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魔法の才能  作者: 35
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閑話休題 学校にて

「どうも22話ぶりの登場でございます。メイドの海泉でございます。私はただいま学校におります。卒業生の私が明治様も秋大様もいないのになぜここにいるかというと、生徒会のお仕事を少し手伝わせていただいております。今は沙理様も明治様も大会に出られており、秋大様も付き添いでついていっておりますので誰も生徒会活動をされる方がいらっしゃいません。生徒会メンバーは会長以外は必ずしも強い人がつくわけではございませんし、基本的には1人しか大会に出ませんのでこのような事例は珍しいとのことです。秋大様が残ればよいのですが、お二方が強く付き添いを望まれたのでこのような形になりました。私は生徒会の元役員でもないのに頼られるとはなんだかんだ皆様私を頼りにしてくださっているのですね。今回の件でまた明治様にお暇をいただけることになりました。生徒会の仕事は学生でも生徒会でもありませんから、多少できなくても許されるでしょうからのんびりやろうと思っておりました」


「誰としゃべってるのかな?」


「基本的に3人称で物語が進んでいる関係上、独白シーンは使い辛いので私が独り言を言っております」

「何を言ってるかよく分からないな」

誰もよく分からない。

「それより、なぜここに来ているのですか?」

「何でここにいるかというと、うまくできないのなら仕方ないにしてもある程度はやってくれないと困るってことで僕がついてきちゃったんだ」

生徒会室にメイドが2人。メイド学校生徒会かな? メイド学校なんてあるのか。


「信用ありませんね……」

「あると思ってたの?」

「あまりございません。サボろうと思っておりました」

「正直でよろしい。僕も手伝うからがんばろう。テレビもついてるから試合見れるし♪」

両手にあった荷物をそういいながら降ろす。


「その大量の荷物は何ですか?」

「ここに来るまでに学校の人からもらっちゃったんだ。いい人が多いね」

「私そんな経験ないんですが……。好奇の目しか受けないんですか」

「僕のほうがモテモテだね~」

スタイル抜群で高身長美人の海泉より、可愛い系で身長も低めで人懐っこい女の子の(見た目だけです)方が話しかけやすいのだろう。海泉も見た目の真面目感に対する中身の裏切りはあるのである意味見た目だけだが。


「ついでにデートにも誘われたよ。今度行ってくるんだ。今回お手伝いに来たつもりだったけど営業もできちゃった♪」

「37歳の男とデートして喜ぶ思春期の男の子というのもなんかシュールですね」

「まぁまぁ妬まない妬まない」

「妬んでませんよ」

「そうだね。海泉ちゃんには秋ちゃんがいるもんね」

ポーカーフェイス(笑)の顔が少し赤くなる。

「最近ラブコメ感がずっとありませんでしたのに、急にそういうことをいわないでいただけますか?」

「何のことか分からないけど、試合見ながらのんびり仕事しようよ。沙理ちゃんも明治くんも勝ち抜いたみたいだし」

そして、なんだかんだ生徒会の仕事は進んでいく。



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