9話
久しぶりの投稿です。
これから、投稿頻度をあげようかと考えています。
これが物理的階層……俺はまだ干渉すらできない…
「私ですら干渉できない……あの人をすごいね…干渉どころか、この階層とこれよりももっと上のを創り上げたんだから…」
「確かに…言われてみればそうだな…干渉するにはアレフβ回超越構造のレベルに達しなきゃ無理なんだろ?」
「そうだねぇ〜…道のりが長いよ……ねぇ、アルファ」
「なんだ?」
「本当にこの階層に干渉できるまで力をつけるの?」
「そのつもりだが…それがどうした?」
そういう彼女の表情は少し悲しそうで不安の表情をしていた
「いやぁ…さっ…あの人は、この階層創り上げるほどの力があったけど、亡くなったじゃん…アルファには…同じ事……起きないで欲しいなぁ……て…」
彼女の目からは涙がこぼれ落ちていた。
「……安心しろよ!俺は、弱体化を克服するくらい力をつけてやるし、なんならその弱体化を破壊してやる。
だから…心配すんなよ」
アルファは彼女を抱きしめ、そう声をかける
「信じていい……?」
「今回は本気だぞ……」
「……わかった…信じるよ、アルファのこと…でもあの人みたいに私のところから消えたら許さないからね……」
俺は死ぬ訳にはいかねぇ…死んだらコイツには誰が寄り添ってやるんだよ。
「とりあえず、戻るか」
「うん、戻ろっか」
2人は歩いてる途中に、見つけた。
ソレは異様な形をしていた。
異形生物だった…アルファ即座に彼女を背後に隠した。
異形生物はこちらに気づき、奇妙な動きで襲いかかってくる。
しかし、所詮は異形生物であるため呆気なくアルファによって破壊される。
「大丈夫?」
「あぁ、これくらいなんの大したことも無い。
俺は弱体化を食らってないからな」
「けど…やっぱりちょっと不安は残っちゃうよ…」
「安心しろお前との約束は絶対に俺は守るし、お前も守る。」
「フフッ…ありがと…」
その彼女の表情は……笑っていた…安心感などの感情が読み取れた。
アルファは彼女の手を引き、部屋に向かう。
「そういえば、まだひとつ解説してない階層があったっけ、後で説明してあげるねぇ〜」
「おう、待ってる」
2人は部屋に、入る……
次はノウアスフィア的階層の解説です。