キレイな君になれ。
浴室に置いた椅子に座る藤谷に「脚を洗って欲しい。」と言われた僕は・・・。
藤谷の前には、僕が彼の脚を洗えるだけの壁との距離があった。
脚を洗う事を頼まれるとも思って無かった僕だったが、あまり動けない彼の事を考えて、一応、余分なスペースを取っていたのだ。
「とりあえず、太股とか・・・膝の上は自分で洗えるだろ?」と、僕が気を利かせて藤谷に聞くと「うん。そうだね・・・じゃあ、先にそっちを洗うよ。」と彼は言って、いきなり脚を開いた。
椅子の座面と彼のお尻の間からは、ニチュッ・・・と、粘度のある石鹸の泡が割れる音がした・・・。
彼の白いタオルの結び目は、僕が立っているのと同じ彼の右側なので、彼の太股は、その結び目のタオルの切れ目から『にゅっ』と、はみ出した。
藤谷の白い太股は、さっきまでよりも更に露になるのと同時に、太股の上を隠してた白いタオルも、非常に際どい所しか隠して無い状態となった・・・。
脚を開いた藤谷は、僕に構わずに内股にタオルを当て、ゴシゴシと洗い始めた。
それが終わると、膝をくっ付けた内股のポーズになり、今度は左右の太股の外側とか、膝とかを洗った。
それで終わったのかと思ったら、もう一度、脚を開いた藤谷は、左手で腰のタオルの前を握って少し持ち上げると、その隙間から、大事な部分に右手で握ったタオルを差し込んだ・・・。
(そ・・・そこは・・・大事だよな・・・。)と、僕は思いながら、見てる恥ずかしさから少し顔を背けたが、目だけはそこから離せないで居た・・・。
そんな事をしてる藤谷を見て、僕は(隣から見られてるのを分かってるのか?)と、思いながら、彼が以外に長い時間を掛けて、そこをクシュクシュと洗う音を聞いて居た・・・。
そうして彼が股間に差し込んでたタオルを抜いたのを見た僕は、次は僕が彼の足を洗うのだろうと思って、タオルを受け取るのに右手を差し出した。
しかし彼は、僕にタオルを預けると「悪いんだけどぉ・・・。」と言った。
そんな今さら戸惑う藤谷に僕は「ん?足を洗うんだろ?」と、受け取ったタオルを自分の手で握りやすい形に直しながら聞いた。
藤谷は「その前に・・・お・・・お尻を洗って・・・。」と、小声で言った・・・。
(んん!何だって!?)「お・・・お尻?」
藤谷は無言でうなずいた・・・。
(何でまた?・・・いや、そうか。この椅子の上では、石鹸で尻が滑るかも知れないし、床もそうだし、立ち上がるにも足が・・・。)
僕はそう思うと、同性の尻を洗う事に対して残ってた、今少しの抵抗感が、急激に薄れて行った。
それは(そうか・・・これは、世間で問題となってる『介護』とかの実習なんだろう。きっと・・・多分。)と思ったからだ。
「分かったよ。洗ってあげるけど・・・立ち上がる・・・のは、危ないから・・・。」と、僕は彼に確認する様な、独り言の様な事を言った。
際どい所を洗うのだから『最終確認』で『承諾』が必要なのでは?と、思ったからだ。
でも藤谷は、それにハッキリとした意思表示をしなかった・・・。
僕は、それが彼の意思表示だと思った。
きっと藤谷は「お尻を洗って欲しい。」と言うだけで、その勇気を使い果たしたに違いない・・・。
(確かに恥ずかしいよな・・・。)
そう思った僕は「じゃ。座ったまま洗うしか無いか。」と言って、彼の左後ろに回っり、タオルを左手に持ち変えた。
そして「じゃ。僕が少し支えるから、ちょっと、左のお尻(お尻の左か?)を持ち上げて。」と藤谷に言った。
彼は無言で上体を少し右に傾けて腰を使い、左のお尻を少し上げた。
僕は右手で彼の柔らかな右の二の腕を掴んで支え、左手に握ったタオルを、彼の尻と座面との隙間に差し込んだ。そして、クシュクシュと、彼がバランスを崩さない程度の強さで洗った。
僕が手を動かす度に、藤谷の柔らかな尻の形が、小さく波打った・・・。
(柔らかい・・・。)
そうして、互い無言のまま、左の尻が洗い終わると「じゃあ・・・右。」と、僕は言って、タオルを右手に持ち変えた。
すると藤谷は「つ・・・次は、ちゃんと、奥まで・・・。」と、小声で言った。
(奥まで?って・・・いや、そういう意味では無くて、右の尻と左の尻とがくっ付く所までって意味・・・だなよな。)と、僕は間違う事なく理解した自分にホッとした・・・。
「わ・・・分かった。」(何か・・・危なかった・・・。)と、僕は気を取り直して、藤谷の左の二の腕を右手で握って支えた。
すると藤谷は今度もさっきの要領で右のお尻を持ち上げた、僕は右手に握ったタオルを座面との隙間に差し込み、またクシュクシュと右の尻の大体を洗ったところで「・・・じゃ・・・もうちょっと、持ち上げて。」と、言った。
藤谷は「ん・・・。」と、小さな掛け声を出して、更に右に体を傾け右の尻を上げた。
空かさず僕は、更に右手を奥へと押し込み、藤谷の尻の割れ目と、その真ん中ら辺をタオル越しの指先に感じながら、丁寧に洗ってあげる。
(さっきよりも・・・柔らかい・・・?)
右手に持ったタオル越しの手指で、下から上に持ち上げられる藤谷の上下逆さまの起伏は、僕の手の力加減で柔らかに形を変え、僕の右手と手首とを座面との間に押し付けた・・・。
その十数秒の間も、藤谷は無言だった・・・。
その間、僕はずっとドキドキとしていた・・・。
これで洗い終わったと思った僕は、彼の尻の割れ目からタオルを握った右手を引き抜き「これで、良いか?」と、聞いた。
すると彼は「・・・うん。・・・ありがとう。」と、小声で言った・・・。
何だかさっきから、藤谷はずっと小声になってしまったと僕は思った・・・。
僕は「じゃあ、足を洗おうか?」と言って、彼の右前へと回った。
藤谷は少しうつ向いたまま、無言で右足を少し持ち上げた。
僕は左手で彼の右脚の足首の上辺りを持って、湿布と包帯が巻かれてる、彼の怪我をした右足に被せたビニール袋に気を付けながら、膝から、ふくらはぎの下の辺りまでを、タオルで擦って洗った。
白いタオルから生えたようにも見える、彼のムチっとした脚を眺める様にして腰を屈めて洗う僕の視線の先には、今にもズレてしまいそうな白いタオルが、脚と脚との間に、影を落とした空洞を作っていた・・・。
そして、気のせいだろうか・・・?
タオルの上の方が・・・さっきよりも膨らんでるような・・・?
(いや、いや・・・そんな筈は・・・。)
僕は冷静さを保ちながら、右脚を洗い終えると、今度は彼の左側に回り込んで、左脚を洗い始めた。
こちらはビニール袋は無いので、足まで洗える。
僕は右脚を洗った要領で屈みながら、膝から、ふくらはぎ、足首を洗ったところで更に屈み、ここでタオルを左手に持ち変え、右手で彼の足首を掴んだ。
それは僕が彼に背中を向けるような感じの体制だ。
そうして、踵の方から丁寧に洗い始めようと思ったところで僕は「擽ったかったら、言ってくれ・・・。」と、振り返る様にして藤谷の顔を見た。
彼は湯船に入ってる訳でも無いのに、その顔は少し頬が上気して、のぼせたようにも見えた・・・。
藤谷は目を伏せたまま、僕の言葉に、コクっと小さく、うなずいた・・・。
それで僕は視線を彼の右足へと戻して、早速、踵を洗い始めたのだけれど・・・それをしながら僕は、やっぱり気になってた、彼の足指の爪の色合いを見た。
しかし、爪先や足指の間にも、お湯や石鹸の泡が複雑に纏わり、本来の色合いを確かめるのは無理だった・・・。
(なんだ・・・。)と、少し残念に思いながら、踵から足裏を洗ってると。
「う・・・ん・・・」と、藤谷の声がした。
「あ・・・ここは、擽ったいのか?」と、僕は一度手を止めて聞いた。
すると藤谷は、フルフルと首を振った・・・。
(・・・どういうこと?)
「じゃ・・・じゃあ、良いのか?」と、僕。
藤谷は上目遣いでチラッっと僕の目を見ると、コクっと小さく頷いた・・・。
(何だか・・・我慢してないか?)と思った僕だったけど、藤谷が良いって事ならと、続ける事にした。
そうして足裏も終わったので、足の甲を洗うと、そこで一度、タオルを自分の人差し指に絡め、藤谷の足指の隙間に差し込み、指一本一本を分ける様にしてクシュクシュと丁寧に洗い始めた・・・。
すると又「う・・・ん・・・・んっ・・・」と、藤谷は、擽ったいのを我慢してると思われる小声を出した・・・。
(止めたほうが、良いのか・・・?)と、僕はちょっと考えたが、洗い残ってる足指は、薬指と小指だけだったので、最後までやりきる事にした。
でも・・・その最後の二本の指を僕が洗ってる時の藤谷の声は、ちょっと音程が高くなって・・・それが、浴室に反響して・・・。
だから僕は・・・(そんな高い変な声を出すなよな・・・。)って、思った・・・。
それから・・・だから、不覚にも。
屈めた腰を伸ばすのに・・・ちょっとだけ・・・時間が必要になった・・・。
僕は藤谷の全身にシャワーを掛けて、リンスもボディーソープも一緒に洗い流してると、彼の肌の上を流れる石鹸の泡は、渦を巻いて排水口に流れ落ちて行った。
上半身が洗い流されるのに合わせて、藤谷は背筋を伸ばした。
お湯に濡れる彼の白い肌が、窓からの明かりでテラテラと輝いて見えた。
彼が腰に巻いてる白いタオルには石鹸が染み込んでるので、僕は入念にシャワーを当てた。
藤谷の腰に巻かれた濡れたタオルは、すでに重力で押し潰されてたのに、僕が掛けてるシャワーの水圧で更に肌に張り付き、彼の前の小さな膨らみの造形を浮き上がらせた・・・。
僕は(自分のよりは小さい・・・多分。)と、思った。
そうして、爪先まで流し終えると、僕は一旦、シャワーを止めた。
「どう?すっきり流れたか?」と僕が聞くと、藤谷は、今日で何度めかの首のフルフルをした・・・。
(だめ?)「どこが流し足りない?」と、僕が聞くと、藤谷は小さな声で・・・。
「お・・・お尻んところ・・・。」と言った。
僕は(え?・・・またぁ?)と、思ったが、それは別に嫌だとかじゃなかった。
どちらかと言うと(そんな事を、そんなに頼めるものなのかなぁ・・・。)って思った。
「んじゃ・・・ちょっと、お尻を傾けて・・・気を付けてな。」と言って、もう一度、シャワーを出した。
藤谷はさっき僕が尻を洗ってあげた時の様にして、尻の右側を持ち上げ、更にタオルを捲って、僕がそこにシャワーを当てやすくした・・・。
僕は少し屈んで、藤谷の尻の割れ目を確かめながら、シャワーを当てた。
そして(なにしてんだろう・・・僕は・・・。)って思った。
無事に藤谷を洗い終えた僕は、浴室にあった洗面器にカラン出したお湯を溜め、そこで、さっきまで彼の体を洗うに使ってたフェイスタオルを、お湯を3回代えて濯いだ。
そして、そのタオルを固く絞り、藤谷に「これで体に残ったシャワーの水滴を拭き取って。」と言って渡した。
彼は「うん。」と言って、自分で拭けるところまでを、ざっと拭き、フェイスタオルを戻してきた。
僕はそれをもう一度、固く絞って、彼が手を届かせ難い背中を拭いた。
それから、両脚の膝から下を拭いてあげた・・・。
後は、腰に巻いてるタオルのところだったが、そこは今、解く訳にはいかなかったので、浴室で拭けるのはここ迄だった。
僕が「これで、もどろうか?」と言うと、藤谷は「うん。ありがとう。」と、少し照れた感じで言った。
そんな感じで言われると僕も何だか気恥ずかしくなった。
しかし、まだ入浴介助は終わってない。
僕は気を引き締め直し「じゃ・・・あ、また。」とだけ言った。
藤谷はウン、と頷き、右腕の脇を開いた。
僕は腰を落として、彼の右の脇に両腕を回し入れ、彼が立ち上がるタイミングに合わせてグッと引き上げ、立ち上がらせた。
藤谷がバランスを取れてるのを確かめると直ぐに、左手を彼の左脇腹に当てて、僕の体に密着させ支えた。
そして、彼との二人三脚の様にして、脱衣所へと戻った。
そこで二人は、僕が壁側になるように、ゆっくりと180℃向きを変えた。
それから藤谷に「ちょっと、壁を使って体を支えてて。」と言って、僕は彼に壁に右手を置かせ少しの間だけ立たせた。
僕は浴室に置いてきた椅子を取って直ぐに戻り、それを脱衣所に置いた。
すると藤谷は勝手に座ろうとしたので、僕は彼がバランスを崩さないようにと、サッと手を出し、彼の左脇と背中に手を当て、支えた。
「ふ~・・・ありがとう・・・。」
藤谷は上気した頬と身体から、薄らと湯気が立ち上っていた。
そして、たった今、汗を流したのが勿体無い程に、また汗が浮き上がっていた・・・。
額の汗は、鼻筋や頬を伝って玉になり、小さな顎から、腰に巻いた白いタオルに落ちた。
彼はリラックスしてるせいで脚を少し開いていた。
それで、腰に巻かれた濡れたタオルが太股に張り付いて広がり、その奥の大事なものが、ちょっと見えてしまっていた・・・。
首筋から流れる汗は、少し膨らみのある胸を伝って、緩やかなカーブを描きながら流れた。
さっき、シャワーに入る前には、赤っぽかった彼の胸の左右にある中心点は、お湯で温められたからなのか、その円の直径を少し緩めて広がり、色合いもピンク色に近い感じになっていた・・・。
僕は浴室の扉を閉めるのも忘れ・・・その藤谷の軟らかな身体と、ちょっと肉付きの良い肢体に・・・見入ってしまって居た・・・。
それで。
こんなの、変じゃないか?と、自分の反応に戸惑った僕は。
(早く・・・女の子を知らないと・・・。)って、思った・・・。
つづく
つづく!!




