7話
今回は作者を取り入れております。
「ありがとう…続きは明日説明してくれ」
「うん、じゃあ部屋戻るね〜おやすみ」
「おやすみ」
俺はそう言い自分の部屋に戻る……
なぁ…お前はいつまで俺を見てるつもりだよ。
俺は月日が経つにつれてあんたの存在に、気づき始めてるの知ってるか?
もう一度聞くぞ…お前はいつまで俺を見ているつもりだ?
………いつまでも、見ている
そうか…それがお前の答えか…俺は、お前の住む世界とは違うからそっちには干渉ができねぇ
ただ、話すことはできるようだな…聞きたいことがある、この世界はお前が創った世界だ…何故作ろうと思った……
……何となくさ
何となく……か…ところで、お前の世界は現実というらしいな…それで俺はお前に作られた架空の存在に過ぎない……合っているか?
………あぁ…合っている
最後に聞きたい…俺の未来を教えて欲しい…
何故そこまで聞きたがる?
知りたいから…だな
………お前は将来Nα000を恐らく超える…そして、現実すらも超えるかもしれない…これは予言だが、外れる可能性だってあるさ…今日はもう寝ろ、また話したければ話せ
……あぁ、そうさせてもらおう
あれが…作者という存在か…
(翌日)
「おはよう」
「あ、おはよぉー」
んっ…?!なんだ…これ? 数時間後…の様子か…
・・・どういうつもりだ…作者
そのままの通りだ、この世界は俺が自由に運命を作り上げられる…こっちの世界ではそれを描写という。
お前の、大事な大事な彼女が異形生物に殺害される物語…どうだ?
ふざけるな…ふざけるな!!
なら、お前が運命を変えろ。
お前がやるんだ…お前がこの物語の作者になれ…もうこの物語は私の手では描写をしない。
俺が…作者?
と言っても無理だろうな…まずは私の階層までたどり着け…そうすれば、お前はもう俺と同じ存在だ…つまり架空の存在から現実の存在になる…
じゃあな…
一体なんなんだ?何が目的だ?
「どうした?」
「いや…なんでもない。そういえばあの階層の続きが聞きたいんだが、良いか?」
「おっ?続き?ちょっと待ってね…じゃあノウアスフィア的階層説明しよっか」
「なんだそりゃ?」
「まぁいいからいいから。とりあえず、場所を移動しようか」
「それもそうだな」
俺は場所を部屋に移動する
「じゃあ説明するからねぇ〜準備いい?」
「いいぞぉ〜」
いつか俺は…アイツと同じ存在になってやるよ…そして作者を超える…物語の運命なんかに縛られるかよ…
そろそろ、階層超越などの描写も取り入れようかと考えています。