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100分の1の外側で  作者: フランキー
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第0章 全ての始まり

1800年1月1日 正月

まだ日本に江戸幕府があった時代、、、、

昼が真っ暗になるほどの皆既日食が起こった。

それと同時に、ブラックホールのような穴が現れ始める。

それは日本だけではなく世界各国に現れ、人々は不吉の象徴のように恐れ始めた。

その黒い穴は、大きなモノから小さなモノまであり、研究する者まで現れ始める。


1820年1月1日 正月

世界各国の黒い穴から1人づつ杖を持った人間達が現れた。

そして言った。

「この穴を早く閉じなければならない、もうすぐあいつらがこっちに来てしまう、、、」と。

そういうと手に持った杖を天に掲げた。

周りにいた人達の中から体が光り始める者が出て来た。

その者達を弟子にして魔道士の訓練をし始め、力をつけた弟子達と共に小さな穴を閉じて回る旅を始めた。

それからちょうど20年が経った時だった。


1840年1月1日 正月

1つだけ北極にあった閉じることができない力の強い大きい黒い穴が活発に活動を始め、警告音のように大きな音が鳴り始めた。大きな風のような、地震のような大きな音。

世界各国から集まった1000人を超える魔道師団は、

臨海体制で穴の前で陣を貼った。

その時だった、、、


『時が、、、来た、、、』

老人のような低い声がしたような気がした、、、


「なんだ?今の声???」


突然、空からビービーと大きな警告音が鳴り始めた。

そして、、、


『これより、PVP人同士のバトルフェイズからPVEモンスターとのバトルフェイズに移行します。』

世界に響いた声、、、、


異世界魔道士A「くるぞーーー!!


異世界魔道士B「構えろーーー!!」


壮年の魔道士達が叫ぶ。穴を越えて来た男達だ。

魔道師団は構える。

その時だった。

拍子抜けする様に1体の全身緑色の小さな老人のような

化け物が出てきた。


魔道師団隊員A「え?あれが師の言ってた化け物か?」


魔道師団隊員B「魔法しか効かないとか言われたけど、

        殴り殺せそうだぞ?」


すると緑色の化け物が大きな鳴き声を上げた。


後ろから出て来る、、、、


ドンドン出て来る、、、、


数万の緑の軍勢、、、、、


魔道師団隊員C「何体出てくるんだ、、、、」


異世界魔道士達「撃てーーー!!!!」


魔道師団の者たちは呆気に取られ、

初動が遅くなってしまう。


壮年の異世界魔道士A「何してる。早く撃つんだーー!!」


その間にもドンドン出て来る、、、 

その数10万は軽く越えているように見えた。


魔法師団は応戦するも、数の暴力で突破される。

大きな鬼の様な化け物まで現れる。


そして、、、、、、


『北極は完全に占拠されました』

世界に響く声、、、、

世界に響く絶望の声、、、、


それから数年の時が経ち、化け物達はモンスターと呼ばれ、世界に散っていった。


1860年

100人に1人が魔道士が普通の世界になり、

世界共有の魔道士ギルドを結成

依頼されて討伐に向かう世界が作られた、、、

魔法しか効かない 魔法でしか殺せないモンスターを相手に戦えるのは100分の1の人間のみ、、、

100分の1の人はモンスターとの戦いに明け暮れた、、、、

自分の家族や仲間を守るために、、、


時は経ち、、、、



2000年


物語の歯車が動き出す、、、、


第0章閉幕、、、、

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