表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/9

ミレーヤ、魔王の娘に名前をつける

 翌日、少女はすっかり元気になった。


 相変わらず声は出ないみたいけど昨日よりも笑顔が増えて私にベッタリとくっついている。


「あらあら、1日にしてなつかれちゃったわね」


「おはようございます、ラスカプローネ様」


 私がお辞儀すると少女も真似てお辞儀する。


「行儀が良いわね、あっ、コレ薬草茶ね」


 ラスカプローネ様は薬草茶が入ったお茶を少女に渡した。


「毎日飲めば声も出せれるようになるから」


「ありがとうございます、ラスカプローネ様」


「今はストックがあるから良いけど無くなったら自分で採りに行きなさい、材料とレシピは渡しておくから、で話は変わるけどその子には名前を付けたの?」


 名前……、そうかっ!


 使い魔になった訳だから私が名前をつけないといけないのか。


「でもこの子、魔王の娘なんですよね? 元々名前があるのでは……」


「無いわよ」


「はい?」


「魔族って基本的に名前は小さい時には名前をつけないのよ、名前をつけるのは1人前として認められた時」


「そ、そうなんですか……」


「だからミレーヤが付けてもいいのよ」


 そう言われると責任重大と言うか……。


 少女は私の顔をジッと見てくる。


 少女の顔を見ていると頭の中にある名前が浮かんできた。


「……スレーヌ」


「それがその子の名前?」


「はい、急に頭に浮かんだんです」


「なるほど、良いんじゃないかしら」


「貴女は今日からスレーヌよ、よろしくね」


 私がそう言うと少女、スレーヌはニコッと笑った。




  

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ