第2試合終了後
そろそろ投稿に執筆が追い付かないかも……。
仕事忙しいですがやれるとこまでやります。
『会場からはざわめきしか聞こえません! それもそうでしょう。誰もが3連覇を疑ってはいまてんでしたし、負けるとしても1回戦で負けるなどと誰が予想できたでしょう 宍戸さん、何かご感想はあられますか?』
『井上選手の火災流域を受けきりはしましたが、その時点では判定ではかなりの差があったはずです。8割方は井上選手が勝てる試合でした。最後の技は10年試合を見続けてきた私も驚愕しましたよ』
『なるなど、菊地さんはいかがでしたか』
『最後の技の復讐復習は受けたダメージを2倍にして返せる技ですが、そのダメージは自分が受けたダメージから相手に与えたダメージを引いた分が基準になるので、ほぼ相手に与えたダメージを与えてはいけませんし、発動に長い詠唱が必要で、さらに相手に触れながら詠唱しないと効果が落ち、しかも詠唱中に妨害が入るとダメージがリセットされるというものすごく使いづらい技で、プロでもまず見られない癖のある技です。決まればここまで強いとは思いませんでした』
『自分がいくらか攻撃を受けてもいいという彼女ならではの技ですね。この技にかけていたんでしょう、次の松本選手戦では同じ戦法は通じないでしょうが、まだまだ彼女の底は見えません』
『兼田選手がスタンディングオベーションで見送られます。井上選手は破れましたが、次に期待しましょう』
「お疲れ様沙理」
「……秋大。見ててくれた? あなたの作戦は完璧に決まったわ。これを使うまでも無かったわ……」
控え室に秋大が待っており、沙理を出迎える。
この大会では、インターバルの間に怪我などを治すことは認められていない。
実戦では何連戦もする可能性があり、いかにダメージをためない戦い方をしていくかも実力であり、1日で戦うトーナメントの醍醐味でもある。
その点では、松本も沙理もなかなか消耗戦になったと言える。
「最初の強制輸血だけでは決められなかったな。さすが井上さんだな。勝ったからいいけど1回戦から技を見せすぎた感じがするよ」
「……、いいのよ。まだ手はあるわ。最悪この首のチョーカーを外せば……」
「あれを見せるくらいならできればあきらめて欲しいけどな」
「……いけずね。でもあなたのいうことなら守るわ……」
「OKOK。次の試合でも見て休んでおこう」




