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シヴァ~精霊達に愛された精霊魔導皇~  作者: ユウタ
第一章【勇者出現の章】
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とある青年ととある魔物達―その②

※この作品だけあらすじや次回予告文等は御座いませんのでご了承ください。

『ギャアアアアアアオォンッ!!!』

「くっそ硬てぇ!!!大槌持ってるやつと斧持ってるやつで迎撃しろ!短弓と長弓と杖持ちは支援とデバフだッ!」


先程のガタイの良い男が的確に指示をし冒険者達もそれに従う。だがしかし王猿(キングコング)は皮膚と毛が固いせいでただ単に打撃が吸収されて貫通が弾かれているような感じだ。

そもそも王猿(キングコング)(モンキー)系の中で超が付く程難易度が高い。いうなれば特級SSSクラスだ。


『グギャアアアアアオゥンッ!!!』

「ユウ、あの時渡したアレで二人でやろう」


俺がそう言うとユウは頷き


「わかった!」


そう言いユウが先に突っ走る。


「お、おい!勇者の嬢ちゃん危ねーぞ!」

「大丈夫です!シヴァさん、お願いします!」


俺はユウが出した合図と共に四神獣の()()を呼び出した。

そして


『『『『我らが兄弟、シヴァの指示の下に』』』』

「ヴル、上空から牽制の焔を。シル、君は風に潜んで風弾を。ノル、相手の攻撃を躱しながら反撃を。アトン、王猿(キングコング)の攻撃から守ってけがをした皆に回復をそれぞれ頼む」


俺の的確な指示により四神獣である彼等は頷き一斉に行動をおこす。

ユウが剣を構えながらヴルの元へ行き


「ヴルさん!私を奴の真上に落としてください!」

『分かりました。的確に狙えるように落としますね』


ユウとヴルの咄嗟の行動に周りは感心する。


『ヴルフレア!今の内にやったれ!』

『援護お願いしますねノルシア、シルフィア』


3体の神獣の見事な連係プレイに加えてユウは真上から王猿(キングコング)の頭を手に持っているナイフで中心を突き刺す。

すると王猿(キングコング)は突然倒れた。倒れた衝撃で後ろの木々が薙ぎ倒されていった。


『皆さんどうぞ、吾輩の魔法で作った回復薬じゃ。おおっと、落ち着いて飲みなされ』

「神水玄アトンディア様有り難うございます!」


アトンの配られた回復薬で疲労や戦闘時の負った傷の冒険者達も元の状態まで回復していった。

戦況の活躍を聞いた王国のギルドでは歓声が上がっていた


「やっぱシヴァの兄ちゃんは強いな、俺も鍛えないと」

「武器の新調と強化もしないとな~」


王猿(キングコング)が討伐された事で他の(モンキー)系モンスターは散らばって逃げて行ったが、冒険者がその半分を討伐し、ギルドに戻っていった。

一方、俺達は


「このホットプレートって言う魔道具凄い便利だな・・・」

「そうでしょう?!焼肉にするならこれぐらいはやらないと!」


討伐された王猿キングコングの毛皮と爪と牙は物を売買する武器や道具専門の商人に高値で買い取って貰い、一部一部のお肉は家で焼肉をして食べる事になった。勿論ヴル達にも食べさせている。


王猿(キングコング)による報酬がこんなに美味しい物とは・・・冒険者ギルドにもおすそ分けして正解でしたねシヴァ』

「確かに、皆に食べて貰わないと損だからね」


討伐した王猿(キングコング)の肉はあまりにも量が多すぎた為冒険者ギルドの食堂の食材として卸しておいた。お礼は受け取らずにそのまま戻って来たし。


「シヴァさんは優しいですからね」

『そうね~お姉ちゃんも呼んで貰えてうれしいし』


人型の姿になった神風龍シルフィアがそう言いながらお肉をムシャムシャと食べる。

その傍でアトンも人型の姿でお肉を食べる。


『シヴァの為なら頑張れる()ーちゃんだもんな~シルとヴルは』

『『当たり前よ(です)~』』

『じゃろうな』


ガタイの良い大柄の人型に姿を変えたノルがそう言うと二人は声を揃えて言い、その後にアトンは苦笑いをする。

食べ終えた後の片付けはスムーズに終えたので歯を磨いてそのまま就寝した。

今回の話はここまで。

当作品以外にも

・「オメガ~追放者の絶対支配~」

・「セヴン~大罪の力を持つギルド職員~」

の2作品もお勧めです。

是非ご覧ください

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