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魔法の才能  作者: 35
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閑話休題 魔法のイメージ

「魔法を使えることをあまり自慢しすぎないようにしてくださいね」


第1種魔法使いから、第2種、第3種魔法使いまで、それぞれ違う授業を受けるが、中には内容が同じで、一緒に受けるものもある。


魔法道徳の授業もそのひとつである。要は魔法の正しい使い方についての説明を受ける。

たとえば魔法免許についてである。魔法学校学生の間は免許が仮免許となるため、学校内、あるいは大会を行うスタジアム以外では魔法の適用が認められないこと。

しかし、緊急時の使用は正当防衛として認められることなどである。


今回の授業は、魔法を批判する存在がいることについてである。

第1種魔法使いは明らかな先天性のものであり、明らかな差別意識を呼ぶ。

第2種魔法使いは努力しだいでなれなくはないが、入学時点でのかなりの学力を求められてしまう。

頭の良い人間が魔法使いになってしまうのは当たり前である。

第3種魔法使いはなったとしても、本当に一部しかまともにはなれない。

しかも第1種、第2種魔法使いのように実際に魔法を使えるわけではないので、魔法選手になれなかった場合の保証がない。


魔法使いになりたくてなれなかった者。魔法選手になりきれなかった者。魔法使いをねたむ者。そういった人間が魔法使いを妬んで襲ったりするような事件があった。

特に若い魔法使いや学生は、自らが魔法使いであることを自慢げに話したりすることもある。

そういった魔法使いは特に狙われやすい。


その組織の中でも大きいのは「ルイン」というグループである。

全日本に信者を持っていて、警察にも魔法使いにも対抗できる力を持っている。

特に東京での力はすさまじく、本部も東京のどこかにあると言われているのだが、いまだに特定されていない。

そのため、東魔法学校でも毎年まれに被害があり、特に警戒を呼びかけているのだ。


『でも実際には問題ないよね。私たちが襲われても返り討ちにできるもんね』

『正当防衛が成立するんだから思い切りやればいいさ』


だがこの授業に対してはあまり警戒心を持っていない生徒が多くいるのも事実であった。

なんだかんだで魔法を持っていることは魔法を持っていない者に対して優越感を持っているのである。

なにをしてこようが対抗できると思っているものである。。


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