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人物紹介(4)

(新規登場:ヒューマノイド)


名称:グレイオ・エルバラード(♂)

種族:人族

階級:ワイズマン

技能:金剛体 蒼炎の拳 雷霆の拳 絶拳 上級魔法(火・雷)

   閃光(シャイニング)魔術(ウィザード) 雷光(ライトニング)魔術(ウィザード) フランケンシュタイナー

   パイルドライバー ブレーンバスター etc

称号:鋼の賢者 宮廷魔導士長

武器:打撃用革グローブ

武装:鍛え抜いた肉体 


言わずと知れた異色の魔導書『剛力粉砕』の著者で、リアスティーゼ王国の老魔導士。雷属性型の金剛体の使い手で、自身の筋肉を増強させるだけでなく、電気的刺激を与えて反応速度を極限まで向上させる。なお、上級の魔法を使えるものの、あくまで遠距離牽制であり、最後は殴り合いになることが多い。体得した筋肉による魔法は魔力を必要としない優れものだ。因みに、彼の技は多すぎるため代表的なもの以外は略記されている。



作中からの抜粋:

「不出来な弟子とはいえ目の前で義娘を殴り倒されて、黙っているほどこのグレイオ、老い耄れてなどおらぬッ…… ふぬぅうッ!!」





名称:エリアス・レイナート(♀)

種族:人族

階級:テンプルナイト・アーチャー

技能:中級魔法(聖) 狙撃 連射 

   部隊指揮

称号:聖堂騎士特務隊長

武器:ロングボウ

武装:聖印の外套 


20年前にウォーデリア帝国の都市ルアラドに現れた白面の怪人により家族全てが流血病を患い死亡、その後は聖堂教会に保護されて教育を受ける。疫病で次々と人が死に、路上に屍が転がる様は当時5歳だった彼女の原風景として脳裏に焼き付いている。そのため、同郷の生き残りたちと共に研鑽を重ね、自ら志願してアルヴェスタ討伐に赴くが…… 返り討ちにされて自らも流血病を患う。這いつくばる彼女が主に怨敵の討滅を願った時、偶々銀色のコボルトが天より降ってきたためにそれを聖獣と思い込む。今は王都セルクラムで療養中であり、流血病の進行が浅い段階でアルヴェスタ討伐がなされた事もあって、回復へと向かっている。



作中からの抜粋:

「し、主よ……、私の命を捧げますッ! この者を討ち滅ぼす奇跡をッ、どうかッ!!」





名称:エステル(♀)

種族:ウェアキャット

階級:母猫人

技能:育児 家事 裁縫

称号:攫われた猫人

武器:なし

武装:村人女性の服


ルクア村付近のシェルナ川支流へ娘を連れて水汲みに向かったところ、行商人に扮して村へ来ていた奴隷商人たちに捕まる。その際、娘のリーリアを護ろうと必死に抵抗したため、奴隷商が雇った冒険者崩れの男に右肩を短剣で刺された。先のゴブリン襲撃事件にて、村人を逃がすために戦った猫人戦士の夫を亡くしており、ルクア村の戦士頭であるウォレスに心配されていた。その猫人優男から依頼を受けた主人公たちに助けられて村へと帰還する。



作中からの抜粋:

「あっ……はい、リーリアこっちにきて」





名称:リーリア(♀)

種族:ウェアキャット

階級:猫人娘

技能:寝る モフる

称号:猫人幼女

武器:なし

武装:猫人の子供服


母親と共に行商人へと扮した奴隷商の商品として捕まる。普段は快活な子であるが、捕まっている間は母親であるエステルの言いつけ通りに我儘を言わず大人しくしていた。ただし、母親の肩を刺した男の手には思わず噛みついてしまった。子供ゆえに遠慮がなく、アックスやアーチャーをモフりながらいつの間にかウトウトしていることも…… 猫人の子はよく眠るのだ。



作中からの抜粋:

「ありがと~、犬さん」





名称:セラム・ダストン(♂)

種族:人族

階級:商人

技能:作り笑い 詐術 交渉

称号:奴隷商

武器:護身用短剣

武装:商人の服


古代の森、イーステリアの森で獣人などの亜人種を狙って奴隷狩りをしていた奴隷商人、冒険者崩れなどの護衛を複数人雇っており、行商を行う傍らで空いた積み荷のスペースに拐かした女性や子供を押し込めていた。元は自由都市同盟の出身で、ヴィルム領を経由して戻った後に奴隷売買をしようと思っていたところ、コボルトたちの襲撃を受けて御縄となる。



作中からの抜粋:

「ひッ、ひゃあああッ、化け物ッ!!」





名称:ライオス・ゼドア(♂)

種族:人族

階級:双剣使い

技能:二刀流 両利き 気配遮断(中)

   DEX増加(中 / 常時) AGI増加(中 / 常時)

称号:元銀の冒険者

武器:ラージナイフ×2本

武装:ハードレザーアーマー


奴隷商人の護衛として雇われた元銀級の冒険者、過去に何かをやらかしたらしい。気配遮断と器用さ&素早さを活かしたラージナイフの双撃で銀色のコボルトと切り結び合った腕利き冒険者。共に護衛として雇われていた仲間たちが次々と殺られ、ついに死霊魔術師の護衛が倒れた時点で勝ち目無しと判断し、捨て台詞と共に姿を闇へと眩ませていった。



作中からの抜粋:

「くそ、割に合わねぇッ! 付き合っていられるかッ!!」





通称:アリスティア・エルファリア(♀)

種族:白磁のエルフ

階級:レディロード

技能:上級魔法(聖) 中級魔法(土)

   世界樹接続 世界樹操作 世界樹育成

称号:白の女王

武器:護身用短剣

武装:エルフ装束


エルフの国 “鎮守の杜” を統べる女王であるが、80年ほど前に代替わりしたばかりの新米。600年前のフィルランド共和国との戦いと和平の中でエルフたちが培った自由と平等の概念に賛同する。そして、黒曜のエルフの権利が制限される現階級社会に対して、急進的な改革を進めたが…… 悉く支配層である白磁のエルフたちに否定され、議会でも彼女が主導した議案は却下になった。結果、憤りを隠せない改革過激派に中央議会襲撃を起こさせてしまう。若く歯止めが利かない女王の存在は国を乱して分断すると予測した宰相デルフィスに暗殺されそうに…… その後、紆余曲折あって奴隷商人に囚われていたところを主人公たちに助けられる。



作中からの抜粋:

「人違いです、私は6匹のコボルトたちと森で楽しく暮らす、ただのしがないエルフに過ぎません…… イノシシの肉を焼く作業に戻りますので、どうぞお引き取りください」





通称:デルフィス・クライベル(♂)

種族:白磁のエルフ

階級:プライミニスタ

技能:中級魔法(聖) 中級魔法(火)

   世界樹接続(魔力供給のみ)

称号:保守穏健派宰相

武器:護身用レイピア

武装:エルフ装束


エルフの国 “鎮守の杜” の宰相であり、保守穏健派の首領。急激な変化は各エルフ氏族の対立と混乱を引き起こすと考え、ずっと女王に緩やかな改革を訴えてきたが聞いてもらえなかった。後に起きた改革過激派の中央議会襲撃で息子のフォルスを失い、理想で目が曇った女王を排除する意思を固める。保守過激派のテオドールが改革過激派へ報復の準備をするのを止める一方、その動きを利用して女王アリスティアを結界外の森の外れへと連れ出したが、ゴブリンたちの不意討ちに遭い落命する。



作中からの抜粋:

「ですが、それだけではありません…… 陛下が改革派を後押しする状況が問題なのです。自由に平等、素晴らしいですがね…… 急激な変化は歪を生みます。そしてそれは国を二分するッ!」





通称:エリザ・ルインス(♀)

種族:白磁のエルフ

階級:ハイ・ウィザード

技能:中級魔法(聖) 中級魔法(風)

   世界樹接続(魔力供給のみ)

称号:穏健派連合の立役者

武器:ショートロッド

武装:青のドレス


デルフィス亡き後に保守穏健派を纏めた令嬢。新宰相となったテオドールの娘であり、白磁優性主義に凝り固まった父親を正す場面も多々見られる。計算高く、様々な知識を有しているが、箱入り娘のために経験が伴わず “策士策に溺れる” ことも…… 今回の騒動では上手く立ち回り、指導者であるマーカス司祭を暗殺されて求心力を失う改革穏健派と保守穏健派を連合させ、黒曜のエルフ達の改革過激派へと対抗した。また、衛兵隊長のジストや侍従騎士隊長のレイアなど武官への手回しも忘れてはいない。なお、アリスティアと歳の近い友人でもある。



作中からの抜粋:

「…… お父様、民は扇動されているだけで、全ては一部の悪意ある過激派たちの仕業です。そこを見失えば判断を誤りますよ?」





通称:シェアド・ブルーブラッド(♂)

種族:青銅のエルフ

階級:ハイ・エンジニア

技能:初級魔法(雷) 構造理解の魔眼 DEX増加(大 / 常時)

   世界樹接続(魔力供給のみ)

称号:工芸ギルドマスター

武器:工具一式

武装:安全靴 手袋 作業着


技術者集団である青銅のエルフたちを纏める工芸ギルドマスターであり、族長補佐も務める青肌に黄金瞳のエルフ。その魔眼は無機物の構造を把握する。基本的に今回の騒動では中立を護っていたが、最終的には水面下で族長を説得し、エリザ率いる穏健派連合に対する助力の許可を族長に取り付ける。改革過激派が王城を攻めた際、青銅のエルフ達が勝手に併設していた秘密の地下隧道を使って主人公たちを王城まで届けた。



作中からの抜粋:

「先日、保守と改革の双方の “穏健派” に助力する許可がやっと族長から頂けましたし、ここで陛下がギルド前に佇んでいたのも何かの縁です、力添えさせてください」





通称:グレゴル・ルーデ(♂)

種族:黒曜のエルフ

階級:エルフウォリアー

技能:初級魔法(火) 腕力増加(中 / 常時)

   世界樹接続(魔力供給のみ)

称号:改革過激派の首魁

武器:サーベル

武装:ブラックレザーアーマー


体格に恵まれ、機転が利くなど有能であったがため、肌色が示す氏族の違いにより様々な制限を受ける現状を許容できなかった。過激な思想を以って仲間を集めた改革過激派の主導者であり、中央議会襲撃事件や改革穏健派として非暴力主義を唱えていたマーカス司祭の暗殺を指示した。これらの暗躍には黒曜と白磁の両氏族の対立を煽り、暴動や混乱を誘発させようとする意図がある。度々、抗議集会に人員を紛れ込ませ、衛兵への暴行や破壊活動もしていた。数に勝る被支配層の黒曜のエルフたちを奮起して革命を成そうとするも…… 穏健派連合の台頭で求心力を失い、王城襲撃という暴挙に出る。仲間として、黒曜のエルフでは名の知られた魔術師のアドレ、土使いのブライトなどを従えていた。



作中からの抜粋:

「事を成してしまえば、多くの黒曜の同族は俺たちを支持するはずッ、ここが正念場だッ!! 皆ッ、征くぞッ!!」


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