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明日に向かって…進め!  作者: 太陽優
大分編
18/36

父親

忙しい颯人の父親の経緯です

じわりじわりと時間は迫ってきた。


そう決勝の時間が。


颯人はさっきまで、日本新聞記者の佐山さん


からインタビューを受けていた。


そしてアップの時間になってアップを始めた



しかし体が少し動きにくいような感覚に見舞


われた。


「理由などわかるものか!」こう颯人は思っ


ていた。


同じ頃浩二は、とにかく緊張しないためには


意識しないことと思っていた。


そのために取材も全部走り終わった後にして


くれと言っていたものの、決勝の雰囲気は予


選準決勝とはまた違うものだ。


浩二も意識しまいとしていたが震えるくらい


に緊張していた。


そして、アップも終わり召集されスタンドを


歩いているとある人が見えた。


父親だ。


颯人の父親は大手銀行の行員で今は福岡市の


支店の支店長をしていた。


颯人が住んでいたのは、東京だったから父親


は単身赴任をしていたのだ。


そんな父が忙しい中自分のために大分まで応


援しに来てくれたのだ。


嬉しかった。


後で話そうと思った。


忙しい父は1年前に福岡に転勤して以来、ほ


とんど、颯人と話していなかったし、東京に


戻ってきていなかった。


走るのが楽しみになってきた。




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