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第6話

場面は交通事故当時になる。


実は夜月怜愛はその日だけは1人で登校していなかった。

誰か・・・同級生の女子だったに違いない。

楽しげに会話する様子は青春を感じさせるものだった。

その青春の中に自動車は突っ込んでいった。

その時からだろうか。夜月は呼吸アリの意識不明の状態。ではもう1人は?

夜月はもうこの調査に音を上げたい気持ちだった。

だけど。この事件を解決しなければまた同級生が死んでいく。

そんなこと国語の授業中に考えていた。その時だった。

吉野凛が急に突っ伏した。いや倒れたのだ。衝撃の大きそうな音が先生を驚かせた。

吉野のぐったりとした手からシャーペンが転がり落ちる。

国語教員が驚いた顔で吉野に近づいた。


授業が一旦停止され、自習となった。

学校から支給されているパソコンで交通事故について書かれている記事を見つけた。

小見出しは「交通事故 女子中学生2名が巻き込まれる」。

流石に名前は出ていなかったが。

はて。交通事故に巻き込まれたのは私以外にもう1人いた記憶がない。

違う交通事故かもと思ったが発生時刻と発生場所は同じだった。

あの日、一人で登校したんじゃなかった。

でも交通事故にあったのはわたしだけ。

じゃあもう1人は一体誰だ?

誰だ。誰だ。誰だ。誰だ。


ふと、誰かの名前が浮かんだ気がした。

だが記憶に霧がかかったような状態で思い出せない。


もしかしたらその人がみんなの記憶から消え、記憶の改竄によって減った女子寮生の1人分なのではないか。

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