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ポーション作製

街なかは勇者召喚の儀が行われた事で、ひと目見ようと神殿から王城までの道に多くの人が今か今かと待ちわびて居るそうで、私たちは街に出ないでゆっくり過ごす事にした。


まぁルークとウィルが2日酔いと云うこともあり、まずはキュアポーションを作製する事に。

興味があったので、お手伝いしながら教わる事にした。

薬草を煮るだけなら簡単なのだか、それに魔力を加えるのだが、その加減が最初はよく判らなかったけど、どうにかコツをつかめてウィルに及第点を貰えた。


初めて作ったポーションを瓶に詰め眺める。


これ…本当に効果あるのかな…?

やっぱ飲んで貰わないとね


って事で、その場に居なかったルークの元にポーションを持って行く事に


「ルーク…2日酔いまだダメそう?ポーション完成したけど要る?」

「あぁ。ありがとう」


手にしていたポーションを渡し、受け取ったルークは一気に飲み干す。


「ん?なんだ…この味…このポーションウィルが作ったのか?」

「え?!」


ど、どんな味だったんだろ…

そう言えば味見してない。


「あ、あのそれ私が造ったの。そんなに変な味だったの?」

「いや…味はマズくは無かったが…これアルコール入ってないか?飲んだ感じリキュールポーションのようだが…」

「え?教わった通りに造って、アルコールなんて入れてないんだけど」

「ウィルのやつリキュールポーションの作り方を教えたのか。まったく…」

「えっと、それで効果はどうなの?二日酔いのほうは…」


リキュールポーションで二日酔いは治るのだろうか?


「あぁ。リキュールとはいえ、ポーションだからな。普通は大怪我した際にかけて使ったりするのだが…」


ふ~ん。なるほど…

アルコールが入ってるから消毒的な意味もあるのかな?


2人でウィルがポーションを造ってる部屋に向かいながら、


「そうだ、祖母が今、王都に来てるそうだ。近々この屋敷に顔を出すだろう。この機会でもなければ学園都市に行かないと会えないからな」

「学園都市?」

「あぁ。祖母は学園都市の理事長をやってる。今回は王城からの呼び出しでちょうど王都に来てたようだ」



――――――――――――――


王城では、2人の勇者をどう扱うか議論されていた。


勇者、三浦隼人17歳

勇者、西田悠那(ゆうな)16歳


まだ成人したばかりの若い勇者達

しかも2人とも剣はおろか魔法さえ使った事がないと言うのだ。

この2人を育てるべきか、あるいは新たに召喚の儀式を行うべきか。

新たに召喚するには魔力面で問題があった。

今回の儀式によって5人ほど力尽きて倒れてしまったのだ。

直ぐに行うことは出来ないのならば神宮や賢者らの回復を待ちながら、勇者を育成をする事に。


勇者の育成には今回の召喚の儀式にも参加していた、大魔女アルフィナが選ばれた。

アルフィナは学園都市で理事長もしており、育成には最適と勇者を預ける事にしたのだった。

こうして2人の勇者は学園に通う事になった。

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