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全国大会の前
全国大会まであと一ヶ月、そこまでにどれだけ調整できるかが勝負だ。
颯人と浩二はこう思っていた。
当然食事にも細心の注意を払っていた。
母親にも協力してもらった。
颯人は、学校の授業も受験生な為か気合が入っていた。
颯人は将来医者になりたいと思っていた。
颯人は中学生の頃に膝や腰を怪我した。
その時に助けてもらったように、自分も怪我で悩む人たちを助けることのできる整形外科医になりたいと考えていた。
そのため、颯人は勉強も陸上においても必死に取り組んでいた。
一方浩二は、将来オリンピックに出るような陸上選手になりたいと思っていた。
引退後には、陸上のコーチとして携わりたいとも考えていた。
そのため陸上のための勉強を必死にしていた。
浩二は国立の大学に行こうとしていたので、そちらの勉強も進めていた。
二人が好きな由美は、英語が流暢に話すことができた。
本人も好きらしい。
由美は将来航空会社のキャビンアテンダントになりたいと考えていた。
そのため英語の勉強に力を入れていた。
3人とも部活に勉強で全国大会まであっという間に日が過ぎていった。