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幕間

 ミレーヤを弟子にしたラスカプローネは早速王の元に一筆の手紙を書いた。


『ミレーヤ・グレイスに魔女の素質あり、よって弟子にする』


 この手紙が送られた国王はすぐに重鎮達を呼び出し緊急会議を行った。


 そもそもミレーヤは王太子と婚約していて王妃教育を受けていた。


 その最終段階となるのが貴族学院での生活の筈だった。


 それがひっくり返ってしまったのだ。


 国王達はどうしたもんか、と話し合いをしたが相手は大魔女と呼ばれるラスカプローネ。


 気分を害する様な事は絶対に出来ない。


 一度何代か前の王子がラスカプローネの不興を買った結果、再起不能になるぐらいまで痛めつけられた、と言う話がある。


 決してラスカプローネに逆らってはいけない。


 なので、結論としては受けいるしか無かった。


「……という訳でミレーヤ嬢との婚約は解消となった」


 国王はライアンにミレーヤとの婚約が無くなった事を伝えた。


「そうですか……、我々が何か言っても無理ですよね」


「そうだ、ラスカプローネ様には未来を視る力がある、と言われている。 もしかしたらミレーヤ嬢にとって王妃になるよりも魔女として生きていく方が幸せになのかもしれんな」


「それは……、私達がミレーヤを不幸にする事を起こすかもしれない、という事でしょうか」


「わからん……、だがライアンよ、今回の事は我が身を引き締める為に大事な事だと思う。 貴族学院に入っても決して気を緩めず心して学業に励むように」


「わかりました……、ミレーヤとはまた会えますよね」


「まぁ、生きていれば会う機会があるだろう……」


 ライアンからしてみれば長年の婚約者だったミレーヤがいきなりいなくなってしまうのはショックな事だ。


 しかし、ミレーヤが魔女として生きていく決断をしたのは尊重しなければならない。


 ならば再会出来る時に胸を張って堂々と会える様に自分自身を磨いていくしかない。


 そう、ライアンは胸の中で決意した。

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