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明日に向かって…進め!  作者: 太陽優
受験突入編
32/36

血を吐く思い

颯斗はいよいよ、本格的な受験勉強を始めた


つまり、二次やセンター試験の対策をすると


いうことだ。


颯斗は夏から全国的に有名な予備校に通いだした。


この予備校で授業を受けて、自習をしていた


志望校の判定はBまで上がってきていた。


全国大会後の颯斗の勉強時間は1日で軽く12


時間を超えていた。


しかし颯斗はこれでも時間が足りないと感じていた。


夏は勉強の季節。


ここを逃したらもう合格することは不可能と言っても良い。


こう学校の先生からも言われていた。


颯斗は苦手な教科をしっかりとやることにし


た。


医学部志望ならば全ての科目が全国的にも突


出していないといけないのだ。


まして颯斗の志望する大学は国内でも最難関


と言われる大学。


センターの満点近くは必須だった。


浩二もその頃勉強をしていた。


浩二は医学部志望では無かったので少し難易


度は颯斗と比べたら落ちるが、それでも難関


と言われる大学を志望しているのには変わり


はなかったので、しっかりと勉強をしていた





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