はもう一人とある人物がその場に居たのである。
当作品以外にも
・「オメガ~追放者の絶対支配~」
・「セヴン~大罪の力を持つギルド職員~」
の2作品もお勧めです。
是非ご覧ください




