とある青年ととある女暗殺者―その①
※この作品だけあらすじや次回予告文等は御座いませんのでご了承ください。
「―――で、前の勇者達のメンバーの一人、暗殺者の末裔か」
「らしいですね、まぁまえの勇者達よりかは劣ってますけど」
数時間前、外套を身に着けていた襲撃者はまさかの―――女だった。しかも前の恐れられていた勇者御一行の子孫らしいが・・・
「俺の不在の間に被害を受けたと聞いたけど・・・それ程でも無いな流石だ」
「も、申し訳ありませんっユウ様!まさか私の不在の間にこのような輩が居たとは」
そう謝るトールを魔王とユウが宥め落ち着かせ、俺は被害に遭っている箇所を見に行ったが金属以上に固いと言われている木材を特殊加工で作られたコテージのある拠点兼自宅なので傷一つ無い。
俺とトールとコタツが不在の間に魔王がちゃっちゃと片付けて縄で縛っていたようだ
「・・・くっ」
「まったく、この子勇者の代わりを殺そうとするとは・・・やっぱり残りの勇者御一行の新しいメンバーも捕まえないといけないですね」
元魔王がそう言って細目で女暗殺者を見る。
その女暗殺者は元魔王の細目を見た瞬間怯えて
「ご、ごめんなさい」
「(魔王の威圧に弱い?!)」
俺は一応ユウに聞いたが女暗殺者は見切られてばかりで何一つ魔王の足元にも及ばなかったらしい。
ユウは何かふと思い
「魔力弾放ったのってアレ・・・魔法士以外出来たりするんですか?」
「魔法士がやったらやったで威力はそこそこあるけど・・・・魔法士以外だとそこまで強くはない」
勇者の場合聖剣や魔を断つ力で倒せる為魔法の威力もそこそこある。だが勇者以外は職にあった技構成じゃ無ければ威力が弱く使い物にならないのだ。
「―――って事で、俺達と同居するならその縄・・・解くけど」
「わっ、私は―――」
一度縁側に座っていた魔王が立ち彼女に何か魔法――――いや、“呪い”をかけた。
「何したの?」
「主の命に背く度に発情した状態になる呪いの魔法です。ただ主の命令に従順になれば呪いは発動せず大丈夫なので」
この子・・・恐ろしい子!!!
「あー、って事なんだけど、どうかな?あっ、因みに襲っても意味無いから安心してね」
「――――っ・・・分かりました命令に従います。」
「そうかい。んならよかった」
襲撃して来たその女暗殺者は素直に聞くようになった。
数時間後―――
「あっ、あの主、流石に裸エプロンは恥ずかしいのですがっ!」
「俺に言われても・・・ねぇ?」
魔王の提案で罰として辱めの格好で一日過ごさせる事にした。
無論、特定の物以外の使用を禁止にすると言う条件付きで。
その理由で下着や暗殺者装備一式を取り上げてニーソーと言った布の履物とエプロン以外身に着けさせていない。
これで十分・・・いやそれ以上の辱めにはなる。
「くっ・・・屈辱的ですっ」
「魔王、少し許してあげたら良いんじゃないか?」
「私なんかよりも狙われたユウが判断すれば良いんじゃないんですかね?」
この元魔王ハッキリ言ってドSだよ!?
流石にユウは慌てて
「さ、流石に下着位許してあげましょ?ね?」
いや、そこは服じゃ無いんかい
「むぅ~・・・裸エプロンの方が良い罰にはなるんだけど・・・」
「そ、そんなぁ」
次の日、その女暗殺者は反省し切ったのか、俺やユウの言う事をキチンと守るようになった。
ただ・・・メルディが来る度に怯えていたけど
当作品以外にも
・「オメガ~追放者の絶対支配~」
・「セヴン~大罪の力を持つギルド職員~」
の2作品もお勧めです。
是非ご覧ください




