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魔法の才能  作者: 35
87/205

事件発生

『全部のドアが開かない!?』

『上空も魔法のバリアーが張られて出られない!』

『魔法使いを呼んでバリアーを壊すから、人を呼んで来い』


沙理が部屋で粘っているのと同時刻、スタジアムの本部は大パニックとなっていた。

ドアはすべてロックされ、魔法体制のついているガラスはまったくびくともしない。

上空は原因不明の魔法によって出入りできない。


『菊池さんは帰ってしまっているし、役員も半分帰宅してしまった。むりやりガラスを壊すのであれば、選手の協力が必要だ!』

『井上選手と松本選手はマスコミのインタビューに答えるためすでに帰宅されています。山本選手は怪我がひどく病院に運ばれました。まだ実力者はいますかね?』

『中田選手、若森選手、岡田選手がいるそうですよ。他にも見学に来ていた第1種魔法使いの予選敗退者も何人かいるようです。協力してもらおう』


十数分後。第1種魔法使いが何人か集められて、スタジアムの中央にそろう。


若森、岡田両選手も来ていた。


「よーし、一気に壊しちゃうぞ」

「若ちゃんは試合できなかったから元気だね」

「試合は一応やったんだよ」

「7秒だけね」

ほんわかした笑顔で若森に毒を吐く岡田に回りが少し驚いていた。

その他予選で好成績を残した魔法使いも、自分の魔法を、大会の人に見せようと意気込んでいた。


『全魔法使いに告ぐ! 私はルインの高ノ宮と言うものだ! 今から貴様らを拘束する! 怪我をしたくなければ、無駄な抵抗はよせ!』


選手が集まって行動をしようとしたところで、放送席から声が入る。


『ルイン!? ルインだって!?』

『あのルインだろう。まさかここが狙われたなんて』

実力者揃いの第1種魔法使いの中にも動揺が走る。

今回の大会は日本の学生のトップクラスが集まる大会であり、魔法を嫌う団体が襲うとしてもリスクが大きすぎるため、まず狙われることはないと思われていた。


「大丈夫よ。私たちなら返り討ちにできるわ」

「若ちゃん! 危険だよ!」

放送室にめがけて若森が突撃する。それに4人ほど空を飛べる魔法使いがついていく。


「若森歩美か……、まぁとりあえずはいいだろう」

「何を言ってるのよ! これでも喰らいなさい!」

放送室にいたのはたった1人の男。まず、彼を拘束してしまおうと考えていた。


「甘いな……」

「えっ?」

若森が放った電撃はその男の手のひらで受け止め、攻撃を解除してしまった。

それに呆けていると、若森の懐に入り込み、腕輪をつける。

「これは、『魔封石』!」

「遅い! お前らでてこい!」


若森が封じられたところで、4人ほど仲間が出てきて、他の4人にも魔封石がつけられる。

「さぁ、余計な抵抗はするな!」

そういって男は銃を構える。

魔法を封じられた魔法使いが銃に勝てる要素はなく、5人とも拘束されてしまった。


その後、どこに隠れていたのか黒ずくめの人間が現れ、魔法使いは魔封石で拘束、一般人は力ずくで拘束された。




 


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