ティファニー・シンになった私
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:ティファニー・シンになった私
ある日、本屋で本を買った。
伝記モノだ。
私は昔から
誰かの歴史が書かれた伝記が大好きで、
歴史の試験の点数も良かった。
『ティファニー・シンの物語』
タイトルはこんな感じだが、
これはティファニー・シンと言う小説家の物語。
半ば少しだけ
フィクションも交えているが、
そのほとんどはノンフィクション。
ティファニー・シンという人は
昔に実在した人で、
その人のことがしっかり書かれてある。
その小説家を私は知っていて
好きだったので、
この度めでたく買えて嬉しかった。
「さぁ、早速帰って読むぞ〜」
として読んだのだが…
「え?…舞台が日本??」
変だった。
ティファニー・シンは確かイギリスの人。
「なぜ?」
と思いながら
読んでいくうち、
もっと不思議なことが。
「……なにこれ、私が通ってた小学校じゃない」
荻萩小学校。
ここにティファニーが通っていたと言う。
それから物語が始まり、
さっき言ってたノンフィクションと
フィクションを交えたような
ストーリーが始まっている。
それから読み進めていくと、
どんどん私の経験に重なってくる。
八幡原中学校、蘇原高校、
T大学…全部私が行った学校に、
彼女も通っていたという言い回し。
それに何より変だったのは
人生のエピソード!
小学校時代の思い出や、
中学校時代の記憶、
高校入試ってどんな勉強の仕方をしていたか、
大学入試でどんなに苦労したか、
その辺りのことが
全部私とかぶってきていた。
私は何度か表紙を見直した。
「…これ、ティファニー・シンの伝記よね…?」
ありえないこと。
ティファニーが通ってた大学は
確かコリンズ大学。
小学校・中学校はエスカレーター式で、
高校は確かロースクールに通ってた。
この辺の事は前もって知っていた私。
それにまた驚かされたのは、
失恋の仕方も私の場合と全く同じだったこと!
「なによこれえ!?」
ティファニーが付き合ってた相手が
「岡田浩司くん」なんて書いてある!!
これ、私が高校の時に
付き合ってた相手と同姓同名じゃないの!!
「ありえん!!」
それに今ティファニーが
住んでる家の住所は
私が今住んでる
この家の住所になっており、
それから伝記ながら
読み進めていくと…
彼女は昔の人ながらもう亡くなっており、
彼女の晩年から
死までのことが書かれてあるはず。
「ごくり…」
私は唾を飲んだ。
その先のページを
どうしても開けなかった。
どんな死に方だったのか?
それが私の生活人生に、
これまでと同じようにして
なぞらえて書かれてある?
…そう思ったから。
(数日後)
それから数日後。
『佐山百合子の物語』
という本が売られていた。
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=3SdIRHh_99U
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