とある青年ととある大賢者―その③
※この作品だけあらすじや次回予告文等は御座いませんのでご了承ください。
『―――と言う事でそちらに向かう可能性が高い。気を付けた方がいいわ』
「そうか、わかった。そっちもご苦労さん」
暫く時間が経ったのだろうか拳闘士らしきその女性は闘気と言った魔法でも剣技でも無い力を使って魔法で何重にも作られた見えない壁を壊そうとしたらしいがやはりから来たらしい。エナの強靭な魔法に勝てなかった彼女は神聖教皇国を諦めてターゲットをこちらに絞ったらしい。
「一つ良いか?」
『何?』
俺は一つ思った事を口にした。
「そいつやお前らはどうやってここを着き止めてんだ?」
『あぁ、その事?そうね、一つ言うとしたら・・・外部に偵察を依頼したりとかかしらね』
外部の偵察者。
つまり―――
「そうか・・・分かった。なんとなく」
『そっ、それじゃ私はやる事あるから一旦切るわね』
彼女はそう言うと通信を切る。
それじゃあ・・・・・
「さて、後もう少ししたら来るかもな」
一方で、彼女達の方では――
「わっ私が?!い、いやいやいやないないない!流石に無いよぉ!!」
ラス達はコイバナをしていた。女性陣としては実にワクワクするものだ。ただ一つ、会話をする場所が地下で無ければ明るいのだが・・・彼女達には一切関係無い。
「ラス殿、恋バナとはそもそもなんですか?」
「あ~この世界の魔物から人になった子は知らないか。実は言うと―――」
ラスは分かり易いように説明をする。
「・・・成程、つまり女性同士の情報共有って事ですね」
「ニュアンス違うけど大体はそうね」
ユウはそう言いながら苦笑いをする。
「んで、どうなんスか?主の事」
「えぇ~それ言わないと駄目?」
「言わないと駄目っス、じゃ無きゃ主に直接言いふらし―――」
「ワーワー分かったって言う!いうから言い触らさないでぇ!!!」
そんな女子の会話にコタツは丸くなりながら欠伸をする。
直後、耳をピクピクして何かに気付いたように起き上がる。
「バウツ!バウバウッ!」
コタツのそんな不思議な行動に気付いた3人は早速例のターゲットが来たと感じ取った。
当作品以外にも
・「オメガ~追放者の絶対支配~」
・「セヴン~大罪の力を持つギルド職員~」
の2作品もお勧めです。
是非ご覧ください




