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魔法の才能  作者: 35
42/205

嫌われているのか?

「メニューの注文ができたところで、1つ皆に聞きたいことがある」

秋大の言葉に盛り上がっていた2人と寝てた1人とよそ見してた1人が秋大の方を見る。

誰が誰かは多分わかる。  


「ここは6人がけのベンチシートで、そういう席に5人で座る場合3人と2人で座るのが普通だと思う」

「一般的にはそう思われます」

「この立ち位置を見てください」


 海泉   

  秋大 空き 空き

      机    通路 机

  紗英 麻美 空き    沙理


「何これ? 説明できる人」


「ウチは真横はちぃと恥ずかしいので」  

 麻美が答える。彼女は訓練の時も秋大と必要最低限しか接していなかったし、負けた時慰めていた秋大に裾をつかむ以外のアクションはしなかった。

やや貞操観念が強いので、異性との接触は気にするようだ。

決して秋大が嫌いなわけではない。

決して秋大が嫌いなわけではない。

2回言うと逆にそう思われそう。


「わは別さ気さしね私。したばってわかきや秋大さんの横ば取ったきや、いっそ座りたぐてねまるみてだかきや(私は別に気にしないんだけどね。自分から秋大さんの横を取ったら、まるで座りたくて座るみたいだから恥ずかしい訳じゃないんですからね)」

恥ずかしいというのは分かった。そういいつつも、まともに座っているメンバーの中では最も秋大に近い。


「……私は人見知りだから。後ここでは1人でのんびりしたいの……」

なぜついてきたのか。断れ。


「私は明治様の使用人です。明治様がいないので、敬愛する秋大様のお側にいるのは当然です」

ぎりぎり筋は通っている。しかし、図では分からないが、海泉は立っているわけではない。

どっかからかパイプ椅子を2つ持ってきて、1つに腰かけ、1つに足を伸ばして乗せているのだ。

顔はポーカーフェイスだが態度にものすごいだるそうなポーズでは意味がない。

 

「とりあえず、まともに座ろうか」


着席中……



「これで大丈夫ですね」

「説明がまた必要だ!」


  空き 秋大 空き

     机

 麻美紗英海泉沙理蓮


「俺は嫌われているのか?」

「そんなことはありません。ですが、今回はこの2人がメインですから、横は譲ろうかと思いました。こっち側の方がもたれられますし」

「……私も同じよ。ここは本妻の余裕よ……」

「秋大さんのお隣はいっつも一緒にいる人がええゆぅて思いますけぇの」

「わは最初の位置かきや動ぐのがてげだはんで譲ります(私は最初の位置から動くのが面倒なので譲ります)」

「僕はここでいいかな~」

「理由をつけて譲り合ってるんじゃないよ。そして蓮さんは仕事してください」


説得の末、何とか麻美と紗英を横に連れてきました。

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