お手軽600字エッセイ その6
グローバリゼーションといわれて何年かたちます。国際化そういう意味なのかもしれません。
地球は狭くなった。便利になった。それは確かなことです。
昔、そんな話しをカナダ人としていたときおもしろいことを言いました。
「グローバリゼーションはアメリカナイゼーション(アメリカ化)だよ。いつか崩壊するときがくる。アメリカ人はマクドナルドとスターバックス、ビザカードで世界を支配しようとしているんだ。そのうち弁護士まで輸出してくるよ。」
そのときはおもしろいな。そんな風に考えました。
僕はそれほど深刻ではありませんでした。が、10年立ってみてこの言葉を思い出すとちょっと恐ろしいです。
確かにアメリカからファーストフードが入ってきて便利に早く食事ができるようになりました。
それにビザカードで買い物もできるし時代は確かに便利になっています。
ただ、早く便利になって幸せをより感じられるようになったのか?
僕には分かりません。
今、カナダ人の友達はいいます。
「日本人には技術がある、電子マネーや液晶テレビ。そうゆう強さをずっと保っていないと、カナダのようにアメリカの植民地状態になっちゃうよ。これ以上奴らのまねばかりしてたら貧乏人が生まれるよ。」
実際、そのとおりになってきているような感じがします。
ふーん。彼のいうことは100%正しいとは思えませんでしたがとても考えさせられました。
格差社会と勝ち組、負け組。訴訟社会。
それが世界の流れというなら仕方がないかもしれません。
ただ、映画「ALWAYS」なんかを見ているとそろそろ日本のいいところを探してもいいのではないかと考えさせられました。
みなさんはどう思われますか?